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2011年07月19日
街並みにもいよいよまつりの雰囲気が...
今日は、来月に行われる、様似の一大イベント「アポイの火まつり」の町内飾付作業を手伝ってきました。
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今日から祭り当日までの半月間、町内に提灯やのぼりが飾られ、様似もいよいよ夏の雰囲気です。
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みなさんのスムーズな作業で、役場前もこのとおり。
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また、例年エンルム岬に灯される「火」文字も足を滑らせながらなんとか設置できました。
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展望台の脇には、きれいなアヤメ(ハナショウブ?)が咲いていて、作業をサボってしばし眺めを楽しませてもらいました。
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国道沿いには、様似建設協会さんに毎年設置いただいている行燈も…。
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「第41回アポイの火まつり」は、8月第1土日の6・7日に、JR様似駅横の「ふれあい広場」で開催されます。様似の短い夏を盛り上げる一大イベント。カンランくん・アポイちゃんの二人も暑さに負けずみなさんをお待ちしてますので、ぜひ、みなさんお越しくださいネ。(タク)
2011年07月15日
今年も大学巡検の季節がやってきました
先日、東北大学(大学院理学研究科地学専攻・大谷教授)の学生さん達が、地学巡検でアポイ岳ジオパークの様似町に来町。幌満のかんらん岩を勉強しに来たのですが、現地に入る前にまず、役場前のかんらん岩広場で、かんらん岩の組成などをお勉強。
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かんらん岩広場は、アポイ岳のかんらん岩をはじめとする日高山脈の巨石を切断研磨して展示している野外博物館。きれいに磨かれた面からは含まれている鉱物の姿を目にすることができます。
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学生さん達は25名ほど。この日の夜に広場での研修内容を発表する班の学生さんは広場の解説パンフ片手に熱心に観察していました。この日はアポイ山荘に宿泊し、翌日、幌満峡に入ってかんらん岩の観察を行うのだそうです。
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大谷先生は、ずっと昔から様似町に巡検でお出でいただいています。今回の震災で仙台も大きな被害を受けましたが、そんななか今年も例年同様、渡道いただきありがとうございました。
今年も秋までにたくさんの学生さんや先生方が研究に来られるでしょう。町内で、見かけない若い集団を見かけたときは、町民のみなさんぜひ、「ようこそ!アポイ岳ジオパークへ」と声かけてくださいネ。(タク)
2011年07月14日
幼児センター運動会でもアポイ岳
以前の当ブログ(6/20)で、「様似小学校では運動会でアポイ岳に登る」ということをご紹介しましたが、小学校だけではないんです。今回は様似町立幼児センターの運動会でもアポイ岳というお話です。
もう10日ほど前になってしまいましたが、7/3日曜日、ふれあい広場を会場に幼児センターの運動会が開催されました。(余談ですが、全面天然芝の上での運動会って、様似に来て初めて見ました!)
さて、そのアポイ岳に関係のあるものとは、年長さんクラスの親子競技「守ろう!美しいアポイ岳」です。
どんな種目かというと、

親子が一緒になって、紅白2組に分かれて競う競技です。女の子はアポイちゃん、男の子はカンランくんを頭に着けて、すっかりやる気まんまん。

親子が手をつなぎ、よーいどんでスタートです。

スタートラインのずっと先には、緑色のものを沢山ぶら下げた山型のロープが…、どうやらあれがアポイ岳のようです。んっ、手前にも何やら緑色の網が。

網の下には、いろんな花の絵。よーく見てみると、おおっ、エゾキスミレやアポイアズマギク、ヒダカイワザクラにサマニユキワリ、そして固有種のエゾコウゾリナまであるぞ!どれもアポイ岳で見られる高山植物ばかりです。これらはすべて、競技に参加する子供たちが色を塗ったものだそうです。

さて、スタートしてここまで走ってきたお父さんお母さんたちは、まずこの網の下をくぐり、花の絵を1枚取ります。

そして、先ほどのアポイ岳まで子どもと一緒に走り、ぶら下がっていた緑色の紙を外し、そこにとってきた花の絵を付けて…

こどもをおんぶしてゴールインというもの。
さて、白熱したレースが続く中、幼稚センターのS先生がこんな場内放送。「高山植物が咲き誇るアポイ岳では、今、大変なことが起きています。それは高山植物の生える場所がササなどで覆われ、高山植物がどんどん減っているのです。そこで幼児センターのかわいいアポイちゃんとカンランくんが美しいアポイ岳を取り戻すべく花を咲かそうと奮闘しています!」
なんと、アポイ岳にぶら下がっている緑色はササで、それを取り除くことで高山植物が回復するという、アポイ岳の現状と実際に取り組まれている高山植物の再生試験を見事かつ的確に表現した競技だったのです。今年初めてのこの競技はS先生が考案したまさに様似のオリジナル競技。S先生、素敵だ!
さて、その間にも競技は進み、

