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2013年10月15日

日本ジオパーク全国大会・隠岐大会①

毎年1回、全国のジオパーク持ち回りで開催される、日本ジオパーク全国大会。交流を通じて、価値創造を図ることを目的としていますが、今年は世界ジオパークに認定となった「隠岐ジオパーク(島根県)」で開催します。

隠岐空港.jpg

その前日の昨日、ジオパークの現地審査員意見交換会に出席のため、隠岐の島町に入りました。気温5度の朝の北海道から20度の隠岐の島です。

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お昼に着いて、まず腹ごしらえ。天然岩のりのおにぎりメインの「ばくだん弁当」。少し塩辛かったのですが、岩のりの歯ごたえがとてもおいしかったです。

隠岐_自然館.jpg

その後、少し時間があったので、近くの隠岐自然館を見学しました。もともと隠岐の自然を紹介する施設であったのを、ジオパーク情報(地質や大地の成り立ち)も付加したそうです。ガイドさんの説明も明快でした。

隠岐_審査意見交換会.jpg

そして、隠岐支庁の会議室をお借りして、日本ジオパークの現地審査員意見交換会に出席。全国のジオパーク地域の専門家や事務局の代表から選抜された審査員と補助員のみなさんと、JGC(日本ジオパーク委員会)とで今年の審査の反省と来年の審査に向けての課題を出し合いました。今日からは、いよいよ全国大会開幕。その模様はまたお知らせします。(タク)

2013年10月04日

様似高校ファイナル・フェア!

 9月26日のブログでも紹介した「北海道高等学校商業教育フェア」に、応援と激励に行ってきました。

 実は、観光協会?が作った「イチゴジャム」とのコラボ商品「イチゴパイ」の売れ行き調査も兼ねてです!

 27日の新札幌・サンピアザ会場では、道内25の商業高校が各ブースで特産品や独自開発商品を販売!5回目を迎えるとあって、常連客やTVの放送もあって大混雑。我が様高ブースの開発商品もアッという間に完売しました。

 

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様似町の紹介も忘れてません。もちろん、ジオパークもね!

 

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 昆布製品も売れ行き好調で、特に昆布チップスは完売しました。

 先週は私たちも札幌の某放送局前で物産販売をしましたが、その時の売れ行きとは大違い? やっぱり様高生のパワーにはかないません。是非来年は・・・と思ったら、ラストフェスティバルでした。残念?!

 

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さて、次の日は大通公園の「オータムフェスタ」の会場に行きましたが、噂には聞いてましたが、人、人、人で大混雑!

お昼過ぎに4丁目の「チャレンジオータム・様高ブース」に行ったら、案の定!独自開発商品は売切れてました。

 

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左側が様高ブース。様似の人にも逢いましたよ・・卒業生かな?

 

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 ジオグッツも販売しましたが、ガイドブックは1冊だけ売れたそうです?

 302のジャムは二つの会場で50個を完売してくれました。ありがとうございます!

 

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 ・・・何とも、コメントなしです! 皆さん!就職や進学!頑張ってください。

 なお、この様高生企画商品は、何と27日「さまに地場産フェア」で販売致します。まさにラストチャンス!買いに来て下さいね。               (久しぶりの Ho!Roman)

2013年09月30日

浜のかあちゃんのオ・モ・テ・ナ・シ。旬の秋サケ料理に舌鼓!

ご無沙汰しています。ジオローです。

朝晩、めっきり寒くなりましたね~。

考えてみると、暦上ではもうすぐ10月です(汗)

今はピンク色した秋桜が顔を出し、山々は徐々にでは

ありますが、赤や黄色に衣替えを始めていますね。

コスモス.jpg

さて、秋と言えば何を連想するでしょう?!今でしょ!(古ッ)

私的に秋と言えば、スポーツの秋、芸術の秋、収穫の秋…

食欲の秋!!!

少し前フリが長くて申し訳ございません。

というわけで、旬の秋サケを見て・触って・食してもらおうと、

9月29日(日)に町民向けジオ塾の取組みでサケ定置網漁

荷揚げ見学&イクラ醤油漬け体験を開催しましたよ。

ジオ塾(秋サケ体験).jpg

まずはサケ定置網漁の荷揚げを見学するため、6時30分に中央

公民館に集合し、ワゴン車を連ねて、様似漁港へ移動。港内に着

くと、すでに1隻が帰港し、サケの荷揚げをしていました。

そして、お忙しい中、日高中央漁協職員のi-tonさんに資料までご

用意していただき、サケ定置網漁の手法などについてレクチャー

してもらいました。

漁組職員レクチャー(ブログ用).jpg

その後、次の船を待っていると今年新造したhi-sa-non漁業の漁船が

お目見えしました。

久野漁業漁船(ブログ用).jpg

早速、沖で網おこしをして獲れたサケを船の貯蔵タンクから、次々と

大きなタモで運びこまれました。

サケ水揚げ(ブログ用).jpg

タモで運ばれたサケ達は、テーブルの上で放され、

サケ仕分け(ブログ用).jpg

従業員さんが手際よくオスメスやキズものなど、それぞれの水槽に

仕分けていました。時より、勢い良く水槽に放りこまれたサケの水し

ぶきが、見学している私たちにかかったりしましたが、初めて目の当

たりにするかたもいて、迫力があり見応えがあったことでしょう。

サケ仕分け2(ブログ用).jpg

次に、漁港近くのmaru-tomy水産加工場へお邪魔し、先ほど

水揚げされたホカホカのサケがどのような形で商品になるの

か見学。まずはサケの腹を切り割き、内臓、筋子、白子など

抜き取り、お腹が空っぽになったサケは塩漬けなどにされ、

サケ塩漬け(ブログ用).jpg

一方、抜き取られた筋子はきれいに洗浄し、

筋子1(ブログ用).jpg

人の手によって箱詰めされ、

筋子2.jpg

これが製品となって市場へ流通し、これから毎日?皆さんの食卓

へ並べられますよ!

