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2011年08月25日
ふくしまキッズ in さまに
昨日8/24のこと、ふくしまの子どもたちが様似にやってきました。
「ふくしまキッズ夏季林間学校」の一環でお隣浦河町に滞在中の子どもたち40人ほどが、親子岩ふれ愛ビーチに海遊びに来てくれたのです。

この日は朝から霧雨が続いていたのですが、子どもたちの到着を待っていたかのように雨も上がり、ときおり日も差しました。
それでも海遊びにはちょっと暑さが足りないかなと心配していたのですが・・・

子どもたちには全く関係ないようで、さっそく海に入りはしゃいでいます。

水遊びに飽きると、ビーチホッケー?で走りまわったり、

砂遊びをしたりと時間を忘れて楽しんでいる様子。ところで、きみたちが作ったそのトンネルのある砂山は、アポイ岳ジオパークのジオサイト「塩釜トンネル」じゃないか! きみたちを勝手にアポイ岳ジオパークのジオキッズふくしま支部会員に任命しておいたぞ!

こちらは、どこのビーチにも必ず現れる「砂蒸しキッズ」。なぜ砂に埋まるとみんなイイ顔になるんだろう?
最初に聞いた話では、様似の滞在時間は30分ほどということだったのですが、結局2時間以上、たっぷりと海遊びを楽しんでいましたよ。

