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2024年09月19日
アポイカレッジ講演会「北海道巡検とジオツアー」開催しました
9月19日にアポイカレッジ講演会「北海道巡検とジオツアー」を開催しました。
日本各地のジオパークに詳しい早稲田大学の高木先生から、北海道の地質をめぐる・巡検の魅力をジオツアーとして語っていただきました。行ったことのあるかたも多い北海道の名所「層雲峡や三国峠など」のなりたちを、美しい写真とともご紹介いただきました。
2024年09月18日
浦河町立堺町小学校の理科の地層の学習
隣町浦河町の堺町小学校6年生の理科「大地のつくりと変化」単元の野外学習に同行しました。
この場所では1億年前の砂岩・泥岩・化石を観察しました。
浦河町は学校の近くに化石の見られる場所があり、短時間で学習に行くことができる地域です。
火山のはたらきでできた地層も観察しましたが、児童たちはセミの抜け殻も見つけてくれました。
2024年09月13日
様似小学校のアポイ登山学習
9/13(金)様似小学校のアポイ登山学習に行ってきました。本来は5月に登山予定だったのですが、雨で延期していたのです。ついに登山できました。「5年生は岩石や地層、4年生は花、3年生は生物」と学年ごとに異なるテーマで、少し学習もしながら登山しました。
とっても天気が良く、日高山脈、様似小学校、えりも岬も見えました。
馬の背で、プレート衝突でできた日高山脈の話をするにあたり、バッチリ日高山脈が見えました。
山頂にはツバメ・キアゲハが飛んでいました。ところで、例年5月の様似小学校アポイ登山でも、毎年キアゲハばかりが山頂にいたので、9月でもなぜいるのだろうかと思っていました。帰って調べてみると、キアゲハの雄が山頂で占有する「ヒルトッピング行動」というものがあり、しかもキアゲハは春と夏の2化(新ひだか町では3化)ということで、9月も山頂にいたようです。
ダイモンジソウ・ウメバチソウなどのアポイ岳の最後を飾る花々が咲いていました。
エゾノハクサンボウフウ?
ミヤマワレモコウ
ヤクシソウ
ススキとエンルム岬
ミヤマアキノキリンソウ?
桜の葉が色づき始めました。帰りのバスと児童たちです。
ナナカマドも実になっています。もうすぐ紅葉の季節です。
2024年09月06日
ジオパーク巡回展「地球時間の旅」が様似町中央公民館ギャラリー21ではじまりました。
9/6(金)、ジオパーク巡回展「地球時間の旅」が様似町中央公民館ギャラリー21ではじまりました。9月26日(木)までです。また、9月19日(木)には、アポイカレッジ講演会「北海道巡検とジオツアー」を開催しますので、あわせてご覧ください。
町立様似図書館でも展示していましたが、公民館では配置を少し変更してみました。
様似小学校5年生が作成したポスターも掲示しています。ジオパークや大地のことを分かりやすく表現してくれました。アンケートにもご協力をお願いします。
2024年09月05日
様似小学校5年生と様似山道に行ってきました
9/5(木)、様似小学校5年生と様似山道に行ってきました。
様似山道は、1799(寛政11)年、江戸幕府が北方警備の増強を目的に、海岸交通の難所・日高耶馬渓(様似町冬島~幌満間)の迂回路としてその崖上に開削した道。様似小学校5年生は、宿泊学習の一環として様似山道を歩きます。今回は冬島コトニから原田宿を目指して、折り返すことにしました。
山あり谷ありの道です。
スタート地点のコトニ小休所は、太平洋が広がり、景色がとても良い場所です。
頑張って全員が歩き通しました。
私は地質担当ということで、様似山道はプレート境界を横切る道で、プレートの違いは、岩石の違いで見分けられることを説明しました。最初の沢は青色の石ですが、最後の沢は赤色の石に変わることに注目してもらうことにしました。
また、児童たちは次々に昆虫を見つけては学芸員に聞いていました。
シカが食べないミミコウモリ