 

加工場見学を終え、本日のメインでありますイクラ醤油漬け体験。

日高中央漁協女性部のご協力をいただき、今朝獲れたサケを3人

1組でさばきました。

サケさばき3(ブログ用).jpg

男性チームは悪戦苦闘?!

サケさばき2.jpg

初めてサケをさばいたかたもいましたが、日高中央漁協女性部

に手解きをいただき、苦戦しながらも皆さん楽しんでいました。

自分たちでさばいたサケは切り身に、イクラは醤油漬けにして

お土産にお持ち帰りです。

 

イクラ醤油漬け体験後は、kawa-saki商工会事務局長が講師

となり、サケの生態について熱い熱いトークをしてもらいました。

川崎講義(ブログ用).jpg

そうこうしているうちにお腹のすく時間に……。日高中央漁協女性部

の方々が朝から下拵えをして、三平汁・チャンチャン焼きなど、サケず

くしの料理を振る舞っていただきました。

昼食(ブログ用).jpg

参加者は美味しい料理のオ・モ・テ・ナ・シに満足満腹になって帰路

につきましたよ。

 

当初、観光客向けのジオツアー第3弾として、秋サケ定置網漁などを

交えたツアーを企画しておりましたが、宣伝?チラシ?が悪かったのか

参加者が少なくツアーを中止し、町民向けの事業に切り替えた経緯が

ありました。今回の反省を踏まえ、原因を検証し、ぜひ来年はたくさん

のかたが参加したいと思えるツアーを企画したいと思います。

 

さて、この流れのついでではありますが、10月26日~10月27日の

日程で、ジオツアー第4弾「紅葉の幌満峡と古道フットパスツアー」

を開催します。今年度最後のジオツアーになります!

ジオツアー第4弾チラシ.jpg

紅葉狩りをしながら、秋の季節をたっぷりと味わってもらいたいですね。

たくさんの参加をお待ちしています。スタッフ一同、オモテナシをさせて

いただきますよ!!!          【ジオロー】

2013年09月27日

様小6年生の総合学習で、幌満峡に行ってきました。

突然ですが、この絵。急ピッチで進む様似小学校の改築工事の完成予想図です。早くできないかな~などど眺めつつ、様小で6年生と待ち合わせ。

様小改築完成予想図.jpg

今日は、6年生の総合的な学習のお手伝いということで、子どもたちを幌満峡にご案内。メインは水力発電なのですが、天気も良くアキアジシーズンなので、その遡上を見ようと、ちょっと寄り道。

様小6年幌満_泉橋1.jpg

ここは、東邦オリビン採石場につながる泉橋。幌満川をのぼるサケを見るには一番よい場所なんです。

様小6年幌満_泉橋2.jpg

そんなにいないかな~と思いつつ案内したのですが、「あ~っ、いるいる!」

様小6年幌満_泉橋3.jpg

かなり少ない水量でしたが、その分はっきりとサケの姿が見えて、子どもたちも大喜びでした。

様小6年幌満_発電所1.jpg

さて、本来の目的はこっち。幌満峡中流にある第3発電所。運営する日本電工㈱様似工場の高橋課長さんが首を長くして待っていました。

様小6年幌満_発電所2.jpg

日本電工では、この幌満峡に2組(ダムと発電所)の発電施設を持っていて、合わせて約10,000kwの電力を周辺に供給しています。

様小6年幌満_発電所3.jpg

そして、この発電所に水を供給している上流の幌満ダムへ。ほとんどの子どもはこのダム湖まで来たことがなかったようで、興味深く周囲を眺めていました。ダムの話よりも、高橋課長が毎年5000匹のニジマスを放流しているという話に食いついていましたが…。

様小6年幌満_幌満ダム.jpg

総合学習のテーマは、様似の観光ルートの開発。これから調べ学習を進めながら、子どもたちの考えるアポイ岳ジオパークお楽しみコースが、来春にはできあがるのかな?みんな、がんばってね。(タク)

2013年09月26日

明日明後日、様高3年生が札幌で開発商品を販売します!

今朝の道新にも紹介されましたが、明日・明後日の二日間、札幌のサンピアザで行われる北海道高校商業教育フェアと、大通公園で開催中のオータムフェスト2013に、我が様似高校3年生が参加し、自慢の独自開発商品を販売します。

様高最後の商品化_道新.jpg

記事にあるように、様似高校は来春閉校となりますが、3年生18人全員が札幌に乗り込み、自信作のツブの燻製「つぶ三郎」と様似産イチゴを使ったパイ「甘酸っパイおくりもの」を販売します。

2013商業教育フェアリーフ002-1.jpg
2013商業教育フェアリーフ002.pdf

商品開発は、様高伝統の課題研究で先輩たちから引き継がれている活動で、今年は様似産ツブを使った三代目商品の「ツブ三郎(1袋200円)」と、これまた様似特産のイチゴを使った一口パイの「甘酸っパイおくりもの(1個200円)」を開発。ウチのHOROMANさんも手伝ってま~す。

様高_つぶ三郎.jpg

どちらも絶品ですが、特に左党のワタクシはこの「ツブ三郎」がおすすめ。毛ツブの醤油味燻製なんですが、日高昆布のだし汁を使い、甘いなかにもピリッとした辛さが酒のつまみにもサイコーです。このブログもこれつまみながら書いているし…。

様似高校の集大成ともいえる販売活動。近くにお出での際は、ぜひ立ち寄って生徒たちのがんばりを応援してあげてください。また、札幌周辺にお住まいの方にもぜひ宣伝して~!(タク)

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