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2011年10月21日

コンブに紅葉、そして遡上する秋の使者...

恐いですね~、山親爺。昨日、初登場で衝撃の写真をアップしてくれたTamaさんのブログ、ご覧になりました?

実は、同じ日の午前中、ワタクシとHoromanさんも「紅葉終わりかな~」などと思いつつ、幌満峡に行ってきたのです。途中、先日のシケを狙って行われている「拾い昆布」の様子をパチパチと…。

拾い昆布1.jpg

採った昆布は、国道からウインチを使って引き上げます。

拾い昆布2.jpg

この日は天気が良いのですが、風も冷たいなか腰まで波に浸かって、昆布を手繰り寄せます。

拾い昆布3.jpg

船外機での「採り昆布」とは違って値段が安い「拾い昆布」ですが、これも貴重な収入源です。

拾い昆布4.jpg

そして、目的の幌満峡。やっぱり紅葉の盛りは過ぎてしまっていましたが、それでもこんな感じです。

泉橋からの幌満峡.jpg

眼下を静かに流れる川面には、秋の使者の姿も…。

遡上するサケ.jpg

なかには、役割を終え力尽き、自然に還るものも…。

サケの死がい.jpg

天然記念物のゴヨウマツ自生地付近もなかなかの色づきでしたヨ。

幌満峡紅葉(ゴヨウマツ記念.jpg

Horomanさんも愛機D300Sで腕をふるっていました。

幌満嵐山とHoromanさん.jpg

Horomanさんの作品は、アポイ岳ジオパークHPにもリンクしている、「さまに・アポイの光景ブログ」でお楽しみください。http://apoimymy.exblog.jp/ 

写真奥の林は、昔「幌満嵐山」と称された、幌満川河口近くの右岸に広がる景勝です。(タク)

2011年10月20日

ある日、森の中・・・

こんにちは。Tamaです。

様似町役場のカメラマンです。こちらのブログに初めておじゃまします。

先日(10月19日)、紅葉の写真を撮りに、ジオサイトのひとつ、幌満峡(ほろまんきょう)へ車で出かけました。

 

IMG_6580s.jpg

 

道路沿いの美しい紅葉をカメラにおさめながら、狭い道をどんどん奥へ。

海岸にある幌満の町から約9km、もうすぐ幌満ダムだなあ、と思いながら、

ふと前を見ると、左の斜面に、黒くて丸いかたまりが動いています・・・あれ・・・???!!!

車を止めて、50mくらい先にあるものを、よ~く見ると、

 

IMG_6682s.jpg

 

くま・・だ・・・あらららら・・・・・。

 

助手席にあったカメラを手に取り、シャッターを切ります。

いやいやいや困ったな、でもどうしよう。

ちなみに、上の写真は、canon7D 200mm トリミングなし。

 

IMG_6682ss.jpg

 

ヒグマをアップに、トリミングしてみました。

こちらをじ~っと見つめていますね。

私は、ホンモノのヒグマは初めて見たのですが、ちょっとかわいい顔に見えました。

ほどよい距離と、車に乗っていたこともあり。

私はそのまま様子をみます。(みるしかないのです。。。)

 

IMG_6687s.jpg

 

1分弱の沈黙のあと、ヒグマは振り返り・・

 

IMG_6688s.jpg

 

山の奥へと静かに去って行きました。

なんだか、私のほうがおじゃましたのに、申し訳ないですねえ。

 

IMG_6689s.jpg

 

はあーーーーー。よかった。

車をUターン。

戻りながら、よく考えてみると、だんだん恐怖感が増してきました。

 

同じ日、北海道内の他の町で、ヒグマが車を襲ったということがあったようです。

他にも今年は、ヒグマの目撃情報があいついでいますね。

事故のないよう、祈っています。

2011年10月19日

アポイ岳情報13:10/18

昨日のアポイ岳の状況です。

 

111018紅葉.jpg

5合目までの樹林帯では、紅葉がまさにピークを迎えています。カエデ科の赤や黄色がまぶしいくらいです。

 

