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2011年08月15日
アウトレットモール・レラでアノ4人?がデビュー
お盆の土日、千歳市にあるアウトレットモール・レラで、北海道にある3つのジオパーク(洞爺湖有珠山・白滝・アポイ岳)が合同のPRイベントを行いました。レラドームの一部をお借りして、こんなブースを設置。
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このイベントは、9月28日~10月1日に洞爺湖有珠山ジオパークにおいて開催される、「第2回日本ジオパーク全国大会」のPRのために行ったもので、レラ内のアウトドアショップで5,250円以上お買い上げいただいたお客様に、3地域の宿泊券やグッズ、特産品などの景品が当たるというもの。
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アポイ岳からは、昆布やフノリ、マツモ、魚醤などの特産品やキャラクターグッズのほか、アポイ山荘のペア宿泊券などを用意。アポイ山荘さんや日高昆布組合さんには一部提供もいただきました。
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洞爺湖も有名どころのペア宿泊券を用意。ガチャガチャ景品を通じてジオパークをアピールです。
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白滝は、自慢の黒曜石を使った体験を用意。たくさんの家族連れが集まっていました。
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そしてもちろん、アノ2人も猛暑にもかかわらず子どもたちに強烈アピールです。
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ところで、標題には「アノ4人」と書きましたが、残る2人はといえば…。
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そう!本ブログをご愛読の方はあるいはおぼえてらっしゃるかもしれませんが、洞爺湖有珠山ジオパーク界隈で出没している、通称「ジオマン」。正体不明の謎の存在ですが、バルーンアートで意外に子どもたちにも人気があるのが、ちょっとジェラシー。今回は登場できませんでしたが、しらたきジオパークには「アンジくん」というキャラもいるとのこと。今度はぜひ、3地域のコラボでジオパークを紹介したいです。(タク)
2011年08月12日
32年の歴史に幕~アポイ自然の村
1979年(昭和54年)からスタートした「北海道自然の村」―様似町は翌年から参加し32年間にわたり「アポイ自然の村」を開村してきました。
首都圏や札幌からの子どもたち、延べ約1,600人がアポイを訪れましたが、いろいろな事情があり今年の夏が最後となってしまいました。
この長い歴史の中でも、受け入れる地元推進協議会会長のOさんのご苦労は言葉では表せないものがあります。本当にご苦労さまでした。

最後の夏、思い出のアポイ岳をバックに記念写真
これまでご協力をいただいた、地元の皆さんにも感謝申し上げます。

漁家・農家への分宿では、数多くの出会いと別れがあり、感動的な場面も・・・帰った後も長く交流が続いているようです。

今回参加した18名を代表して、村長にお礼!

最後の閉村式で、お礼の寄せ書きが書かれたTシャツがプレゼントされ、O会長も・・・生涯の宝物(ご本人のコメントは・・・?)

