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2011年10月22日
雪虫舞うなか、秋恒例のショート駅伝
昨日、アポイ山荘で日高管内の人権擁護委員さんが集まって研修会が行われ、ワタクシ、ジオパークのお話と様似町をご案内してきました。
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この日は快晴のうえ風もなく、絶好の岬めぐりです。幌満峡にある東邦オリビン工業の採石場にも足をお運びいただき、かんらん岩のスケールを実感してもらいました。
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見学を終え、研修場所のアポイ山荘に戻ってみると…そこには思いっきり目立つ4人組が…。
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委員のみなさまと一緒に写っているのは、ウチの2人のほかに、日々人権の大切さを訴えている、「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」の2人。アポイ岳をバックに、様似町から人権擁護を発信です。
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さて、今朝起きてみると、冬の訪れを告げる雪虫(綿虫)がたくさん飛んでいました。「いよいよ冬かぁ~」といった感じですが、今日は秋恒例のショート駅伝大会(様似陸上協会主催)の日。
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子どもたちが学年別性別に4人組のチームを組んで5kmの距離を駆けぬけます。
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スタートの号令を待つ第1走者は小学1・2年の組。緊張の一瞬です。
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タイムは、陸上協会の人たちが専用の機器を使って計測します。
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スタートがまだ先の5・6年生たちはまだ余裕の表情。「みんな、がんばるゾー。」と気合を掛けたら、「オー」とかえしてくれましたが、多少緊張してきたらしく、ちょっと元気ないゾ。
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みんなそれぞれ、自分の想いを1本のタスキに託して、仲間に引き継ぎます。
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中学生も日頃部活動で鍛えた体力をいかんなく発揮していました。
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陸上協会の郷司会長もおっしゃっていましたが、走ることはすべての基本。一生懸命走りまわって、スポーツで体鍛えて、勉強も少しだけ頑張って、元気に育て様似っ子たち!なお、後ろのハートマークは本人たちからのクレームが懸念されるため、このようにさせていただきました。ア・シ・カ・ラ・ズ。(タク)
2011年10月21日
コンブに紅葉、そして遡上する秋の使者...
恐いですね~、山親爺。昨日、初登場で衝撃の写真をアップしてくれたTamaさんのブログ、ご覧になりました?
実は、同じ日の午前中、ワタクシとHoromanさんも「紅葉終わりかな~」などと思いつつ、幌満峡に行ってきたのです。途中、先日のシケを狙って行われている「拾い昆布」の様子をパチパチと…。
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採った昆布は、国道からウインチを使って引き上げます。
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この日は天気が良いのですが、風も冷たいなか腰まで波に浸かって、昆布を手繰り寄せます。
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船外機での「採り昆布」とは違って値段が安い「拾い昆布」ですが、これも貴重な収入源です。
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そして、目的の幌満峡。やっぱり紅葉の盛りは過ぎてしまっていましたが、それでもこんな感じです。
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眼下を静かに流れる川面には、秋の使者の姿も…。
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なかには、役割を終え力尽き、自然に還るものも…。
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天然記念物のゴヨウマツ自生地付近もなかなかの色づきでしたヨ。
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Horomanさんも愛機D300Sで腕をふるっていました。
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Horomanさんの作品は、アポイ岳ジオパークHPにもリンクしている、「さまに・アポイの光景ブログ」でお楽しみください。http://apoimymy.exblog.jp/
写真奥の林は、昔「幌満嵐山」と称された、幌満川河口近くの右岸に広がる景勝です。(タク)
2011年10月20日
ある日、森の中・・・
こんにちは。Tamaです。
様似町役場のカメラマンです。こちらのブログに初めておじゃまします。
先日(10月19日)、紅葉の写真を撮りに、ジオサイトのひとつ、幌満峡(ほろまんきょう)へ車で出かけました。
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道路沿いの美しい紅葉をカメラにおさめながら、狭い道をどんどん奥へ。
海岸にある幌満の町から約9km、もうすぐ幌満ダムだなあ、と思いながら、
ふと前を見ると、左の斜面に、黒くて丸いかたまりが動いています・・・あれ・・・???!!!
車を止めて、50mくらい先にあるものを、よ~く見ると、
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くま・・だ・・・あらららら・・・・・。
助手席にあったカメラを手に取り、シャッターを切ります。
いやいやいや困ったな、でもどうしよう。
ちなみに、上の写真は、canon7D 200mm トリミングなし。
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ヒグマをアップに、トリミングしてみました。
こちらをじ~っと見つめていますね。
私は、ホンモノのヒグマは初めて見たのですが、ちょっとかわいい顔に見えました。
ほどよい距離と、車に乗っていたこともあり。
私はそのまま様子をみます。(みるしかないのです。。。)
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1分弱の沈黙のあと、ヒグマは振り返り・・
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山の奥へと静かに去って行きました。
なんだか、私のほうがおじゃましたのに、申し訳ないですねえ。
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はあーーーーー。よかった。
車をUターン。
戻りながら、よく考えてみると、だんだん恐怖感が増してきました。
同じ日、北海道内の他の町で、ヒグマが車を襲ったということがあったようです。
他にも今年は、ヒグマの目撃情報があいついでいますね。
事故のないよう、祈っています。
2011年10月19日
アポイ岳情報13:10/18
昨日のアポイ岳の状況です。

