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2013年10月28日
今年度最後のジオツアー。秋のホ・ロ・マ・ンを満喫!②
こんにちは。
ジオローです。ブログを書き始めた当初は、ぼちぼちブログアップする
ということでしたが…。某タク主幹のプレッシャーもあり、今回、連続し
てブログをアップすることになりました。いつも、つたないジオローのブ
ログを読んでいただいているかたに心より感謝申し上げますm(__)m
ジオローの独り言もこのへんにしまして…。
今回はジオツアー2日目の様子をお伝えしま~す!10月27日(日)ジオ
ツアーと教育委員会主催の山道を歩こう会のコラボで、様似山道フットパ
スを開催。
急きょ欠席されるかたもいて、少人数となりましたが、少数精鋭?!で様
似山道横断を目指しました。

本日はアポイ岳ジオパーク認定ガイドのSi-n-taガイドが参加者をご案内。

まずは和助地蔵前で斉藤和助さんという人物についてご紹介していただき、
山道を登る前に皆で和助地蔵尊に身の安全を祈願し、いざ出発!

いきなりの難所、山道東口から登り始めたときは汗をかきながら登っていま
したが、途中から冷たい秋風が身に染みるようになりました。寒さに弱いジオ
ローには相当堪えましたよ。

先日の大雨の影響で地盤が緩んでいましたが、参加者全員が健脚ぞろいで
予定時間よりも早く沢を上り下りしました。

古道には赤色や黄色の落ち葉が蓄積されていて、その上をワサッワサッと
踏みしめながら秋のフットパスを楽しんでいましたよ。

様似で一番大きいと称されるミズナラ木を囲みながらの記念撮影。

道の途中で舞茸を発見!食べるには、すでに手遅れでしたが…。

また、ブドウの木には熊が登ったとみられる爪痕が生々しく残っていましたよ。

熊の話をしていたら、何と?!コトニ分岐点で休憩していると、突然コクワの
実を採ろうと熊が出没!!!!
これは歳を忘れてTani会長が木に登ってコクワの実を採ってるシルエット姿
ですよ(笑)クマモンならぬTaniモンかな(笑)

寒い中、参加者全員が、ケガすることもなく無事に完走したあかつきに、様似山道
踏破記念缶バッチを贈呈。

今回で今年度のジオツアー全ての日程を終了いたしました。予定していたツアーの
うち、開催できなかったジオツアーもありましたが、参加された方からの「楽しかった
よ」や「また参加するね」などの何気ない一言が、私たち主催者としては嬉しくもあり、
次のツアー企画への活力となっていました。
今年の反省をしつつ、来年のジオツアーはより皆さんが気軽に参加しやすく、また魅力
あるツアーを企画し、わが町「さまに」に愛着を抱いてもらいたいです。
また来年、皆さんのご参加を心よりお待ちしておりま~す。
【ジオロー】
2013年10月26日
今年度最後のジオツアー。秋のホ・ロ・マ・ンを満喫!①
久々の登場!ジオローです。
寒さに弱いジオローは、ここ最近の寒さが一段と身にしており
ます。
これからの季節、皆さんも寒さ対策をして体調を崩さないよう
にしてくださいね。
さてさて、前座もこの辺にしまして…本題へ。
このたび、10月26~27日に今年度最後のジオツアー第4弾
「紅葉の幌満峡と秋のフットパスツアー」を開催。
当初、台風の影響で中止も予想されましたが、心配も何のそ
のツアー参加者の普段の行いが良かったおかげで?!雨に
もあたることなく無事に開催することができました。
初日は幌満峡の紅葉狩り。遠くは札幌、旭川などから13名
が参加しました。
この日はMi-zu-nonガイドのご案内で秋の幌満峡ツアーです。

