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2014年11月24日
すご~く久しぶりに、JR鉄道(日高本線)に乗りました
少々プライベートな話題ながら、昨日、久しぶりにJR様似駅からディーゼル車に乗り込み、荻伏駅(様似の西方約30㎞先)まで行ってきました。
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朝8時12分発に乗り込みいざ出発。車両は、キハ40型の優駿浪漫号です。
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アポイ岳はわずかにフレーム入りませんでしたので、とりあえず保健福祉センターをパチリ。
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わざわざこの列車に乗り込んだのは、息子の野球クラブの練習場が荻伏にあり、これからはそこに通うこととなるので、予行練習という訳でついでに私も乗り込んだという次第。
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日高本線は、多くが国道と並行しているため、車で通る風景と基本的には変わらないのですが、それでもちょっと山に入ったり、同じ風景でも新鮮な感じでした。旅情を誘うってやつですかね。
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このディーセル車は、ワンマン車。主要駅ならそこで切符を買えますが、無人駅なら整理券を取って下車の際に運賃箱へお金を入れます。
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車両の先頭に行ってみると、また楽しい景色。前方の窓の向こうの風景を納めようと揺れる車内で踏ん張って撮ってみました。
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ちょっと傾いてしまいましたが、いかが?
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そうこうしているうちに浦河駅に到着。目的地の荻伏はここからさらに10㎞先です。日曜の朝ということもあってか、様似~浦河間の乗客数は7~8人(泪)。存続が心配される日高本線ですが、ジオパークとしても観光ツアーなどで活用する方策も考えなければとも思いました。ちなみに、12月4日に浦河の文化会館で「日高本線ゆめフォーラム」という、日高本線の可能性を語るイベントが行われます。平日の13時からなので、なかなか参加しづらいかと思いますが、ぜひご参加を!(タク)
2014年11月18日
様中生がアポイのお花畑を育てます!アポイ岳ドリームプロジェクト
先日の雪がうっすらと残る様似町ですが、今日は穏やかな晴れの日です。私は最近カトちゃんと呼ばれることが多くなったのですが(笑)、ブロガーとしては御無沙汰していましたジオ美です。
さて、様似中学校2年生がアポイ岳の高山植物を育て、アポイ岳に植えよう!という取り組みがはじまりました。ドーンと題して、「アポイ岳ドリームプロジェクト~アポイのお花畑を育てよう!~」です。
講師として、アポイ岳ファンクラブメンバー有志がズラリと集まりました。元気なこんにちは!の様中生です。
アポイ岳では近年の環境変化やシカの食害などで花が激減しています。子どもたちが高山植物を種から自分の手で育て、育った高山植物をアポイ岳へ植えることにより、高山植物が育つことの大変さを学ぶとともに、アポイ岳への愛着を深め、特別天然記念物であるアポイ岳お花畑の再生へと一緒に取り組んでもらうことを目的としています。
今回育てる種です。アポイアズマギクとエゾコウゾリナです。エゾコウゾリナで2~3cmの大きさです。このような種をしているのですね。エゾコウゾリナは綿毛がついていますよ。
なぜ冬に開始??アポイ岳に植えるのは来年5月で、プランターに植えるのは12月ですが、高山植物ですので、種を湿らせて冷蔵庫に1か月ほど入れておくという冷温処理をするためです。この作業を去年やり忘れた私の苗は、開花が遅かったと思います…
毎年、とても生育のよい苗を育てているT村さんより、冷温処理の説明。
キッチンペーパーを湿らせ、軽くしぼります。
そのキッチンペーパーにエゾコウゾリナの種を並べます。繊細な作業です。
アポイアズマギクの種はとても小さいのですが、頑張って並べていました。種が袋に静電気ではりつくのです。
種はチャック付きビニール袋に入れ、冷蔵庫に保管されました。みなさんお疲れ様でした!!教頭先生はじめ様似中学校のみなさま、ありがとうございました。
次は12月12日に静岡大学の増沢先生から指導していただき、いよいよプランターに植える作業です。そして皆さんが3年生になった5月下旬にアポイ岳に植える流れになります。
みなさんが頑張って作業したので、元気に育ってほしいですね!!10年後・20年後に、あの時こんなことやったな〜と思い出してくれれば嬉しい限りです。(ジオ美)
ドリームプロジェクトに関するブログなど
2014年11月09日
カトちゃんがガイドのジオ塾_石の標本箱づくりで様似の大地の成りたちを学ぶ
11月に突入し、冬がすぐそこまで来ているアポイ岳ジオパークですが、今日は連続講座・ふるさとジオ塾の8回目。暖かい恰好で野外学習にチャレンジしてきました。
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今回の講師は、ビジターセンターのカトちゃん。アポイ岳ジオパークで見られる石を集めての標本箱づくりです。でも、標本箱をつくることが目的ではなく、いろんな石を見ることで様似町の景色がどのようにできたのか、大地の成りたちを知ってもらうことが最大の目的。さあ、うまくいきますか?