一つの歴史が終わるのは寂しいものですが、次のステップにしたいものです・・・日高王国もがんばろう!
(Horoman)
2011年08月11日
夏休みまっただ中で、お盆も近づき...
連日38度の猛暑が続く関東や関西の人たちが聞けば、「なに言ってんだ~」と言われるかもしれませんが、様似でも「暑いね~」が挨拶の日々。25度ぐらいですケド…。
そんななか、JR日高本線の始発(終着)駅の様似駅内にある観光案内所で、様似のお土産品が販売されることになりました。これまで、様似では特産品などをまとめて販売する場所がなく、観光客はもちろん、地元の人間も不自由を感じていましたが、これが問題解決の一歩になればいいなぁ。
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緒についたばかりで、品物もまだまだ少ないですが、これから徐々に増えていくことでしょう。とりあえず、何が置いてあるかな~。やっぱりジオ関係で、カンくん・アポちゃんストラップですか。
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次は、この間グッチさんにも紹介してもらった、「尻餅」。様似が日高本線のドン尻であることから名付けられた迷菓です。
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もちろん、この辺り特産の日高昆布などの海産物も置いてあります。
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地元の皆さんもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて、今日から14日(日)まで、様似町中央公民館では「ふるさと写真展」が開催されています。まちの歴史研究グループ・様似会所の会(佐々木猛会長)と教育委員会が共催しているもので、なつかしい写真が飾られています。
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来年が様似町の町制施行60周年となることから、会所の会では記念の写真集を発刊しようと考えていて、そのたための写真提供を町民に促すきっかけとして行っているもの。
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会場には、明治~昭和前期にかけてのなつかしい写真が飾られ、会所の会メンバーも常駐しています。「ウチにこんな写真あるよ~」と、ぜひアルバム片手にお越しください。もちろん、手ぶらでも大歓迎です。
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ところ変わって、こちらは親子岩ふれ愛ビーチ。夏休み・お盆休みとあってキャンパーがけっこう集まっていました。
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このビーチはお盆前後にものすごい混雑となるのですが、今日はまだハシリといったところでしょうか。
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今日の暑さなら、サイコ~の海水浴日和。子どもたちが歓声をあげていました。
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眼前には、アイヌの伝説も残る「親子岩」ふれ愛ビーチ。すぐ目の前で海を楽しめるキャンプ場として人気のスポットです。ご利用の際は、近くのコンビニ・工藤商店のツブめしやタコマンマのかまぼこもご賞味あれ。(タク)
2011年08月10日
断層のはぎとり標本にチャレンジ
アポイ岳ジオパークのジオサイトのひとつに、「日高主衝上断層」というかつての北米・ユーラシアプレートの衝突現場を見ることのできる露頭があります。日高山脈の西方を約140㎞にわたって続く大断層ですが、実際に見ることのできる場所は他にほとんどなく、アポイのかんらん岩を語るうえでも大変貴重なジオサイトです。
場所は、冬島トンネル東口の国道沿いの崖。衝突現場だけあって、破砕帯となっていて非常にもろく、本来ならフリーフレームで覆われるところを、北海道開発局さんのご配慮で残していただいています。
ここの露頭の表面をはぎ取って保存展示できないかと、今日、S小学校のS先生とT学芸員、ワタクシで試験してきました。まずは、断層面まで崖をよじ登って…。
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はぎとる場所を、ハンマーではつって平らにします。上の黒い層が蛇紋岩で日高変成帯の主帯、下の緑っぽい層が変はんれい岩で日高変成帯の西帯にあたります。
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はぎとる場所が整ったら、特殊な溶剤を水で薄めます。溶剤と水の割合は決まっていますが、実際はその時の温度や露頭状況によって微妙に調整しなければならず、けっこう難しかったです。
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はぎとるところにガーゼを置いて、それに溶剤を刷毛で塗ります。モタモタしていると溶剤が固まってしまうので、慎重ながらも急いでの作業です。
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10分ほど待って固まったのを確認し、慎重にガーゼを剥がすと、浸透して固まった溶剤が露頭の表面をはぎとってくれるという寸法。かなりまだらになりましたが、「本格実施」の目途はついたと思っています。
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現在、アポイ岳の麓にあるビジターセンターを、アポイ岳ジオパークのビジターセンターとして全面的にリニューアルすべく作業を進めていますが、このなかでここの断層のはぎとり標本も展示できたらと考えています。
それは、このジオサイトが国道沿いの崖でゆっくりと観察できる環境にないこと、破砕帯のため露頭の保全が懸念されることから、室内で展示することによってその難点を補えたらと考えるからです。
アポイ岳ジオパークは、2つのプレートの衝突というイベントによって現れたアポイのかんらん岩にスポットを当てていますので、ここはその意味では象徴的な場所。なんとか保全できる方法を見出していきたいところです。(タク)
2011年08月08日
天候に恵まれ今年も大盛況の火まつりでした
今日、火まつりの撤収作業を行ってきましたが、昨日の本祭りは天候にも恵まれ盛り上がりました。前夜祭では、「カンランくんとアポイちゃんはいないの?」と尋ねられたアノ2人も会場に姿を現しましたヨ。
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リボンナポリン100周年を記念して行っている北海道各地のキャラクターとのコラボのため、リボンちゃんも祭りに参加してくれました。その愛らしさはアポイちゃんを凌ぐほどの人気ぶり。
ところで、カンランくんはというと…。
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勇壮なアポイ太鼓の演奏に加わっていました。彼の趣味がアポイ太鼓と山登りだってみなさん知ってました?アポカンのプロフィールはhttp://www.apoi-geopark.jp/contents/mascot/index.htmlを見てね。
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この3人、今年初めての試みとして行った、「ジオパーク○×クイズ」にも登場。クイズを通じてアポイ岳ジオパークを知ってもらおうと、ウチのKrmdさんがプロデュース。
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優勝者にはアポイ山荘のペア宿泊券、2等は海産物セット、3等は町内の飲食店のお食事券など、豪華景品をゲットすべく、たくさんのお客さんが参加してくれました。
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夜になってどんどんお客さんも増え始め、少々霧がかかっていましたが、熱気ムンムン。
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歌謡ステージの、キムヨンジャさんやみのや雅彦さんには大きな歓声がかけられていましたヨ。
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来年の第42回アポイの火まつりは、町制施行60周年という記念の年でもあるので、例年以上のスケールになるとのウワサも…。担当する302さんも大変だと思いますが、がんばりましょう。
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会場入口に並べられた、夢灯りの会のキャンドル。ワタクシのコンパクトデジカメでは撮りきれなかったので、HoromanさんのD300Sの写真を使わせてもらいました。祭りの雰囲気に花を添えてくれたU会長さんありがとうございました。(タク)


