最初に訪れたのは幌満川第2発電所内。お休みの中、日本
電工のTaka-hassy課長が施設内を案内してくれました。何回
も施設見学のガイドをしているせいか、とてもわかりやすく、時
には冗談を交えながら話をしていただきました。
ここ幌満川流域の水力発電で作られた電力はえりも町全域の
電力を賄っています。もちろん私たちの暮らす町の電力の一部
も担っていますよ。
続いて、今が旬のサケの遡上を見学に泉橋へー。
前日の大雨の影響で川の水嵩が増し、川水も濁り気味でし
たが、そんな中でも何匹かのサケが産卵をするために川を
上っていました。
また、遠くではありましたが、冬の使者・オオワシを発見し、
自然の雄大さを実感!(画質が悪いですが、真ん中の白色です)

その後、幌満峡を縦断し、途中で約1キロのトレッキングをし
ながら紅葉狩りを堪能。
山々は絵具で描いたかのように鮮やかな赤や黄で色付いて
いましたよ。
ツアー参加者の中には幌満峡に足を運んだのが初めてのか
たが多く、この秘境・幌満峡に感銘を受けていました。
ここで宣伝です。今年の第3回写真コンテストのテーマは『幌
満峡』。今が幌満峡の紅葉を撮影する最大のチャンスです。
グランプリには賞金10万円をGetできます。
賞金10万円を目指して皆さんもカメラ片手に、いざ幌満峡へ
Let's The Go!

今の幌満峡の紅葉はこんな感じでしたよ!