親子岩を望むビーチで過ごしたひとときが、子どもたちの夏の思い出の1ページに刻まれることを願いつつ、お別れしてきました。
さて、私事で恐縮ですが、福島県出身の私はふくしまの子どもたちが様似に来ると聞き、何か役に立てるかななどと思って現場に顔を出してみたのですが、ふるさとの子どもたちの明るく元気な姿を見て、逆に元気をもらって帰ってきました。当たり前のように何も気にせずに子どもたちが外で遊べる日が、ふるさとに1日でも早く戻ってきますように。
(krmd)
2011年08月24日
じゃらん8月号プレゼント当選者が決定!
9月29日~10月1日に洞爺湖有珠山ジオパークで開催される「第2回日本ジオパーク全国大会」をPRしようと、北海道じゃらん8月号に北海道の3つのジオパーク(洞爺湖有珠山・白滝・アポイ岳)を紹介するページが掲載されましたが、みなさんご覧になりました?
その関連で、アポイの火まつりとアポイ岳ジオパークの宣伝として、読者プレゼントを用意したところ、全道全国から297通の応募をいただきました。
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「さすが、じゃらん」と感心しつつ、スタッフのDくん製作の抽選箱で、厳正に当選者2名を決めさせていただきました。
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抽選者は、本企画を行った様似町アポイ岳ジオパーク推進協議会の坂下会長(様似町長)と役場スタッフの勝利の女神Kさん。それぞれ一人ずつチョイスしてもらいました。
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そして見事選ばれたのは、滝川市のFさんと岩見沢市のTさん。おめでとうございます。さっそくプレゼントの品をお届けさせていただきますので、お楽しみに…。また、外れた皆さん残念でした。これに懲りず、様似町とアポイ岳ジオパークをよろしくお願いします。
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ところで、当たった景品は何かと言うと…。再三、抽選箱に描かれているモノ、そう「真ツブ」です。巻貝の王様と言われる巨大真ツブは様似特産なのです。
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この真ツブに、BBQのお供に欠かせない灯台ツブ、海鮮3種「まぜごはんの素」を付けたスペシャルパッケージをお届けです。(タク)
2011年08月23日
地元カメラマンと秋の夕暮れ
特にネタはないのですが…。
昨日、仕事の帰りに車を走らせていると、雨上がりで西の空がなんとなくイイ感じだったので、エンルム岬に寄ってみました。
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昨日は、雨上がりで空気中のチリがきれいに洗い落されたうえ、天気もよく、夕闇近くのアポイ山塊もこのとおり…。ただし、やませぎみの風は冷たかったです。
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アポイ山塊の左奥に連なる、十勝岳や楽古岳などの日高山脈の山並みにもドライアイスのような雲が垂れこめていました。山の向こうの十勝は雨だったのでしょうネ。案の定、様似も今日は雨の1日となりました。
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ところで、エンルムの台場には先客が1人…。三脚を立てて夕日に向かっているのは、地元アマチュアカメラマンのNさん。アポイ岳ジオパークHPのフォトギャラリーにも秀作を提供いただいているベテランさんです。
http://www.apoi-geopark.jp/contents/photo/index.html
「どうかな~、と思いながら登ってきてみたけど、やっぱりダメだったね。」
たしかに、見事な赤焼けとはなりませんでしたし、秋の気配がちょっとさみし~気分でした。(タク)
2011年08月22日
海から様似を見てみよう!イルカもお出迎え...
昨日、町内の定置網漁船に乗って、海から様似の地形を眺めてきました。様似を学び楽しむ「ふるさとジオ塾」の第5回講座です。
朝9時すぎ、乗せていただく「第11天幸丸」が係留されている様似漁港へ…。曇り空がちょうどよいカンジです。
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今回の講座は、久野漁業さんの全面的なご協力で、来月から始まる定置網漁を前に一般人を乗せるための許可をとっていただいて実現したもの。当日は、久野さんのほか、漁労長(船頭さん)のMさん、機関長のOさん、それに船員のOさんの4人に同行していただきました。
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この日は、若干東よりの風がありましたが、まずまずの波。皆さん、酔い止めをしっかり服用して出港です。
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舵を握るのは、機関長のOさん。
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港を出てすぐのところに船員のOさんが仕掛けた小定置について、漁労長のMさんが説明してくれました。
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親子岩の裏側に回ると、いつも見慣れている岩肌とはまた違った姿…。オオセグロカモメとウミウが所狭しと群れていました。
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親子岩から反転して、エンルムの裏側に…。ここから見ると左半分が崩落しているのがよく分かりますが、これによって火成岩の特徴である節理もきれいに見られるのです。陸繋島であるエンルム岬は天然の良港。江戸の昔、背後のアポイ岳をランドマークに、北前船などたくさんの船がこの岬に碇を下ろしたそうです。
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さて、一行はエンルムを過ぎ様似市街を横目に、アポイ岳へ…。ところがこの時期はイルカが出るということで、伴船のKさんのプレジャーボートに先導されて沖合へ進むと…「あ~、いたいた。」
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3~4頭のカマイルカが船のそばまでやってきて、私たちに大サービス。草刈り鎌のような形をしている背びれがその名の由来です。
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イルカの出現に塾生の皆さんも大興奮。船の周りを泳ぐイルカを追って右往左往といったカンジ…。
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この後一行は、アポイ岳を眺めつつ、日高耶馬渓の断崖を見て無事帰港。アポイ岳がいかに海の近くにそびえる特殊な山であるかを実感した2時間ちょっとのクルーズでした。
アポイ岳ジオパークでは、町内に33か所のジオサイト(見どころ)を設定して、それを車や徒歩で巡るツアーを行っていますが、漁師マチ・様似で海を使わない手はないですよネ。今回の試験を踏まえ、今後こんな乗船ツアーが企画できたら、さらに様似の魅力もアップするのでは…。
久野漁業の皆さん、そして今回の企画にいろいろとお骨折りいただき、当日は伴船も出していただいたKさん、ありがとうございました。また、よろしくお願いしまッス。(タク)
2011年08月19日
おみやげショップ「みな様に」、日々充実しています
先日、所用で鵜苫の久野漁業さんにおじゃますると、ちょうど倉庫の中で魚醤づくりが行われていました。魚醤は、秋鮭(アキアジ)の内臓や頭などに塩と麹を加え、発酵熟成させたもの。旨味調味料として人気の一品です。
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この魚醤づくりに長年取り組んできた元町職員の朝妻さんと親方の久野さんが2人で、最後の仕上げのろ過作業中。フィルターに珪藻土の膜を貼って不純物を完全に除去します。
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隙間なくフィルターと珪藻土の膜を貼らないと、ろ過がきちんとできないため、慎重な作業が求められます。うまく膜が貼れれば、旨味たっぷりの魚醤の完成です。
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ところで、この魚醤をつくっている倉庫は、もう少しで始まる秋鮭定置網漁のときに、「山漬け」と呼ばれる塩蔵をねかせる場所でもあるのですが、おそらく現存するものとしては様似最古の建築物ということを、皆さんご存知ですか?
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外壁は新しい板張りですが、中の柱や梁は年代を感じさせるものばかり。この梁も手斧(ちょうな)の跡が歴史を感じます。久野さんの話では、明治20年代の銘があるということで、町文化財級ともいえる建物ですよネ。
さて、そんな歴史ある空間でこだわりの職人さんがつくった魚醤も販売されている様似観光案内所。
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おみやげショップ「みな様に」(皆様と様似をかけてるんですヨ)として8月から様似の特産品やお土産物を販売しています。冷蔵庫や冷凍庫も置かれ、冷モノにも対応…。
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販売員のSさんの奮闘で、町内の加工屋さんやお店屋さんからバラエティあふれる商品が集まりつつあります。
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10月までの期間限定販売ですが、JR様似駅併設の観光案内所に足を運んでみてください。意外に面白いものが見つかるかも…。(タク)




