111018キタゴヨウ紅葉.jpg

5合目山小屋の付近では、キタゴヨウの葉が緑と黄色の不思議なモザイク模様を見せてくれました。ん?ちょっと待てよ、キタゴヨウは常緑樹なのに、なんで紅葉してるの?と頭が混乱。でもよく考えたら、常緑樹であってもキタゴヨウの葉には寿命があるわけで、寿命を迎えた葉は紅葉した後に落葉します。ただ、1本の木に寿命を迎えるタイミングが違う葉が付いているので、まだ落葉しない緑色の葉と、いままさに寿命を迎えた黄色の葉が混在しているということなのではないでしょうか。

 

111018馬の背上.jpg

昨日の本ブログでHoromanさんがきれいな紅葉のアポイの写真をアップしていますが、あれは10日ほど前の様子。昨日の時点では、このようにすでに5合目から上では葉っぱが落ちてしまっていました。紅葉の旬もあっという間ですね。

 

さて、本日の登山はとある調査のためのものでした。その調査とは…

 

111018カメラ.jpg

こんな装置を使って、

 

111018シカ.jpg

アポイ岳での彼らの様子を知るためのものです。このシカは、昨日、2合目付近で出会ったもの。調査の詳細と結果については、(うまく行けば)いつか本ブログでもお知らせしたいと思っています。

 

今日の作業自体は6合目付近までで終わったのですが、ここまで来たらついでだ、と頂上まで行ってきました。

 

111018コハマギク.jpg
登山口からここまで今日は全く花を見ることができなかったのですが、頑張ったご褒美か、7合目付近のかんらん岩の岩場で1輪のコハマギクが姿を見せてくれました。今日確認できた花は、頂上直下にあったしおしおの1輪のウメバチソウと合わせてたったの2輪。長かったアポイの花シーズンも、本当に終了ですね。

 

111018イタチ科糞.jpg

これは、頂上の広場の岩の上に残されていた動物の糞。これだけではどの動物のものかまでは分かりませんが、イタチ科であることは間違いないでしょう。イイズナ?それともオコジョ?。いつかこの落とし主の正体も見てみたいものです。
(krmd)

 

2011年10月18日

サイエンス・フォーラムinさっぽろ

 「ホットな科学の話題をやさしく、深く、おもしろく」をテーマとした、サイエンス・コンソーシアム札幌が主催する連続講座が、札幌中央図書館で開催されていて、10月15日の第10回目は、アポイ岳ジオパーク推進協議会学術顧問で、皆さんお馴染みの新井田先生(北大特任准教授)が、~日本ジオパーク「アポイ岳」とその魅力~と題したお話しをする・・・というので参加させてもらいました。(というか、様子を見におじゃま・・・)

 

 

 Web1_0833.JPG

 

「ジオパーク」や「アポイ」というキーワードで、どれくらいの人が集まるのか?ちょっと不安でしたが、70名もの人が参加され、アポイ岳ジオパークに焦点を当てながら、ジオパークの理念や将来像。科学者の役割などもお話しされました。  

Web2_0836.JPG

 

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 また、様似町やアポイ岳ジオパークのHPやガイドブック、観光の魅力や特産品まで幅広くご紹介いただき、さらに、11月1日に札幌で開催される「昆布フォーラム」のPRまで・・・

 

Web4_0857.JPG

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先生には様似町の営業までしていただきまして、ありがとうございました。

 

 当日、受付のデイスプレイ用に持っていった「かんらん岩・アポイの思い出」や「高山植物の絵はがき」も好評でした。(様似に来ないと買えませんよ!)

 アポイ岳と言えば花・・・と思って来た方もいて、「来年はアポイに行きますよ!」と言ってくれたので、絵はがきをサービスしちゃいました。内緒ですよ!    (horoman)

 

  秋のアポイ岳で~す。天気が良いと最高ですよ!

Web_0581.jpg

 

アポイ岳_0637.JPG

2011年10月16日

幌満峡での紅葉の後、龍神様の御利益がききすぎて...

