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2012年03月05日
野田村の福来(ふく)豚食べて福呼んで...
今日は、ホテル・アポイ山荘の宣伝を少し…。現在、アポイ山荘では、ポークステーキを楽しむ「春のトントンまつり」が行われています。
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今年の豚は、様似町と姉妹町村で、東日本大震災でも甚大な被害を受けた岩手県野田村の「南部福来豚」。天然ミネラルが豊富な海藻粉末やゴマなどの特別な餌で育てられたスペシャルポークだそうで、震災支援の意味も含めて3週にわたって実施中です。
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会場では、300gのポークステーキに加え、いつもながらのフリーのサラダバー。
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さらに、チョコフォンデュやフルーツ、シメの一口ケーキも食べ放題ですヨ。
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もちろん、主役のポークくんもたいへん美味しかったです。トントンまつりは、この後、9日(金)~11日(日)と16日(金)~17日(土)の5日間開催される予定。上記メニューで2,000円で、飲み放題プランもあります。お友達やご家族とたまにはこんな贅沢も楽しまれてはいかがですか?(タク)
2012年03月03日
十勝アイヌとの戦に勝利した一夜城
今朝起きてみると、「おや、おや…」。ひな祭りなのにボタ雪が降っていました。
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これは多少積もるのかしらと思っていたら、意外にもすぐに止んで、陽が高まるにつれ春らしい天気となりました。夕方近くの親子岩も日に照らされてこのとおり。
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そういえば、冬になると分かる観音山西側のつづら道を撮ろうと、西町生活館横のホタフンペのてっぺんへ…。
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丘の上は雑木だらけで見通しがあまりきかなかったのですが、カシワの木によじ登ってなんとか撮影。車で国道を走っていても気づくのですが、観音山の斜面に雪で書いたつづら道が見えるのです。
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分かりますか?今でも西町の人はこの道使っているのかしら?町では様似市街をめぐる「フットパス様似八景コース」でこの道をルートにしているんですよ。
ところで、撮影場所の「ホタフンペ」。その昔、観音山(ソピラヌプリ)に陣を張って、エンルム岬の十勝アイヌと対峙した様似アイヌが一計をめぐらせ、ここに一夜にして「鯨に似せた砂山」を築いたとの伝説が残されています。
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たしかに、ここからは真正面にエンルム岬が望めるんです。もちろん、この小山は砂でできているわけでなく、「ひん岩」というエンルムや親子岩と同じ岩石でできているのですが、十勝アイヌとの戦場というのは、あながちウソとも言い切れない気がします。
こんな見方で様似の街を歩いてもおもしろいかも…。さて、そんな遠い昔から現在に戻って、役場前では大型工事が着々と進行中です。
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この場所には、本町時代から数えて約70年地域医療を支えた、様似(太田)病院があったのですが、その跡地に民間ホームセンターがオープンすることとなり、工事が急ピッチで進められています。
鵜苫にも、新たなコンビニができるとかで、様似の市街地も時代の波にさらされ変わらざるを得なくなっているようです。
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こちらは、毎年変わらずやってきてくれるハクチョウくん。
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様似の冬には欠かせない役者の一人です。(タク)
2012年02月29日
高校生作成のアポイ岳とジオパーククイズ
昨日、地元様似高校の3年生から、アポイ岳クイズが出来上がったので、進呈したいとのお電話をいただきました。
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これは、昨年12月の「様似高校課題研究発表会」で発表されたアポイ岳研究で、調査の結果をやさしいクイズ形式にまとめたもの。発表の模様は、このブログでも紹介しているので、あとでぜひのぞいてみてください。(画面右側に掲載時期の検索があるので、2011年12月で検索してください。17日付のブログです。)
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クイズは全部で10問ですが、そのうちの何問かをご紹介。まず、最初はアポイ岳といえば定番問題。もちろん、みなさんは分かりますよネ。
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そう!低い山なのに、冷涼な気候が高山植物相をつくっているのです。もちろん、かんらん岩も大きく影響していますが…。
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さらに第8問では、ジオパークの目的が問題です。もちろん、これも大丈夫ですよネ。
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ジオパークはただ守るだけでなく、それを積極的に活用するところが特徴です。
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さて、最後の第10問目には、調査をした生徒さんの想いが問題となっています。
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まさに、生徒さんたちの想いと同様、アポイ岳ジオパークは様似町のすばらしい自然や文化を私たち自身が見つめ直し、外にどんどんアピールしていこうという取り組みなのです。
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「色んなアポイだけ」と題したこの課題研究は、山下さん(左)・中村さん(中央)・小田さん(右)の3人が取り組んだもの。このために、昨年はアポイ岳に計4回登り、しかもそのうちの1回は日の出を撮影したくて未明からアタックしたそうです。そのガッツに敬意を表しながら、ジオパークを取り上げてくれたことに感謝を申し上げます。ありがと~!
