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2012年01月16日

オリジナルジオグッズをつくったよ!

 

先週金曜日、アポイ岳ジオパーク推進協議会では「ふるさとこどもジオ塾」を開催しました。子どもたちにジオパークを楽しんでもらうためのこの行事、夏休みの砂金採り体験に続く今年度第2弾冬休み企画は4つのメニューからなる「オリジナルジオグッズつくり」です。

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今回は様似小学校1~6年生の21名が参加してくれました。

最初はアンモナイト化石のレプリカつくりから。型採りに使った化石は、おとなりの浦河町産のもの。様似ではアンモナイトは出ないんです。もちろんそれには深ーいジオ的理由があるのですが、今回はむずかしい話はそこそこに、さっそく作業開始!

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紙粘土に化石を押しつけて型を取り、

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水で溶いた石膏を流し込み、待つこと1時間。

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固まったレプリカに色を塗ってできあがり。子どもたちの豊かな創造力で、何千万年もの時を超えて色鮮やかに蘇ったアンモナイトです。

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石膏が乾くまでの間、3班に分かれて順に3つのメニューにチャレンジ。
これは、かんらん岩のマグネットつくり。世界に誇る新鮮で多彩な様似のかんらん岩のチップの表面をヤスリでみがき、

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裏に磁石を貼り付ければ、世界にひとつだけのオリジナルマグネットの完成!

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そして、こちらは虫入り?コハクみがき。樹液の化石である市販のコハク標本(正確には年代の浅いコパルです)をサンドペーパーでみがき、中が見えるようにします。そして、運が良ければ…

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やったー!虫入りだ! 大昔に中にとじこめられた虫にご対面。5人の子どもたちが虫入りコハクをゲットして大喜びでした。

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これが4つ目のメニュー。この子たちはなにをしているかと言うと…

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砂利の中に隠された鉱石の粒をさがしていたのです。鉱石は全部で6種類。全部見つけたら、ステキな宝石コレクションの完成です。

 

実は今回のメニューのほとんどが、我々スタッフにとっても初めての体験。準備と後片付けはけっこう大変でしたが、オリジナルジオグッズを手に嬉しそうに帰っていく子供たちを見ていたら、「さて次回はなにをやろうかな?」
(krmd)

 

なお、今回のメニューは全て昨年10月に北海道の洞爺湖町で開催されたジオ・フェスティバルの内容をほぼそっくり真似させていただいたものです。いろいろとアドバイスをいただきました横山先生(道立教育研究所附属理科教育センター)及び岡本先生(室蘭栄高校)をはじめ、同実行委員会のみなさまに感謝申し上げます。

2012年01月14日

国造りの神様が尻餅をついた跡

浦河まで所要で出かける途中、塩釜トンネルの岩肌がやけにきれいに見えたもので、西町の浜海辺(はまうんべ)に降りてみました。

浜海辺からのアポイ.jpg

海からの風が冷たかったのですが、意外に気持ちよかったです。

浜海辺の凍岩と親子岩.jpg

岸壁の岩も、打ち寄せる波で氷の化粧をまとっていました。

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トテラポットもこのとおり。波しぶきが容赦なく打ちつけます。さて、正面の塩釜トンネル、日差しで岩肌に陰影がつき、よく見るとけっこうおどろおどろしい…。アイヌの言伝えでは、トンネル右側の窪みは、巨神・アイヌラックルが尻餅をついた跡(オショロコツ)で、左側のローソク岩は彼が落とした鯨の焼き串(イマニッチ)だそうです。なんとも、ユーモラスなお話ですよネ。

鵜苫高台の2羽のオオワシ.jpg

そそくさと浜海辺の撮影を切り上げて、本題の浦河へと鵜苫に入ると、鵜苫駅裏の高台にオオワシが2羽、高みの見物。さらに西側にはオジロワシもいたのですが、いかんせんコンデジなもので、これがズームの限界です。(タク)

2012年01月12日

今冬一番の寒さですね。マイナス10度?