ササとって、花咲く、

ササとって、花咲く、

ササとって、花咲く、と親子みんなで頑張った結果…

すっかりササがなくなり、高山植物の花でいっぱいのアポイ岳がよみがえりました!
この競技にある背景、子どもたちには今はまだよく理解できないかも知れませんが、この競技の経験をもとに、いつの日か大きくなった子どもたちがアポイ岳の保全活動などに携わってくれる日が来るといいな。
(krmd)
2011年07月13日
家族総出の昆布採りがスタートです
「お~い、旗上がったゾ~!」
様似の昆布採りの合図は、赤い旗。これなら、多少の霧でも遠くからよく見えます。
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様似でも夏の風物詩の昆布漁がいよいよスタート。昨日は朝6時前に行ってみたのですが、すでに2杯目にかかってました。アポイもちょっと雲がかかっていましたが、まずまずの天候です。
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平宇の手前、ピラエトの崖下では、船揚げ場付近に10艘ほどの磯舟がひしめいて…。
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ここには、船揚げの斜路があるので、ウインチで磯舟を引き上げて昆布を軽トラックに積み込みます。
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昆布漁は時間との勝負。急いで積みかえて干場に移動します。積み替えを終えた船は、陸(おか)まわりの人たちが天日干ししている間に、また昆布を採りに海に戻るというわけ…。
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また、採る場所に船揚げ場がないときは、昆布漁家の標準装備・軽トラウインチで荷揚げたりもします。
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干場では、お母さん方が手際よく並べていきます。干場の砂利はもちろんかんらん岩。
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アポイ岳ジオパークのジオサイトにもなっている、日高耶馬渓の円館さんのところでもこのとおり…。江戸時代の旅人も通った花崗岩類の岬も黒々とした昆布が敷き詰められていました。
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「お母さん、写真撮ってもいいかい?」「ダメダメ、撮るならお父さん撮りナ!」「いや~、お父さんじゃ絵にならないから~」
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…などとかけあいをしている横で、兄さんは船で黙々と採り作業。馴れた手つきで、長い柄の鉤(かぎ)を使い海中の昆布を引き寄せます。
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あとは寄った昆布を手で岩からひきはがして採り込みます。腕力もさることながら、足腰が鍛えられそう…。
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今年の昆布はあまり生育がよくないということですが、なんといっても様似を含めた日高の主産物。良い漁を願うばかりです。昆布採れないと、陸まわりの人も出番なく、まちの経済まわらないし…。(タク)
2011年07月12日
アノ2人を探せ第2弾のプレゼントはこれだ!
先日、当HPのお楽しみコンテンツ「カンランくんアポイちゃんを探せ」のプレゼント企画第2弾(6月末締切)の抽選を行いました。
http://www.apoi-geopark.jp/contents/mascot/look.html
当選者には既にメールでお知らせしていますので、「応募したけれど、まだ当選のメールは来ていない…」という方は、今回は残念ながら落選ということになります。ごめんなさい。
そして、当選メールが届いた幸運な3名の方、本当におめでとうございます。当選された方のうち遠方の方には本日プレゼントを発送しておりますので、届くのを楽しみにお待ちくださいね。
さて、その今回のプレゼント、中身をどーんと公開します。

左奥が天然の寒ふのり。いつもの味噌汁やお吸い物にぱっと入れるだけで美味しさ大変身です。真中がまぜご飯の素。鮭・ツブ・ほたての3味をセットで。真中奥が言わずと知れた日高昆布と右奥はとろろ昆布。そして、真中手前にどーんと鎮座するのは、様似随一の高級特産品、活真ツブです。今回は大サイズを2個、もちろん生きたままお届けします。アワビにも勝るとも劣らないその旨さを、是非刺身で味わってみてください。
今回のプレゼントは、様似町内の海産物直売所「花蘂(かしべ)水産」さん http://kasibe.com/ のご協力をいただきました。
さて、今回、カンランくんとアポイちゃんがどこに隠れていたかというと、
キーワード1
http://www.apoi-geopark.jp/geopark/index.html

キーワード2
http://www.apoi-geopark.jp/apoi/theme_of_apoi_geopark.html

キーワード3
http://www.apoi-geopark.jp/contents/mascot/index.html

キーワード4
http://www.apoi-geopark.jp/sightseeing/special_product.html

最後のキーワード5
http://www.apoi-geopark.jp/samani/index.html

というわけで、答えはアポイ岳の固有種、町花でもある「ヒダカソウ」。ちょっと、ベタだったかな?
このプレゼント企画、時期は未定ですが第3弾も検討中。次回のプレゼントも、もちろん様似の特産品となることでしょう。是非お楽しみに!
(krmd)






