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まず、カトちゃんが最初に連れて行ってくれたのが、様似市街地の真ん中にある丘の上。
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携帯電話の鉄塔が少々目障りですが、ここから見える景色から、様似の大地がどのようにしてできたかを簡単に説明しました。
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丘の上で、大地の成りたちの概要を聞いてもらった後は、実際にジオサイトに行って石をサンプリングです。ここは様似小学校裏の旧石切り場。約1億年前に海の底に溜まってできた砂岩がむき出しになっています。
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いよいよ、ハンマーを使って石をゲット。叩くのは、用意した標本箱に納まるサイズにするため。幼稚園の女の子はお父さんといっしょに挑戦です。
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カトちゃんは、参加者の協力と毛布などを使って、堆積岩のでき方も解説。先日のカナダでのジオパーク会議の巡検でやっていた手法ですが、結構みんなにウケていました。
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次に一行が向かったのが、新富のチャート。チャートとは海の底に溜まったプランクトンの死がいが固まってできた岩石。これも堆積岩です。ところで、みんなが乗っているバスもアポイ岳ジオパーク。酒井交通さんありがとうございます!
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ここの露頭は普段は叩かせませんが、今日は学習会ということで特別にサンプリング。
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トイレ休憩の後は、日高耶馬渓の大正トンネル付近へ。ここでは、日高山脈の地質の一部である、片麻岩という石をゲットします。
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この日は、時期の割には風もなくとても快適な巡検だったのですが、アポイのすそ野が一番太平洋にせり出しているこの場所は、さすがにけっこうな風が吹いていました。その中で、一生懸命箱に納まるサイズに石を整形している参加者なのです。
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1年生の男の子も真剣です。
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そして最後は、幌満峡。やっぱりアポイ岳ジオパークですから、かんらん岩をゲットしなきゃ。あわせて、かんらん岩のなれの果て、蛇紋岩もサンプリングです。
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全部で6種類の石を納めたオリジナル標本箱の出来上がり。ホームセンターで売っているこんな箱も工夫次第でこんな立派な標本箱になるのです。
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中は、きちんと仕切りがついていて、ラベルも張ってどの石か一目瞭然!
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最後にみんなで記念撮影。初めに言ったとおり、今回の講座の主眼は、様似の大地がどのようにしてできたかを知ること。でも、単に人の話を聞くだけでなく、自分たちが自らハンマーをもってサンプリングすることで、より理解が深まったと思います。なにより、楽しいし!ガイドのカトちゃんの普段の行いの良さで、11月ながらもおだやかな日曜の野外学習でした!(タク)
2014年10月29日
議員さんの行政視察_室戸ジオパーク(四国)報告
アポイ岳の世界認定に向けての、様似町議会のみなさんによる室戸ジオパーク視察。ワタクシも同行させていただきました。しかし、さすがは高知県。とても暖かく、好天もあって室戸入りした28日は絶好の研修日和となりました。
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前日、泊まった安芸市のホテルを朝早く出て、まずは室戸市役所へ。
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室戸市議会の議長・副議長さんの出迎えを受け、さっそく事前にお知らせしていた質問に対する、室戸ジオパークの状況について、担当のWada課長とYuhoraさんからくわしく説明をいただきました。Yuhoraさんが語っていたのは、地域住民との取組み、ボトムアップ。室戸や様似のような地域はなによりその部分が重要ではないかとのお話でした。
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その後、室戸の拠点施設となっているビジターセンターを見学。ここは、道の駅の一角を活用してオープンしていますが、情報発信の拠点施設としては不十分とのことで、現在、廃校となった校舎を改修した新センターを整備中とのことです。大きな海底地形図の前でYuhoraさんが室戸ジオパークの特徴である、付加体や大地の隆起について説明してくれました。
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この地形図は、3Dになっていて、専用のフィルターで見ると、室戸沖海底の南海トラフの深さが実感できるのです。一斉に「おおっ~!」の声が、、、
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なお、ビジターセンターには、今回の視察を記念して様似町議会から贈らせてもらった、アポイのかんらん岩も展示いただいていました。これもアポイ岳の良いPRになります。
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昼食は、ジオパーク弁当。特別メニューですか?と尋ねると、イイエ、定番メニューですとのこと。1,000円で市内のレストランで販売しているそうです。う~ん、ウチにもほしい。
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デザートは、「付加体ケーキ」。付加体とは、海溝で海洋プレート上の堆積物が大陸プレート側に付け加わってできる地層のことで、日本列島はこの付加体によって作られています。室戸は、その海底深くの付加体を陸上で見ることのできるジオパーク。付加体のシマシマを表現したケーキだそうです。これもほしい。
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昼からは、そのシマシマが見られるジオサイトへ。どうですか、この景色。室戸沖海底で付け加わった砂や泥の地層が、大地の隆起によって陸上で見られるのです。ワタクシ、この地層にかなりカンドー!