ところで、話はまったく変わりますが、北海道人×ジョブキタのサイトで、「北海道ご当地キャラ応援団」というのをやっていて、全道各地のご当地キャラが掲載されています。そこに我が、アポイちゃん&カンランくんも載っているのですが、実は「ガンバレ数」のクリックチャージで目下最下位なのです。ぜひ、下記URLを開いて、2人を応援してくれ~。(タク)
2012年02月27日
国の名勝になった襟裳岬を見に行くはずが...
昨日、お隣のえりも町さんで行われた、「国指定名勝 ピリカノカ 襟裳岬(エンネエンルム)学習会」に行ってきました。
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「ピリカノカ」とは、アイヌ語で「美しい」「形」を意味する言葉ですが、国の指定名勝が少ない北海道に着目した文化庁が、アイヌの物語や伝承、祈りの場、言語に彩られた優秀な景勝地として、道内7か所を指定したもので、そのうちの一つにえりも町の襟裳岬が選ばれたとのこと。
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北海道文化財保護協会理事で苫小牧市文化財審議会会長の山本融定さんが、「アイヌ民族の歴史と文化」と題して講演をされました。ところで、指定された襟裳岬はどの部分を指すかというと、岬の崖から海に沈みゆく岩礁の部分なのだそうです。
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岩礁の一つ一つにはアイヌ語の名前があり、伝承もえりも町史に残されているとのこと。岬へ行って雄大な景観を楽しむだけでなく、そうした伝承を紹介するのもジオ的視点ですネ。
ところで、講演は午前中で昼食をはさんで、実際に襟裳岬や百人浜へのバスツアーもあったのですが、急きょ都合が悪くなり講演だけで失礼することに…。でも、せっかくえりも町まで来たので、オープンしたばかりのえりも漁組の直売所をのぞいてきました。
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建物は、内外装ともきれいに改修されて気持ち良かったです。中では、昆布製品があるのはもちろん…。
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サケなどの加工品も豊富に並べられていました。
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また、日曜で活魚はありませんでしたが、ウニやホタテ、毛ガニ、真ツブなどの貝類も低価格で販売されていました。
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日曜日とあって、ワタクシのいた10分ほどの間にもけっこうのお客さんが出入りしていて、順調なスタートを切っているようでした。様似でも数年前から期間限定で農産物や海産物を販売する「エンルム市場」を開設しています。おたがい競争しながらどんどん地場産品を売り出していければいいですネ。(タク)
2012年02月25日
3月間近の大雪は、最後の冬儀式?
昨日、お隣の浦河町さんで行われた、古文書講座に参加してきました。これは、浦河町郷土資料館が地域学講座として行っているもので、明治維新ごろの古文書を実際に読んでみて当時の浦河の様子をのぞいてみようというわけです。
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講師は、北海道立文書館の永野正宏さんで、題材は同館に保存されている明治維新当時の浦河のことを記した書類。シャマニ(様似)のこともけっこう出てきたんですよ。
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永野先生が古文書を解読するのを、ワタクシたちは一生懸命書き写すのですが、なかなか言われた漢字がパッと頭に出てこなくて大変でした。こんなに集中して勉強したのは何年(何十年)ぶりかしら。
でも、読めない字が読めるとけっこう気持ちいいんですよネ。「英語話せれたらいいだろうな~」という感覚と同じで、「読めたら楽しいだろうな~」という気持ちになりました。1日ぐらいの勉強じゃぜんぜん足りませんが…。
そんなお勉強の翌日は、ガラッと変わって雪中行軍…?
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イエイエ、3月も目前ですが、一昨日、大雪となった様似で子どもたちを連れてソリ(チューブすべり)というわけです。
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大雪がかえってすべりづらくなっていましたが、子どもたちは冷たさをものともせず、転がっていました。ワタクシたち引率の大人は震え上がっていましたケド…。
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パブリックページと自負していますが、ちょっとだけプライベートを言わせてもらえば楽しみながら少人数でがんばっているY・S・少年団は新監督のもと、現在団員募集中です!(タク)




































