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2011年03月04日
春の日のアンサンブルはいかが
様似図書館でスプリングコンサートが催されるようです。
木管五重奏団「ウィンドアンサンブル・ポロゴ」コンサート。3月13日(日)、開場13時です。出かけたくなるような陽気だといいですね。ぜひ、ご来場ください。
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| ポロゴコンサートポスター9(A3).pdf |
ところで、その図書館の玄関正面の壁に掲げられている木彫。アノ、砂澤ビッキ(1931-1989)の作品です。とても大胆な彫りの魚体に幻想的な模様が印象的。正直、よく分かりませんケド、近くで見るとケッコウ圧倒されます。
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天井を見上げれば、ステンドグラスの周りをゴメ(?)が飛んでます。
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蔵書数93,000冊。広々としたスペースには、雑誌コーナーや視聴覚コーナー、ゆっくりと本を楽しむコーナーなど充実の空間です。
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移転改築された様似高校の跡地に平成2年(だったかな?)に建てられた独立図書館です。
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人口5千人足らずのまちには、少々ぜいたくと思われるかもしれませんが、町民の情報センター・憩いの場所として、今ではなくてはならない施設です。(タク)
2011年03月03日
オリーブグリーンは様似のオフィシャルカラー
先日、所用で南産業の倉庫まで行ってきました。ここには、硬~いかんらん岩をも見事にカットしてしまう巨大岩石カッターなどの工作機械があるのです。
様似町役場前のかんらん岩広場の研磨標本も、すべてここで切断・研磨されたもの。小さなものはいざ知らず、巨大な岩石までも切ることのできる設備は日本でもそうそうないんじゃないでしょうか。
目には目を、歯には歯を…。巨大岩石には、巨大歯を。
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直径2mもあろうかという巨大回転歯。近くで見ると迫力があります。
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さらに大きな岩は、もうひとつのカッターで切断します。が、歯が見当たりませんよネ。
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実は、回転歯では大きさへの対応に限界があり、巨大岩石は、なんとダイヤモンドが埋め込まれたワイヤーで切るのです。
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様似町内には、よく見るとかんらん岩広場のほかにもいろんなかんらん岩のモニュメントがあるんですよ。なかでも、私がイチオシなのは、様似中学校の石標。オリーブグリーンの色合いと磨きがすばらしいんですよ。
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倉庫の中には、磨き残したかんらん岩のキュービクルもあったり、切断後のハネ物が山積みされていたり、きっと石好きにはヨダレが出るような宝物なんでしょうネ。
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これら石の切断や磨きを行っているのが、この道?年の職人・Nさん。アポイ岳ジオパークのサイトサイン整備のときにもお世話になりました。
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火星よりも遠い地下深くのマントルからやってきたアポイ岳のかんらん岩。世界で最も重い岩石で、硬さも尋常じゃないそうです。でも、切って磨けばマントルにあった姿のオリーブグリーンが顔を出す美しい石。アポイ岳ジオパークのジオサイト看板として町内のあちらこちらで目にしていただけますので、説明板だけでなく、石もぜひいっしょに観察していただければうれしいです。(タク)
2011年03月02日
カンランアポイを探せプレゼント発送
当webサイトのお楽しみコンテンツの1つ「カンランくんアポイちゃんを探せ」
http://www.apoi-geopark.jp/contents/mascot/look.html
のプレゼント企画第一弾の応募締め切りは先月末でした。
ということで、本日、応募いただいた方々の中から厳正な抽選を行い、当選者が決定しました。

当選者にはカンランくんとアポイちゃんの携帯ストラップペアと、当選通知をお送りしました。

ご応募いただいたみなさん、この緑色の封筒が届くのをどきどきしながらお待ちくださいね。
届かなかった方は、ごめんなさい。次回以降もチャレンジをお待ちしています。
ちなみに、今回のカンランくんアポイちゃんの隠れ場所とキーワード(答え)を教えちゃいます。まだ答えを見たくない方は、この下の部分を見ないでくださいね。
キーワード1「ア」の隠れ場所
http://www.apoi-geopark.jp/geopark/index.html