いや~、今日は寒かったですね。朝起きたら、部屋の温度もずいぶんと下がっていました。

様似小学校前のスケートリンクもこのとおり。

リンク完成間近1.jpg

教育委員会の職員が夜なべでがんばった成果で、完成まであと一歩です。

リンク完成間近2.jpg

ところで、帰り道。この寒さで様似川の鳥たちもふるえているかと、鉄橋下に寄ってみると…。

歩道歩く白鳥.jpg

堤防上の歩道を白鳥の子どもが座り込んでいました。怪我でもしているのかと近づくと、トコトコと遠ざかっていきます。川の中は寒かったのかしら?

鉄橋下の白鳥とアポイ.jpg

お昼ということもあり、ほとんどの白鳥はかたまって休んでいました。それにしても、寒い!

飛び立つマガンたち.jpg

近づいてもあまり反応はなかったのですが、少し調子に乗り過ぎて肉薄すると、マガモたちがいっせいに飛び立ってしまいました。

今日の北海道は、陸別町などがマイナス28度とこの冬一番の寒さ。我が様似もそこまで冷え込むことはありませんが、マイナス10度ぐらいはいってたのではないでしょうか。お風邪を召さぬようご自愛を。(タク)

2012年01月10日

今年のあなたの運勢はいかに?

5日ぶりのブログでゴメンナサイ。ちょっと事情がありまして、こんなに開いてしまいました。

さて、今日は様似町商工会主催の「歳末大売出し抽選会」が行われました。

大売出抽選・全景.jpg

会場の中央公民館には、抽選券を握り締めた約300人の町民が集まりました。1等は3万円の商品券が5本。以下、いずれも商品券で2等は5千円が100本、3等は3千円が200本、4等が2千円で500本の商品が用意されています。

大売出抽選・年男年女.jpg

まずは、下2桁で当選が決まる3・4等の数字を、年男のYさん(36歳)と年女のSさん(小5)に射抜いてもらいます。

大売出抽選・観客.jpg

会場の皆さんも出る数字に一喜一憂です。

大売出抽選・一等1.jpg

そして、最後の1等抽選は、主催者である商工会の工藤会長さんと坂下町長が加わって勝負!

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観客の熱い視線を背中に受けて、プレッシャーの中、最後の一矢です。

大売出抽選・当選番号.jpg

確定した当選番号はこのとおり。会場にいらっしゃらなかった方に、最速でご紹介しますので、すぐに確認してネ。この後、会場では豪華景品が当たるビンゴゲームでさらに白熱したのでした。

さて、今年の貴方の運勢はいかがでしたか?(タク)

2012年01月05日

まちの火消したちは今年も元気です

今日1月5日は、年始恒例の消防出初式。町内各消防団が一堂に会して、日高東部消防組合副管理者(町長)の観閲と行進が行われました。

出初・整列・全景.jpg

中央公民館前に集まった各分団と消防車両。団員の皆さんも不動の姿勢で観閲を待ちます。

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そして、彼らの前を日高東部消防組合副管理者である坂下町長らが観閲していきます。

出初・副管理者観閲.jpg

この日は、様似のシンボル・アポイ岳もきれいに見えていたのですが…

出初・整列・署員.jpg

とにかく今日は寒かった…。観閲後、直ちに移動して行進となったわけですが、移動中も皆さん、「寒い、寒い」を連発してました。

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それもそのはず、様似川もこのとおり、すっかり氷結してました。着込んできて正解です。

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さて、場所を移して、いよいよ指令車を先頭に消防団の行進です。

出初・行進・先頭団長.jpg

団長を先頭に、団旗、各分団、消防車両と続きます。

出初・行進待つ副管理者他.jpg

役場前では、町長以下議員さんらが見守るなか、堂々の行進です。

出初・行進・先頭大橋.jpg
出初・消防車とアポイ.jpg

行進は、大通り3丁目の日本電工前まで続きますが、ワタクシは寒いのでここらで失礼させていただきました。

様似では、ここしばらく大きな火事はなかったように思いますが、先の震災のようにイザというときには消防署をはじめとする町内消防団が頼り…。忙しい仕事のなか、日々の訓練に臨まれている団員さんにあらためて感謝です。しかし、もう少し観客がほしかった…。(タク)

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