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2011年02月08日
様似にもほしい 冬のイベント
道内各地で冬祭り、雪祭り、氷祭りなどの冬のイベントが真っ盛り、昨日から道内一のビッグイベント「さっぽろ雪まつり」が始まりました。
私たちの日高には…残念ながら代表するイベントはありませんが、各町それぞれがんばっています。
この土・日、取材に行ってきました。
土曜には新ひだか町静内の「ウインターデ・ライト」へ。みゆき通りをレース会場にした「牧草ロール転がし競走」には6人一組で10チーム以上が参加し、応援団、来場者からの熱い声援がレースを盛り上げます。
また、沿道に置かれたアイスキャンドルに灯がともされ、会場は幻想的な雰囲気に。
(牧草ロールが真っすぐ走ってくれず、暴走する場面も)
日曜には平取の「全道PKグランプリ」へ。参加費(4千円)を払うと昼食用に平取和牛肉がもらえるのが魅力。昼食時にはどのグループも持参したアウトドアチェアに座り、平取自慢の牛肉に舌鼓を打つのでした。
(会場はこんな雰囲気)
(ナイスシュート!ナイスセーブ!)
さて、様似町には春のウニまつり、夏の火まつり秋の大凧・味覚祭り、地場産フェアがあります。残りは冬。冬のイベントで「これ、面白そう」というアイデアがありましたら一緒にやってみましょうよ。(302)
2011年02月06日
大魔神?それともスフィンクス?
ぶらっと、様似漁港に行ってきました。
日曜日は漁もお休み、風もなく穏やかな港内です。釣り人が2人ほどいるばかり…。
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もちろん、漁組の市場もお休みです。観音山がきれいに水面に映っていました。山の上に見える展望台は、様似を一望できるお勧めスポットです。
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港の真ん中にある中防波堤まで歩いてみると、何やら櫓跡のように丸太が何本も…。
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ここから眺めるアポイもなかなか。海抜0mからの撮影なので、雰囲気も少し違いますよね?
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「人もいないし、本当に今日は静かだなぁ」と思いつつ、着た道を戻って、ふとソビラ岩を眺めると…?
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「ん?なにやら人の顔らしきお姿に…?」
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いや、これは…。どう見ても、人の横顔ではありませんか。まるで、アノ「大魔神」?
念のため、西側に回って確認してみると…。
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おお~。これはもはや大魔神というより、天然のスフィンクスではありませんか?ソビラ岩は、その形から別名烏帽子岩とも呼ばれていたそうですが、もっと、スゴい名前をつけたほうがイイのでは?良いアイディアがありましたら、ぜひご一報を…。(タク)
2011年02月05日
様似生まれの偉人、チジュウさんを知る
様似図書館で行われた、ふるさと歴史再発見「岡野知十と、さまに」に行ってきました。
岡野知十は、明治俳壇の一翼を担った俳人で、安政7(1860)年に様似会所の浜御長屋で生まれました。当時、様似のエンルム岬には江戸幕府が設置した様似会所が置かれていましたが、そこに赴任した函館奉行支配調役下役の木川直右衛門の四男・正之助がのちの知十です。
講師は、浦河在住で様似小学校の校長先生であった新渡戸常晴さんです。新渡戸先生は、小さいころから俳句に親しまれ、新渡戸流木の名で「寒雷」の同人も務めておられるそうです。
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演壇には、先生が新聞チラシの裏に書きこんだ、本人曰く「カンニングペーパー」に丁寧な文字がびっしりと…。「すごいなぁ。やっぱり、学者先生ですね。」
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会場には、函館図書館から取り寄せた、岡野知十関連の書物も紹介されていました。
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知十が様似にいたのは3歳までで、彼はその後函館から江戸(東京)にのぼります。知十の父が勤めていた様似会所も今は跡地を示す石標があるだけで、かろうじて面影として残っているのは「エンルムの泉」と呼ばれる井戸ぐらいでしょうか。
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13時30分からの講演で興味深く聞かせていただきましたが、昼イチの聴講はけっこうキツかったです。
「えっ、何がって?」
それは、「雪解けや 俳句の世界に 船を漕ぐ」です。失礼しました~。(タク)
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2011年02月04日
冬の朝の、「生産」の1コマ
2~3日前、朝起きてみると、様似漁港に1隻の黒い貨物船が…。
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「おっ、(東邦オリビン工業の)オリビン積出しかな?」と思って、出勤前に漁港内の日通埠頭に寄ってみると、「日安丸?」。
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オリビンじゃなくて、何やら土らしきものを船からクレーンで荷降ろししています。
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日通の人に聞くと、「スラグだよ。」との答え。「あっ、(日本)電工のね。」とピンときました。
様似町にある日本電工㈱日高工場は、かつては合金鉄を製造していましたが、今は他の工場で出る精錬の際のスラグ(鉱さい)を原料に、土壌改良剤(鉱さいケイ酸質肥料)をつくっているのです。
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スラグは日本電工の徳島工場から運ばれてきたもので、月に1回ほど輸送しているとのこと。
様似漁港内には、小さいながら貨物用埠頭があります。昭和35年に、東邦オリビン工業㈱のオリビンサンドを積出しするために整備されたもので、昭和37年に日本通運㈱に譲渡され、今は「日通埠頭」と呼ばれています。
そういえば、日通さんも昨年、様似駅前からこの埠頭に事務所を移しました。昆布の運搬や引っ越しなどを扱っているそうです。
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冬の朝に、大きな船が入ってくると、「生産しているなぁ~」と、なんかうれしい気分になりますよネ。(タク)
2011年02月03日
窓の外には日高山脈
私たちジオパークスタッフのオフィスは様似町役場の2階にあります。役場内の他の部署は日当たりの良い南に面しているのですが、昨年の3月まで会議室だった私たちのオフィスだけは北向き。その代わり、なんとも贅沢な風景が窓の外に広がっています。これがその風景。
なんと、窓から雄大な日高山脈の一部を眺めることができるのです。右から、楽古岳、十勝岳、オムシャヌプリ、そして野塚岳。写真は昨日(2/2)撮影したものですが、このように晴れた日には青空に銀嶺が映え、神々しいまでの雰囲気です。気持ちがちょっと凹んだときなど、この眺めには何度も癒されてきました。
昨年、私はアポイ岳に10回以上登りましたが、他の山には一度も登りませんでした。今年はちょっと浮気して、右端の楽古岳(らっこだけ)にでも登ろうかと、他のスタッフと話しています。
なお、昨年は楽古岳の登山口へアプローチする林道が途中で通行止めになっていましたが、今年は全線開通する予定だということなので、みなさんもぜひ登ってみませんか? 楽古岳登山口への林道の開通状況については、日高振興局森林室(0146-22-2451)へお問い合わせください。(krmd)



