実はこの日、ジオローはひそかに10万円の賞金を
Getするため、カメラのシャッターを切りまくっていました(笑)
【ジオロー】
2013年10月23日
浦河小学校6年生ビジターセンターで「大地のつくりと変化」を学習しました。
とっても元気な浦河小学校の6年生26名が、10月23日ビジターセンターで理科の「大地のつくりと変化」を学習しました。
6年生で学習するドロドロの溶岩(ようがん)は、かんらん岩という石が溶けたものです。
かんらん岩は地球の奥深くにある重い石。地下から地上に出てくるには、大きな力が必要なので、珍しい石なのです。
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同じ大きさの石を使って、重さをくらべました。「どれも重いけど、かんらん岩は特に重かった」とのこと。かんらん岩とほかの石を比較すると重さの差は歴然。
それでは、かんらん岩の小石でぶんちんをつくりましょう。
ゴウゴウと音をたててまわる岩石カッターの刃。
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恐る恐る石をうごかしながら、小石を半分に切っていました。切れた時は、とっても嬉しそうでした。
回る円盤の上でみがき粉を使って石をみがきました。
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「岩石カッターで切った後はザラザラだったけど、みがいたらツルツルになっておどろいた。」という感想が印象的でした。
ラッカーをぬって完成。ツブツブ(鉱物)が見やすくなりました。
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自分の手でツルツルになり、もようが見えやすくなることは感動があります。
この後、支援センターの庭石にひいてあるかんらん岩の砕石を集めに行った子供たちもいました。私の話と石みがき体験から、かんらん岩の珍しさなど伝わったのかなと心配でしたが、うれしくなりました。
ビジターセンターでは、KBYSガイドが日高山脈のなりたちを説明。
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かんらん岩があるから、アポイ岳には珍しい高山植物が育ちます。
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事前にN先生と打ち合わせをさせていただき、指導案をもとに話すことを考えました。かんらん岩は中学校の教科書にも出てこない単語ですが、自然に授業の流れに入っていて、子供たちも理解していました。日常のもの、身近なものを、どのようにして理科の授業に取り入れるかを勉強させてもらいました。N先生ありがとうございました。
一方的に話すだけでなく、子供たちの気づき・自由な発想を育めるジオパークのプログラムを考えていかねばと思いました。(ジオ美)
2013年10月19日
日本ジオパーク全国大会・隠岐大会③
大会二日目は、分科会。ワタクシは、「無形文化財とジオパーク」をテーマにした分科会に参加。分科会のコーディネーターは室戸ジオパークの柚洞さんと山陰海岸ジオパークの新名さんのお二人。
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無形文化財というと、イコール指定文化財と思いがちですが、人の営みすべてが文化財。柚洞さんは、ジオパークは貴重な地質遺産がベースであることを強調したうえで、そのジオを分かりやすく伝えるためにも、いかにジオが人の営みと結びついているかを考えるべきと説明。参加者もグループごとにそれぞれのジオストーリーを考え合いました。
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テーマごとに無茶振りされたJGCの中田先生(東大教授)も苦笑いしながら対応してくださいました。
午後からは、無形文化財や地域の歴史がジオパークの価値を高めること、地域間の情報共有によりガイドのレベルアップを図ること、ジオパークと自然公園の連携を深めていくことなどの大会宣言が出され、最後に来年開催地の南アルプスが全国からの参加を呼び掛けて二日間の大会を終えました。
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翌17日は、隠岐ジオパークを巡るエクスカーション(巡検)に参加。台風のため、大幅な変更を余儀なくされごくわずかのジオサイトしか見学できませんでしたが、隠岐のジオストーリーを楽しめました。
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最初に案内されたのは、はっきりとした創建が分からないほどの歴史を持つ、玉若酢命神社。隠岐の総社の神社で、国の重要文化財に指定されている本殿や随神門は、18世紀の建造物とはいえいかにも歴史を感じさせる佇まいです。
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境内には、樹齢2000年といわれる天然記念物の八百杉が参加者を圧倒していました。
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ジオサイトには、さまざまなタイプの説明板が設置されていましたが、これは大山隠岐国立公園の特別保護地区に指定されている白島展望台にあった看板。白島崎の植生のことが紹介されていました。「冬でも鮮やかなアジサイ」とは?
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梅雨の時期に咲くアジサイが、ここでは冬でも見られるということで、たしかにこの10月でもいたるところで咲いていました。対馬暖流による湿潤な気候が影響しているとのこと。
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この海岸は、流紋岩・粗面岩・玄武岩という三つの火山岩からなり、白・灰・黒の美しいコントラストと波に洗われた雄大な海食崖が見どころです。
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巡検の最後には、フェリーターミナル近くの隠岐自然館で、今年発見された巨大ワニの化石を見学。隠岐ジオパークの世界認定に向けて地質調査を進めていた際に偶然発見されたワニの脊椎の化石で、これまで東アジアで発見されていたワニよりはるかに古く大きいことがトピックとのこと。
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その大きさはというと、後ろの想像図でおよそ7メートル。もはや恐竜規模です。
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巡検を終えて、そのまま西郷港から隠岐の島を離れました。隠岐の皆さんが大勢見送ってくださいました。お世話になりました。また、来年お会いしましょう。
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船酔いを恐れて甲板から離れ行く島を眺めつつ、今回学んだことをアポイに役立てなければと思うワタクシなのでした。(タク)
2013年10月16日
日本ジオパーク全国大会・隠岐大会②
昨日に引き続き、全国大会のご報告。昨日は、いよいよ大会スタート。メイン会場の隠岐文化会館には、約500人のジオパーク関係者が参加しました。
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大会のオープニングを飾ったのは、地元住民による隠岐民謡の踊りです。
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そして、まず今年日本ジオパークに認定となった7地域の認定式が行われました。
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このうち、北海道からは「三笠ジオパーク」が認定となり、市長さんがJGC尾池委員長から認定証が手渡されました。三笠さん、おめでとうございます。同じ北海道のジオパークとして、いっしょにがんばりましょう。
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このあと、世界ジオパークネットワーク(GGN)ビューロー(事務局)のギー・マルティーニ氏による「無形文化財とジオパーク活動」。松江歴史館館長の藤岡大拙氏による「隠岐の歴史と文化」の2つの基調講演が行われました。
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また、メイン会場近くの武道館では、全国のジオパークのブース展も開かれ…。
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トーゼン、我がアポイ岳も出展してアポイ岳をPRしました。メイン会場との行き来で十分にコミュニケーションはとれませんでしたが、グッズの売れ行きもなかなかでした。今日は、2つの分科会(無形文化財の活用とガイドの意見交換)と関連イベント(自然公園とジオパーク)が行われますが、手分けして他地域の取組みを吸収してきます。(タク)



