5合目までの樹林帯では、紅葉がまさにピークを迎えています。カエデ科の赤や黄色がまぶしいくらいです。

5合目山小屋の付近では、キタゴヨウの葉が緑と黄色の不思議なモザイク模様を見せてくれました。ん?ちょっと待てよ、キタゴヨウは常緑樹なのに、なんで紅葉してるの?と頭が混乱。でもよく考えたら、常緑樹であってもキタゴヨウの葉には寿命があるわけで、寿命を迎えた葉は紅葉した後に落葉します。ただ、1本の木に寿命を迎えるタイミングが違う葉が付いているので、まだ落葉しない緑色の葉と、いままさに寿命を迎えた黄色の葉が混在しているということなのではないでしょうか。

昨日の本ブログでHoromanさんがきれいな紅葉のアポイの写真をアップしていますが、あれは10日ほど前の様子。昨日の時点では、このようにすでに5合目から上では葉っぱが落ちてしまっていました。紅葉の旬もあっという間ですね。
さて、本日の登山はとある調査のためのものでした。その調査とは…

こんな装置を使って、

アポイ岳での彼らの様子を知るためのものです。このシカは、昨日、2合目付近で出会ったもの。調査の詳細と結果については、(うまく行けば)いつか本ブログでもお知らせしたいと思っています。
今日の作業自体は6合目付近までで終わったのですが、ここまで来たらついでだ、と頂上まで行ってきました。

登山口からここまで今日は全く花を見ることができなかったのですが、頑張ったご褒美か、7合目付近のかんらん岩の岩場で1輪のコハマギクが姿を見せてくれました。今日確認できた花は、頂上直下にあったしおしおの1輪のウメバチソウと合わせてたったの2輪。長かったアポイの花シーズンも、本当に終了ですね。

これは、頂上の広場の岩の上に残されていた動物の糞。これだけではどの動物のものかまでは分かりませんが、イタチ科であることは間違いないでしょう。イイズナ?それともオコジョ?。いつかこの落とし主の正体も見てみたいものです。
(krmd)
2011年10月18日
サイエンス・フォーラムinさっぽろ
「ホットな科学の話題をやさしく、深く、おもしろく」をテーマとした、サイエンス・コンソーシアム札幌が主催する連続講座が、札幌中央図書館で開催されていて、10月15日の第10回目は、アポイ岳ジオパーク推進協議会学術顧問で、皆さんお馴染みの新井田先生(北大特任准教授)が、~日本ジオパーク「アポイ岳」とその魅力~と題したお話しをする・・・というので参加させてもらいました。(というか、様子を見におじゃま・・・)
「ジオパーク」や「アポイ」というキーワードで、どれくらいの人が集まるのか?ちょっと不安でしたが、70名もの人が参加され、アポイ岳ジオパークに焦点を当てながら、ジオパークの理念や将来像。科学者の役割などもお話しされました。
また、様似町やアポイ岳ジオパークのHPやガイドブック、観光の魅力や特産品まで幅広くご紹介いただき、さらに、11月1日に札幌で開催される「昆布フォーラム」のPRまで・・・
先生には様似町の営業までしていただきまして、ありがとうございました。
当日、受付のデイスプレイ用に持っていった「かんらん岩・アポイの思い出」や「高山植物の絵はがき」も好評でした。(様似に来ないと買えませんよ!)
アポイ岳と言えば花・・・と思って来た方もいて、「来年はアポイに行きますよ!」と言ってくれたので、絵はがきをサービスしちゃいました。内緒ですよ! (horoman)
秋のアポイ岳で~す。天気が良いと最高ですよ!






























