ふるさとジオ塾の第３回目は、「いにしえの想い～幌満峡」と題して、10月17日（日）に35名が参加してバスで幌満峡を巡りました。

　講師は、静内小学校教諭の島田哲也さんで、塾生らは幌満に向かう途中の日高耶馬渓にある日高主衝上断層や片麻岩、幌満峡の各ジオサイトで日高山脈や幌満かんらん岩のなりたちなどについて説明を受けました。また、幌満峡で半世紀以上にわたって稼働を続けている、日本電工㈱日高工場の水力発電所の内部を草地工場長に案内いただき、発電の歴史や仕組みについて説明を受けたほか、東邦オリビン工業㈱日高事業所のかんらん岩採石場では、かんらん岩の特性や用途などについて横見所長から説明を受け、塾生らは採石により現れている岩肌に感嘆の声をあげていました。

暖かいせいか例年なら見頃となる紅葉もまだまだでした（ジオサイトＡ６：稲荷神社）	島田先生の解説（ジサオイトＡ４：不動の沢）
幌満で研究中の北大・梅沢くんもかんらん岩に含まれる斜長石について解説（Ａ４）	幌満川第3発電所の内部を草地所長に案内してもらいました。
東邦オリビンのかんらん岩採石場で横見所長の説明を受ける。	パワースポットの呼び声高い稲荷神社で商売繁盛祈願？