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2011年04月15日
幌満峡の妖精と若きジオ戦士
今日は風もなく日差しも暖かい、ジオサイト巡りには絶好の日和。
新人のDくんと所要で様似の東側に行ったついでに、彼がまだ「まだ幌満峡エリアの奥には行ってない」というので「ちょっと寄っていくか」ということになり、山道を北上しました。
幌満峡は多彩なかんらん岩がつくる峡谷です。

幌満峡の河原の岩はほぼ全てがかんらん岩です。
天然記念物に指定されたゴヨウマツの自生地近くのジオサイト「A3 ゴヨウマツ記念碑」の河原へと降りようとしたとき、淡い紫色が目に入りました。それは、「ショウジョウバカマ」でした。

ショウジョウバカマ
私が幌満峡に初めて来たのは、ちょうど1年前の今日でした。その時も、ここで、この紫の花が迎えてくれたことを急に思い出し、懐かしくなりました。
さらに上流のジオサイト「A6 幌満川稲荷神社」へ行くと、今度は神社へと続く石段のそばでピンクの「カタクリ」が出迎えてくれました。

カタクリ
様似のカタクリと言えば市街地近くの観音山の群生が有名ですが、先週行った観音山ではまだつぼみも見なかったのに、こんな山奥で先に見るとは意外でした。
さて、幌満峡のジオサイト巡りをしながら、新人Dくんに幌満のかんらん岩についてレクチャーしてみたのですが、彼の反応は微妙。そりゃそうだ。教える私がまだ十分理解していないんだから。かんらん岩の露頭を前に戸惑っている彼の後姿は、まるでちょうど1年前の私。

