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日高耶馬渓エリア

地形・地質Geological Site

D7

冬島おおまのかつてのプレート境界

かつてのプレート境界

 異なる2つのプレートがぶつかり、めくれ上がったのがアポイ岳を含む日高山脈ですが、まさにそのプレート境界そのものをこの場所で見ることができます。この辺りから東が日高山脈の地層・黒雲母片麻岩や角閃岩(かつての北米プレート側)、西がかつて海の中でできた地質・変はんれい岩(かつてのユーラシアプレート側)で、全く異なる岩石が隣りあっています。この境界は日高山脈に沿って南北に約140kmも続く大断層ですが、ここのように地上で観察できる場所は非常に限られているため、学術的に極めて貴重な場所です。

 山側の崖を見ると、滝地形が見えます。ここがプレート境界です。異なる岩石が隣り合う断層となっているため、ここを沢の水が浸食し、滝地形となっています。 潮が引いた日に、海岸を見ると深い溝地形が見えます。ここがプレート境界です。断層周辺が海の波で削られて深い溝ができました。ここは「おおま」とも呼ばれる場所で昆布の水揚げが行われます。