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ガイドの話と実際に目にする地層とで、大地の成りたちを実感できるのがジオパーク。見やすいように遊歩道も整備されていて、すばらしいジオサイトだと感じました。
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次に案内されたのが、室戸岬。岬めぐりのお客さんが良く来るここには、昔バスの待合所を改造した、ジオパークのインフォメーションセンターがありました。こじんまりとした雰囲気がイイですね。
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ここには、ボランティアガイドさんが常駐していて、お客さんの要望に合わせて岬のガイドも行っているそうです。しかも、正月をのぞき年中無休。スバラシイ!岬のジオサイトはここのガイドさんに案内していただきました。
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インフォメーションセンターのすぐ横には、薩長同盟の立役者の一人、中岡慎太郎の巨大像が。その慎太郎が見つめる太平洋に向かってジオサイトのある海岸に降りると、、、
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慎太郎像の背後はこんな高台。ガイドさんの説明によると、この岬突端の丘の高さは約130mあり、この上は約12万年前(聞き間違いもあるかもしれません)には波打ち際だったそうです。これは相当な隆起スピード。アポイ岳周辺の海岸段丘なら、12万年前であれば40~50mといった高さです。さすが、大地の隆起を実感できる室戸ジオパーク!
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百聞は一見にしかずということで、室戸の現状を垣間見ることができ、議員さんはもちろん、ワタクシもたいへん勉強になりました。これから世界審査を受けるアポイ岳にとって示唆に富んだ研修だったと思います。対応いただきました、室戸市の市議会やジオパーク推進課のみなさま、お世話になりました。今後の交流を期してまたよろしくお願いします。
写真は、高知発の朝に散歩してきた高知城(重要文化財)。戦国大名の山内一豊に長宗我部元親、維新役者の坂本龍馬や中岡慎太郎、岩崎弥太郎、ジョン万次郎、板垣退助と、歴史満載の高知県ですが、室戸ジオパークの取組みが高知県の観光にも新しい風を送り込みつつあるのを実感した研修でした。(タク)
2014年10月27日
週末は桜守、週明けは室戸ジオ視察で四国上陸です
とても天気が良かったこの週末。町内の有志でつくる「桜守の会」の桜手入れ作業があり、ワタクシもお手伝いしてきました。
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桜守の会は、町内に植えられた桜を手入れすることで、まちの景観を良くしようと有志が集まって活動しています。この日は、西町から栄町にぬけるいわゆる観光道路沿いに植えられている八重桜と、アポイ山麓公園のエゾヤマザクラを手入れしました。
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桜切る馬鹿といいますが、枝払いした部分には防腐剤を塗って保護します。
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それにしても、今年は紅葉が1週間ぐらい早いのですが、その分、色鮮やかな印象があります。この日のアポイ公園もなかなかの色づきでした。
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なお、病気にかかってしまっている桜は、他の木に伝染するとのことで、キャンプ場のファイヤーサークルで焼却処分。久しぶりの火遊びでした(不謹慎ですね)。
さて、週明けの今日はガラッと変わって、遠く四国の高知県に。議員さんの室戸ジオパーク視察に同行させてもらっています。
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写真は、高知龍馬空港内の坂本龍馬像。
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空港外は、北海道にしたら夏の雰囲気。常緑樹が目にまぶしいです。
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リョーマの休日ですって。高知はどこもかしこも「坂本龍馬」ですね。そんな高知の西の端が室戸市。
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ありました、ありました、室戸ジオパーク。世界認定になってから、直したのかな?張り直しの部分がかわいいです。アポイ岳が世界ジオパーク候補地として推薦をいただきましたので、先輩ジオパークである室戸で、どんな成果と課題があるのかを、議員さんとともにしっかり見てきます。その様子は、また後日皆さんにもお知らせしますから~!(タク)



