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2011年05月08日
ゴールデン・ウィーク最後の日
今年のゴールデン・ウィークは天気に恵まれませんでした。なかなか晴れが続かず、晴れても風が強く、
お弁当を持ってどこかへお出かけ!という気分にはなりにくい連休でした。思い起こせば昨年の5月1日、
晴天の中で第1回ウニまつりを実施したのがなつかしい。しかし、天気に文句を言っても仕方のないこと…。
そのゴールデン・ウィークの最終日。今日も曇り空でサクッとしない天気でしたが、スポーツセンターでは女
性たちの熱い戦いが繰り広げられました。
「第36回日高家庭婦人バレーボール連盟春季親善大会」に管内各町から9チームが参加し、バレーボール
を通じ親睦を深めました。様似町からは様似はまなすが出場し、地元ファンからの声援をうけていました。
一方、ソビラ荘には演歌歌手の平山さゆりさんが慰問に訪れ、ミニミニコンサートを開きました。
平山さんは3年ほど前にアポイの火まつりに出演したほか、最近では今年1月の交通安全住民大会でも曲を
披露しています。今日も様似町のご当地ソング「様似有情」を熱唱、入所者からのアンコールに応えました。
(前列に座る入所者と言葉や握手を交わし、ねぎらいの言葉をかける平山さん)
「母の日」の今日、約1時間のコンサートの最後に入所者と一緒に「北国の春」を歌い、入所者の代表へ花束を
プレゼントして幕を閉じました。 (302)
2011年05月06日
北上中の桜前線、様似まではあとわずか...
北海道の松前や函館が見ごろとなっている桜前線。例年5月中旬が盛りとなる様似はまだまだつぼみの状態です。日高の桜と言えば、何と言っても新ひだか町静内の二十間道路が有名ですが、おとなりの浦河町では西舎の桜並木、えりも町では庶野公園なども知られています。
さて、我が様似町となれば…。様似ダムかな~ということで、ちょっと様子を見てきました。
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様似ダム下には、町営のキャンプ場が整備されていて、園内は数十本のエゾヤマザクラが植えられています。
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今年は寒いせいか、まだ1本も開花しておらず、つぼみ状態でしたが、週明けぐらいから咲き始めそうです。
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ただ、ダムより1kmほど下流の岡二橋のたもとにあるKさん宅近くの桜は見事に咲いていました。場所によって微妙に温かさが違うのかしら…。
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帰り道、海岸近くの観音山はまだまだだろうと思いつつ寄ってみると、頭の上じゃなくて、足元が満開となっていました。山全体がカタクリとエゾエンゴサクでいっぱい…。当ブログでもkrmdさんが紹介していますが、エゾエンゴサク、アズマイチゲ、キバナノアマナと続き、今はカタクリが主役に躍り出てきたところでしょうか。
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花リレーのアンカー、オオバナノエンレイソウの登場はもう少し後…。しかし、この下に暮らすワタクシ、恥ずかしながらこのリレーをきちんと観たことがないのです
(タク)
2011年05月04日
札幌から臨時列車


5月1日から7日までのゴールデンウイーク期間中、札幌からのJR臨時列車が毎日1便運航されています。
昨年まではファイターズ列車としてペイントされた車両でしたが、今年は普通の列車? でも、3両編成!
折り返しとなる様似駅には、午後1時39分に到着し2時36分に発車となるため、1時間ほどしかありませんが、途中下車せず様似まで来るお客さんのために、観光協会の皆さんが駅の観光案内所前でお土産や特産品販売、様似のPRをやっています。


今年のGWは天候不順で、1日は小雨で、2日は雨と強風であえなく中止、3日は晴れましたが風が強くテントも飛ばされそう! 今日も小雨・・・
後半に期待しましょう。
日によって降りられる人数は違いますが、売り子さんの巧みな会話もあって、売上げもそこそこ、様似のPRにも大いに貢献しています。

