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2025年07月11日
7月11日に浦河第二中学校1年生の地域体験学習で浦河町と様似町をめぐりました
様似町と浦河町を比較しながら、大地の成り立ちを学びました。
浦河町幌別で、蝦夷層群の砂岩と化石の話をしました。砂岩や化石を観察してもらいました。
エンルム岬では展望台でアポイ岳を見ながら、成り立ちや花との関係を学びました。
エンルム岬の節理露頭では、マグマが冷えて固まった岩石の話を中心に行いましたが、天日干しされている昆布をも見ることができました。
様似町冬島のプレート境界では、岩石観察と海岸の生物観察を行いました。断層を境に赤色の岩石と青色の岩石が分布していることを、海岸に降りて確かめました。
ちょうど良く干潮で「ネバリモ・ギスカジカ・フノリ・アオサなど」の生物を次々に見つけてくれて、写真におさめていました。
さらに、昆布を水揚げしている様子も見ることができました。
最後に栽培している高山植物と生物を観察して、学校に帰っていきました。少人数ということもあり、質問や感想もたくさん出してくれて、こちらとしても興味があるところを把握しやすく、それに合わせた話もでき、充実した体験学習となりました。