今日は、ふるさとジオ塾の第7回講座。今が紅葉盛りの幌満峡からピンネシリ北側をまわる、いわば「幌満かんらん岩体ぐるっと1周コース」です。

ジオ塾・幌満峡A1.jpg

最初に訪れたのは、ジオサイトA1の第2発電所近くのかんらん岩の露頭。ハンマーを使って岩石の新鮮な面を出して、ルーペで鉱物の様子を観察します。でも、皆さん石を叩く経験があまりなく、ちょっとおっかなびっくりといった様子です。

ジオ塾・幌満峡石叩き.jpg

今日は、かんらん岩体をまわるということで、講師の島田先生が岩体の縁に分布する蛇紋岩(我々はかんらん岩の腐ったヤツと表現していますが…)のために秘密兵器を持ってきてくれました。

ジオ塾・幌満峡磁石.jpg

実はこれ、強力磁石なんです。ここには、水が入り込んだことによってかんらん岩の中に脈状に蛇紋岩化した部分がありますが、そこに磁石を近づけると、このとおり。かんらん岩の中にたくさんふくまれる鉄分が、蛇紋岩に変質するときに磁鉄鉱になるため、くっつくのだそうです。

これには、ワタクシやT学芸員も「おもしろい!!」と大喜び。アポイ岳のウリはなんといっても蛇紋岩化していない新鮮なかんらん岩。それを対比する意味でも、ビジターセンターに展示して磁石のくっつきを実際に試してもらえば面白いかな?

ジオ塾・幌満峡稲荷神社前.jpg

さて、次は渓谷の紅葉を楽しみながら、いつもの稲荷神社(ジオサイトA6)へ。今日は、歴史担当の羽立のじっちゃんが不在のため、元日本電工職員で歴史サークル・様似会所の会の佐々木会長に解説をお願いしました。

ジオ塾・幌満峡神社階段.jpg

鳥居の奥には、落ち葉が散らかった苔むす階段。その上に、赤が鮮やかなお堂がひっそりと佇んでいます。

ジオ塾・幌満峡神社御堂.jpg

稲荷神社は、この渓谷に最初の水力発電所をつくった、日高電燈株式会社の社長以下役員や株主、職員らの寄進により、昭和11年に建立されたもので、現在は日本電工が管理しています。

ジオ塾・幌満峡大ダム.jpg

次に訪れたのは、第3発電所の堰堤として昭和29年につくられた幌満ダム(ジオサイトA7)。日本電工㈱日高工場の高橋課長にご足労いただき、ダムの役割や仕組みについて説明してもらいました。

ジオ塾・幌満峡・高橋課長.jpg

その後は、普段通ることのできないダムの上を渡って向こう岸まで探検です。

ジオ塾・幌満峡大ダムの上.jpg

10日ほど前の大雨に加え、昨日今日の雨でダム湖はほぼ満水のため、さかんに放水していました。「お~こわっ。」

ジオ塾・幌満峡大ダム放水.jpg

向こう岸には、昔水位を監視するため、職員が常駐していた家や取水管理棟などがありますが、その中で静かに湖水を見つめているのは、幌満川の水力発電に心血を注いだ、名誉町民・手塚信吉氏の銅像。ダム建設時に命を落とした職員の殉難碑とともに、今もダムを見守っています。

ジオ塾・幌満峡手塚銅像.jpg

ここで貯めた水は、約2km下流の発電所まで隧道を通して送っているのですが、その取水口がこれ…。ちょっとコワい感じです。

ジオ塾・幌満峡大ダム取水口.jpg

このあとは、ダム湖の上流から新富へ抜ける峠道を、「ガンビ(白樺)の神様」目指して移動したのですが、いよいよ雨足が強くなり、車中での解説で終わってしまいました。ガンビの神様のご神体は「龍神様」で、水とお金に縁のある神様。日本電工も、ダムの水が枯れてくると、ここに雨乞いに来たそうですが、この雨も霊験あらたかな天恵だったかもしれません。(タク)

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