発車の際には、売り子さん総出で「ありがとうございます」「また来てください・・・今度はお泊りで・・・」 (horoman)
2011年05月03日
アポイ岳情報02:5/3
みなさん、GWいかがお過ごしですか?
こちら様似では最初の3連休はイマイチ天気に恵まれませんでしたが、2回目の3連休初日の今日は絶好のアウトドア日和。
という訳で、登ってきましたアポイ岳。

同行者は、前回もご一緒したT学芸員、本ブログでおなじみのタク兄い。そして卒業研究のため先月から様似に長期滞在している弘前大学の女子学生2人も、思い出つくりのため参戦です。
前回の登山時(アポイ岳情報01をご覧ください)から2週間ちょっとしか経過していませんが、開花している花の種類はぐっと増えていました。細かい説明は省き、写真で紹介していきましょう。

前回も咲いていたショウジョウバカマ。見られる範囲が広がっていました。

こちらも前回に引き続きヒメイチゲ。登山口から8合目付近までの間、いたるところに咲いていました。

フイリミヤマスミレもぽちぽちと。

エゾムラサキツツジもわずかに見られました。

5合目と6合目の間にはわずかにキジムシロも。

そして出ました、当アポイ岳ジオパークのキャラクター「アポイちゃん」のモチーフでもあるサマニユキワリ。5合目の上で、1株だけ咲いていました。

こちらはアポイタチツボスミレ。フイリミヤマスミレと似ていますが、葉が違うので分かります。
ところで、結構お問い合わせの多い登山道上の雪の状況ですが、今日の時点ではすべて消えていました。前回のアポイ岳情報01では、8合目付近から上にはまだ雪が残っていましたが、今日は下の写真のとおりです。


無事頂上について記念撮影。写真からは分かりませんが、それまでは登っていると暑いくらいだったのに、頂上付近だけはかなり風が強く結構冷えました。みなさんも登山の際は、ウィンドブレーカーなどをザックに忍ばせておくことをお勧めします。
さて、写真中央の女子学生2人はもうじき様似を離れ、弘前に戻ります。2人とも東北で、それぞれ小学校と中学校の教師を目指すとのことですが、いつか修学旅行などで子どもたちを連れてアポイに戻ってきてくれれば嬉しいですね。おじさんたちは待ってるぞ!
(krmd)
2011年05月02日
ゲージツに触れてみるのもいかが?
人によっては最大10連休もあるという今年のGW。そんな楽しい黄金週間なのに、何の予定もないワタクシですが、昨日所用で札幌まで出向くことがあり、その途中ある場所に寄ってきました。
それは、新冠町の「太陽の森 ディマジオ幻想美術館」。
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数年前に廃校となった新冠町立太陽小学校の建物をネットオークションにかけたところ、フランスの幻想画家、ジェラール・ディマシオの美術館として利用されることになったというのが、結構話題にもなりました。
玄関に向かうと、雨が降っているというのに、ベンチで寝転んでいる人が…。
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館内には、所狭しとディマジオ作品が飾られているのですが、以前は児童らが集っていただろうホールもこのとおり…。
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そして極めつけは、体育館のスペース全部を使った世界最大の油彩画。正直、絵はよく分からない世界でしたが、この大きさには圧倒されるとともに、校舎がこんな使われ方をしていることに感動しました。
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この旧太陽小学校。校舎内は天井も壁も床もすべて木目で覆われていて、温かさを感じさせます。外観もおしゃれで、まさに日高山脈の麓にはぴったりといった感じでした。
現在、様似小学校においても改築計画が進んでいますが、ぜひ50年100年後にも評価してもらえるような校舎になったらイイナと思います。
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ところで、我が様似町にもささやかながらゲージツに触れることのできる空間があります。それは役場横にデンと構える中央公民館。館内の壁には、片岡球子や上野山清貢、菊川多賀など主に北海道にゆかりのある画家の絵がたくさん飾られているのです。
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普段は何気なく見過ごしがちですが、見る人が見れば「う~ん」と唸る作品もあるそうですよ。そんな視点で一度公民館を歩いてみてはいかがですか。(タク)













