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2011年08月30日

金堀師どもが夢の跡

台風近づいてますね~。昨日今日と蒸し暑く、空模様も怪しげですが、昨日帰宅途中、荒れ模様の雲がすごい夕日を演出してくれそうだったので、通称・観光道路脇に駐車して撮ってみました。

本町市街夕日.jpg

結果はご覧のとおり全然でしたが、ここからのアングルもなかなかでしょう?

ところで今日は、オジさん一行で、ある森の奥へ…。

東金山の沢.jpg

めざす場所は、この沢の上にあるこの洞窟です。

東金山鉱口1.jpg

これは、江戸時代初期に由来する、東金山鉱山跡に唯一残る鉱口なのです。松前藩の古文書に、運別川(現海辺川)の支流・ポロナイ川の水源近くで砂金が発見され、江戸幕府が採掘を始めたことの記述があり、これが様似を記録した最古のもの。

東金山鉱口2.jpg

この穴は、大正から昭和初期にかけて採掘が試みられた鉱口の一つですが、それでも歴史を感じさせますよネ。


東金山鉱口3.jpg

中には、崩落防止のための柱などが朽ちていて、なんとなく踏み入れがたい雰囲気。コウモリの棲家でもあり、入口から覗いただけで早々に退散してきました。

今回は、次週のふるさとジオ塾のコース下見として来たもの。次回ジオ塾は、昔の鉱山跡(金)と今の鉱山(石灰)、それに様似の工場を見学する、ジオと産業の結びつきを学ぶバスツアーなのです。(タク)

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