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2025年01月24日
中国より極地未来のかたがたが様似町に来られました
1月24日(金)に、中国より若手研究者、学生や学校の教員なども含む、「2024年度極地未来青年代表団(日中植林・植樹国際連帯事業)」の30名がアポイ岳ジオパークビジターセンターを訪問され、ゆっくり見学されていきました。
最初に様似町の地質と関係のある自然や保護活動、防災について、学芸員の話を聞きました。
そのあとに質問と自由見学の時間となり、地域の産業・アイヌ文化・日本のジオパークの制度・日本の学校での子供たちの地域学習の取組みについての数多くの質問を受けました。展示物は、かんらん岩の偏光顕微鏡、香港ジオパークと標本交換した岩石標本、日高山脈周辺のシームレス地質図・お土産品に注目されていました。
2017年5月に設立された極地未来(Polar Hub)は、科学探査、市民科学、科学普及などの自然を基盤としたソリューションにより、氷河の保護と気候変動への対応を専門とする中国初の公共福祉組織です。
記念品をいただきました。
2025年01月18日
カン×カン講座「温風穴を見てみよう」
1月18日(土)にカン×カン講座「温風穴を見てみよう」を開催しました。前日に雪が積もったため、温風穴の周りだけが雪が溶けており、外気温よりも温かいことを実感でき、とても観察に適した状況でした。
途中、観音山さくら祭りなどの話をしながら、温風穴を目指しました。
図書の本で、本州の下仁田や苗場山麓の風穴では、蚕産で活用されていることが紹介されました。
親子岩も良く見えました。
温風穴周辺のみが雪が溶けています。触れると少し暖かく、温度計はプラス9度をさしました(外気温はマイナスです)
様似郷土館からは、風穴にまつわる昆虫についてお話いただきました。
温風穴では、雪が溶けていました。
展望台にも行きました。つららは、外したくなるようです。
ミヤマガマズミ?ナナカマド?の赤色の実が目立ちます。アカゲラの声も遠くに聞こえました。
安全管理のために、雪道をつけました。雪道をつける前
雪道をつけた後
道を作り終えた達成感のテンションのまま、天使模様もつくってみました。
北海道新聞の記事に掲載いただきました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1114044/
北海道日高振興局「社会教育だより」令和6年度2月26日号にも記事掲載していただきました
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hdk/syakaikyouiku/top.html
2025年01月14日
陸上養殖事業者招致事業のかたがたがアポイ岳ジオパークビジターセンターを見学されました
様似町水産振興協議会が主催する「陸上養殖事業者招致事業」で、1月14日に、7名がアポイ岳ジオパークビジターセンターを見学されました。福島県や札幌から来られていたため、「アポイ登山」や「明治時代に活躍した会津藩士の西忠義」が浦河支庁長として日高の発展に貢献した話が好評でした。訪問団は、新日本電工(株)・幌満コミュニティーセンター・旧ソビラ荘・日高中央漁協様似事業所・町内飲食店を訪問されるとのことでした。その位置情報とその施設に係る様似町の自然と文化について話をすることにしました。その後、訪問団と事務局で「ビジターセンターで聞いた話は、これですね~」と会話がなされたようでしたので、ご満足いただけて良かったです。
ところで1月14日も雪が。今年度はそれほど雪が降っていないのですが、何かある時に限って雪のことが多い状況です。もちろん雪の景色は、楽しみの一つではありますが。
2024年12月21日
カン×カン講座「年越し準備!!オリジナルしめ縄飾りづくり」に行ってきました
様似郷土館が主催のカン×カン講座「年越し準備!!オリジナルしめ縄飾りづくり」に行ってきました。
しめ飾りは、神様をお迎えするために、正月に門口や神をまつる場所のすぐ前にかけるものです。地域によって、種類もいろいろで、私は「ごぼうじめ」と「玉飾り」を見たことがあります。12月13日以降に飾ると良いそうです。
様似図書館の関連図書も設置されました。日本津々浦々のしめかざりの写真が、背景「黒」で登場する本はかっこいいですね。
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アポイ岳ジオパークビジターセンターからは、縁起のいいものとして「亀・ひょうたん・千鳥」を紹介しました。亀は「長寿・継続」。様似町沖では「オサガメ・アカウミガメ・アオウミガメ」がいるようです。ヒョウタンは「除災招福、子孫繁栄・魔除け」。最古の栽培植物の1つで、1万年の歴史があります。千鳥は「勝運祈願・目標達成」。しめ飾りに亀の飾りをつけたかったので「亀」の話です。
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ヒモを切って、束ねてねじって、ねじって輪にしました。グルーガンで飾りをつけました。ダイダイ(橙「代々」とかけて子孫繁栄ということだそうです)がかわいい。
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シカツノのしめかざり、とってもカッコよいのができあがっていました。みなさん素敵なしめ飾りができあがりました。大盛況のカン×カン講座でした。
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さて、様似郷土館では門松を作成中のようですので、1月以降に様似郷土館に行ってみてください。
1月のカン×カン講座は、観音山探検で風穴を見に行きます。ぜひご参加ください!!
2024年12月14日
帯広百年記念館の博物館講座「大地が語る十勝の自然史」
十勝管内大樹町と幕別町忠類の間に「大樹忠類IC」があるのですが、そこから見た日高山脈。天気も良く、山頂に雪が残っている景色が見られました。
なぜ、十勝の話?
12月14日に、日高山脈を越えて、十勝管内帯広市にある帯広百年記念館の博物館講座「大地が語る十勝の自然史」に行ってきましたので、そのレポートです。平成17年から毎年、帯広百年記念館と帯広百年記念館友の会十勝の自然史研究会の共催で、十勝の自然史にかかわる講演会「大地が語る十勝の自然史」を開催されています。19回目です。凄いです。2024年6月25日に「日高山脈襟裳十勝国立公園」に指定されたことで、日高山脈の持つ地質学上の価値についてが今年のテーマとなり、「日高山脈周辺の地質・アポイ岳ジオパークについて」講演しました。内容は、次の4部構成にして、各自の関心ごとにあわせて対応できればと考え、前半講話・後半実験と観察にしました。
(1)様似町ってどんなところ?
(2)日高山脈・かんらん岩の価値、プレート衝突と日高山脈
(3)アポイ岳ジオパークの楽しみ方
(4)実験と観察
質問や感想をたくさんいただきまして大変勉強になりました。そしてとても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
ふと気になったのが、アポイ岳ジオパークビジターセンターに勤務していると、昔に登った日高山脈の○○山の山頂の岩石は何だったのか?と質問をいただくことがあります。今回も質問をいただきました。せっかく日高山脈が国立公園になりましたので、登山者も楽しめる地質図を展示できないかと思いました。