かんらん岩の露頭を前に佇むDくん。
でもD君、大丈夫だ。私と違いまだ若い君は、きっと乾いたスポンジが水を吸うようにジオ知識を自分のものにしていくはず。1年後の君は、きっと立派なジオ戦士になっているはずだ!(と軽くプレッシャーをかけてみる)。
(krmd)
2011年04月14日
震災に負けずにウニ丼まつり開催です
昨年、初めて開催した「ウニまつり」。GWの開催とあって予想を上回るお客さんが訪れました。
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今年もパワーアップして5月1日に実施しようと、関係者一同意気込んでいましたが、震災の津波の影響によりやむなく断念…。
でも、「ウニ丼まつり」のほうは何とか実施することになりました。「ウニまつり」は、特設会場での1日限りの生ウニ格安販売で、これは中止とさせていただきましたが、「ウニ丼まつり」は、町内の飲食店で約1ヵ月間格安でウニ丼が味わえるというイベント。
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期間は、4月23日~5月31日の約1ヵ月間。町内5店舗(アビヨン・花蘂水産・弁慶・アポイ山荘・喜味の屋)で、最高級のバフンウニが100g以上のっかったウニ丼が2,200円でいただけるのです。
また、このイベントとは別に、日高管内の5つの入浴施設が行う「春の旬グルメ第1弾・日高さくらウニ御膳」も登場。
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こちらは、ウニ70gで2,100円。でも、どんぶりだけでなく白貝の副菜が必ずつきます。様似ではアポイ山荘が参加しています。
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期間は4月23日~5月15日と、「ウニ丼まつり」と同じ時期の開催です。
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「ウニ丼まつり」と「日高さくらウニ御膳」が旬のエゾバフンウニを強力PR。
様似だけの「ウニ丼まつり」はこののぼりが目印…。黄金色ののぼり目指して、この春はイザ様似に来たれ!(タク)
2011年04月12日
アポイの花々は霧が咲かせるのです
先日、役場前の喫茶店・カフェマザーに立ち寄ると、「ねえ、ウチのカップ、アポイのお花をペイントしているんだけど、知ってた?」と、ママが店に陳列している陶器のことを…。
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お姉さん夫婦が旭川で陶芸窯をかまえていて、その作品を展示販売しているとのこと。カップのそこには、ペイントした花の名前もちゃんと刻まれています。落ち着いたデザインで、様似のお土産にもってこいですよネ。
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ところでこの間の日曜日。統一地方選挙の投票日でしたが、とくにすることもなく、家でダラダラしていると、急に辺りが霧に包まれて…。
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これは、おもしろい写真が撮れるかなと、近くの観音山に行ってみました。
「霧が雲海のようになるかなぁ~」などと思いつつ、しばらく展望台からエンルム岬やアポイを眺めていたのですが、なかなか思う通りにはなってくれませんでした。
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暖かくなる様似のこれからは、海霧がよく発生します。せっかく晴天なのに、日が遮られて寒かったりするのが、住んでいる我々にはやっかいなのですが、この霧がないと、高山植物であるアポイの花たちも生きにくくなってしまうのです。(タク)
2011年04月09日
パーク愛好者が待ちに待ったオープンです
今日、アポイ山荘隣にあるアポイ山麓パークゴルフ場がオープンしました。10日ほど前に見に来た時とは見違えるように、芝の緑がきれいに出ていて、まずまずのコンディションではないでしょうか。
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ゴルフ場を管理する坂下アポイ山荘社長(町長)らの始球式で、9時にオープンです。
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そして、いよいよ初打ち…。最初ということで、多少力が入ってしまうかもしれませんが、みなさんこの日を楽しみにしていたようで、笑顔でコースを廻っていました。
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地元の新聞記者さんもプレーヤーのNさんをつかまえて、いろいろと取材…。
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それを眺めていたワタクシ、そのNさんの腰元にある物を発見。「ん、これは何だ?」
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なにやら、アノETの指のような先端。しかも、腰に付いた巻尺のようなもので取り出したり、ひっこめたりするのです。
実はこれ、球拾いのためのアイテム。地面まで手を伸ばさなくても、球が拾えちゃうのです。さすが、パークゴルフ。
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料金などはこちらをご覧ください。http://www.apoi-geopark.jp/sightseeing/spot.html
このパークゴルフ場は、アポイ岳と太平洋を望む3ホール27コース。11月いっぱいまで営業し、町内はもとより道内からも多くの愛好者が難コースを楽しみます。
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プレーの後は、広々としたお風呂を楽しむも良し。レストランでビールやお食事を味わうのも良し。隣接のアポイ山荘もどうぞご利用ください。
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また、ツブや毛ガニ、ウニ、昆布など、前浜の幸は、市街にある花蘂水産でお買い求めできます。http://kasibe.com/
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お帰りの際は、ぜひお立ち寄りいただき、様似の自然と景色だけでなく、ウマイものもご堪能いただけるとうれしいです。(タク)
2011年04月08日
意外な展望スポットを発見、でも誰でもとは...
以前、krmdさんのブログでも紹介されましたが、ウチの事務室からはいつも日高山脈南部の山々が望めます。
春一番だった昨日も、仕事の合間に見てみると、緑が目立ち始めた里とは対照的な白い山並みがとってもきれいなのです。でも、目の前の電線がイマイチ邪魔。それならと、普段上がることのない役場屋上に行ってみると…。
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「おおっ~、サイコ~の眺めじゃ」。真ん中にどっしり構えているのが十勝岳で、右手のトンガリ山が楽古岳。十勝岳の左にあるふたこぶの左がオムシャヌプリ。左端のふたこぶの右が野塚岳です。いずれも1300~1400mの標高で、日高山脈南部の脊梁を形づくっています。
アポイはともかく、これまで日高山脈の姿はあまり気にとめていなかったのですが、事務室から毎日のように眺めているうちに、「きれいだなぁ~」と、特に十勝岳に心奪われつつある私。
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こうして、高いところから眺めると、自分たちが日高山脈に抱かれて暮らしているのがよくわかりますネ。役場庁舎は3階建なのですが、屋上にはさらに櫓のようにもう一段高いところがあり、その高さは5階建てほどになります。
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横を振り返れば、アポイ岳とピンネシリがすぐ目の前にせまる「絶景ポイント」なのですが、いかんせん、一般の人になかなかお見せできないのが残念。とりあえず、私のリフレッシュ(サボリ)スポットに入れておきます。(タク)

























