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2011年07月21日
アポイ岳情報09:7/21
お待たせしました。約1カ月間ぶりのアポイ岳情報です。
登山口から5合目までの針広混交林内の登山道沿いは、この小さな白い花でいっぱいでした。

ツルアリドオシです。高さは2~3cmほど。
そのほかぽつぽつと見られたのは、この2つ。
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| クルマユリ | ウメガサソウ |
5合目を過ぎると、道沿いを彩る花はそれまでの白から紫に変わります。

5合目から馬の背にかけては、このイブキジャコウソウが満開でした。
そのほか、馬の背の下では、

アポイハハコ

ヒメエゾネギ

アポイアザミ

サマニオトギリ(又はハイオトギリ)

名前も形もちょっと風変わりなアポイマンテマなどが見ごろを迎えていました。
馬の背から上、頂上までの間で見られたのは、

エゾサイコ

オヤマソバ

まだまだ元気なキンロバイ

ミヤマホツツジ などでした。
T学芸員によると、ちょうど今時期は花が一番少ない時期だそうですが、なんのなんの、上で紹介したように飽きない程度にいろんな花が出迎えてくれましたよ。最近、特に本州方面では連日厳しい猛暑が続いているようですが、この夏休みは北海道の中でも特に夏が涼しい様似に避暑にきて、アポイ岳の花など楽しむというのはいかがですか?

さて、今日の登山は道南の檜山管内厚沢部町教育委員会のお二人(前列)と一緒でした。彼らは、厚沢部町にある「土橋自然観察教育林」の保全や管理を進めていく上で、アポイ岳の取組みを参考にしたいということで視察に来られました。土橋自然観察教育林は、ヒノキアスナロの自生北限地でありトドマツの自生南限地でもあるそうです。今回をきっかけに今後も交流を続け、お互いに切磋琢磨していければいいですね。今度はこちらから厚沢部に勉強に(遊びに?)行きます!
(krmd)




