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日高耶馬渓エリア

プレートの衝突現場といにしえの道 日高耶馬渓エリア

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 アポイ岳の山裾が太平洋に落ち込み、約7kmの断崖絶壁をつくっているのが、日高耶馬渓と呼ばれる海食崖です。この場所は、かつてのユーラシアプレートと北米プレートがぶつかった場所といわれており、エリア内には一部ながらその境界部(日高主衝上断層)も残されています。

 えりも町の黄金道路と同様に日高山脈の南端にあたり、古くは交通の難所でもありました。断崖上には、約200年前に開削された「様似(シャマニ)山道」があり、現在はフットパスコースとして親しまれています。また、断崖下はかんらん岩の恵みを受けた良質の日高昆布(ミツイシコンブ)が生育しており、磯船での昆布採りや昆布の天日干し作業は、この辺りの夏の風物詩です。