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様似海岸エリア

海岸の奇岩がもたらした交易拠点 様似海岸エリア

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 切り立ったアポイ山塊の地形とは対照的に、その西方にはなだらかな丘陵地が広がり、海岸線沿いには様似の市街地が形成されています。海岸線には、大小いくつもの岩山が並び、アポイ山塊とともにこの地域の景観的特徴を表していますが、この独特の景観には、何百年も自然と共生してきたアイヌの人々の伝説が数多く残されています。その一つ、昔チャシ(砦)があったとされる観音山は、様似漁港を見下ろす標高100mほどの小さな山。展望台からは海に浮かぶ岩山やアポイ岳などが一望できます。

 また、様似漁港の東岸になっているエンルム岬は、かつての島が砂州の発達で陸続きとなった陸繋島。この麓に1799年、江戸幕府がシャマニ会所を置いたことが様似の黎明となっています。この展望台は、アポイ岳ジオパークを一望できるビュースポットです。