ブログ

2023年10月23日

香港のライオンズ自然教育財団

104~7日に香港ライオンズ自然教育財団(LNEF)の6名が様似町に来町し、アポイ岳ジオパークのツアーを行いました。LNEFはユネスコ世界ジオパークと多くの関わりがあり、最近では香港ユネスコ世界ジオパークとのつながりで、アポイ岳ジオパークへの訪問を手配することができました。

ツアーが正式にスタートしたのは105日ですが、ちょうどその頃、この地域は悪天候に被害が起こしてしましました。24時間に約200mlの大雨が降り、西様似地区では大きな洪水と土砂崩れを引き起こし、様似町の国道が通行止めになりました。

悪天候のなかでもツアーを続けることができましたが、スケジュールを調整しなければなりませんでした。LNEFのメンバーがジオパークについてもっと知ることができるように、まずビジターセンターからスタートしました。そこからエンルム岬に向かいました。

HK LNEF 01.jpg

アポイ岳ジオパークビジターセンター

HK LNEF 02.jpg

エンルム岬

次に中央公民館に降り立ち、中学生が考案したアポイドリーム弁当を食べました。昼食後、また雨が降り出しましたので、次の目的地は様似図書館で、「様似のむかしばなし」のアニメーションを見たり、ジオパークコーナーを探検したりしました。

雨は少し上がりましたので、幌満峡まで行って、東邦オリビン採石場を見学し、幌満生活感でお茶休憩をしました。ホテルに戻る途中、プレート境界の跡地に立ち寄ったが、また激しい雨が降り始めましたので、長くいませんでした。夕食は地元のレストラン「おみなえし」で、美味しい刺身と天ぷら定食が提供されました。

ツアー2日目のスケジュールも調整され、石磨きやアイヌ刺繍教室といった屋内でのアクティビティが中心となりました。幸運にも午後は雨が止み、ブラアポイを行うことができました。

HK LNEF 03.jpg

ブラアポイ

HK LNEF 04.jpg

アイヌ衣装の体験

また、幌満峡の稲荷神社まで行けるようになり、川を泳いで産卵するサケを見ることができました。一日の最後には、ホテルアポイ山荘で夕食の交流会が開かれました。交流会では、LNEFの代表が、香港ライオンズクラブの活動や香港ユネスコ世界ジオパークとの協力について説明しました。LNEFはまた、アポイ岳ジオパークにLNEF30周年を祝う記念名盤と出版物を贈呈していただきました。2日間のツアーを締めくくるに素晴らしい交流会となりました。

HK LNEF 05.jpg


HK LNEF 06.jpg

月別アーカイブ

  • Mt.Apoi Geopark Facebook