キーワード2「ポ」の隠れ場所
http://www.apoi-geopark.jp/apoi/theme_a2.html

キーワード3「イ」の隠れ場所
http://www.apoi-geopark.jp/apoi/theme_b.html

キーワード4「だ」の隠れ場所
http://www.apoi-geopark.jp/apoi/theme_c2.html

キーワード5「け」の隠れ場所
http://www.apoi-geopark.jp/apoi_map/index.html

というわけで、キーワード(答え)はズバリ「アポイだけ」。
ちょっと場所がわかりにくかったかも知れませんが、みなさん、いかがでしたか?
次回もお楽しみに!(krmd)
2011年03月01日
日高王国で首都圏へ
2週間ぶりのごぶさたです。
先週4日間、前回お知らせした「日高王国」用務で東京、大阪へと行って来ました。
みなさんにお土産を買ってきたので、先着10名の方へプレゼントしまあす、と
言いたいところですが、今回はお土産ばなしでご勘弁を。
今回の目的は旅行代理店をまわり「修学旅行のおりには是非とも様似、
浦河を訪れ1次産業体験をして、民家に泊まってください」という売り込みでした。
横浜、大阪にある大手旅行会社を含め20社ほどの修学旅行
担当者の話を聞いたところ、いずれも日高には好印象。
馬がいて、海があって、山があって景色が素晴らしいので千歳から3時間くらいは問題
ではないと言われ、気を良くしました。
行くまでは「やっぱり小樽や富良野が人気だろうなあ」「旭山動物園から
遠いのはネックだろうなあ」と心配していましたが、担当者の食いつきには正直
驚き。
競馬好きの担当者だったのか話が馬に及ぶや「めっちゃテンション上がって
きたわあ」とネイティブの関西弁で身を乗り出してました。早速、来年280名受けてほしい、
再来年150名で行きたいので行程の案を送ってほしい、とすぐにでも商談が成立するかの
勢いにタジタジ。
みなさん!この日高は、実際住んでいるとわかりにくいのですが、私たちが思っている
よりずっと集客の可能性を秘めたところなんですよ。
担当者たちが発する北海道へ行きたいオーラを思い出すたび、私の確信は強まっていくのでした。
(302)
(何か都会的な1枚を、と思ったのですが、こんな写真しかなくてすいません。これ横浜のランドマーク
です。写真を見返したら、仕事してるより遊びで撮ったものの方が多かったので…)
2011年02月28日
アポイのマムシとキタゴヨウ
昨日一日、サーバの不具合で当ブログ及びHPが閲覧できなくなってしまい、ご迷惑をおかけしました。無事復旧しましたので、引き続きご愛顧願います。
さて、昨日は雪もちらつき冬に逆戻りしたような一日でしたが、アポイ山麓に散策に行ってきました。アポイ岳ビジターセンターの奥を登山道入口まで行くと、旧公園事務所があり、その付近になにやらコンクリートの構造物がいくつも…。
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実はこれ、マムシの養殖場(マムシセンター)跡なのです。最近、アポイの登山道の岩場でも目にするようになり、看板などで注意を促していますが、そのアポイ名産をお土産にしようと、30年以上前に取り組んだ夢の跡。なかなか越冬できずに断念したと聞いていますが、この中に何百匹ものヘビさんがいたんですよ。お~さむ。
すぐ近くの登山道付近のアポイ橋。川は、アポイ岳と吉田岳の鞍部を源とするポンサヌシベツ川で、砂防ダムや河岸整備が施されています。
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橋の右手には、北海道には自生しない杉の木が…。実はこれ、明治から大正にかけてこの辺りにあった松本製材所事務所が植えたもの。この辺りや東平宇の樹木を伐採した大製材工場で、冬島漁港はその当時、この製材所の専用汽船の積出し港だったそうです。地域にもいろいろと貢献したそうですが、平宇の「キタゴヨウ」の多くを伐採してしまったのは残念なことです。現在、様似のキタゴヨウは幌満峡にわずかに残るのみとなっています(天然記念物)。
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川べりを遡り、砂防ダムの上の方まで初めて行ってみました。ダムの上流は景色が一変。かんらん岩の河床を清水が流れます。
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さらに川を遡ると、なにやら遠くに…。
なんと、また砂防ダム。しかも下流のものよりさらに一回り大きなもの。まるで密林の中の神殿?こんなにいるのでしょうかネ?
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ダムの上はひらけた地形が広がっていました。キリがないので、ここらで引き上げ。
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さて、マムシセンターは夢の跡ですが、10年ほど前に公園内の屋外ステージ床下から大量のマムシの焼酎漬けが発見。そのエキスを使って製品化されたのが、アポイ山荘で販売する醸造酢「アポイのまむ酢」です。
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水や氷で薄めて飲んだり、料理に使ったりと、その滋養はなかなかとのこと。300ml入り1,260円で、かなり酸っぱいですが、ぜひ一度お試しあれ。(タク)


























