毎年、様似町を拠点に地質巡検を行っている東北大学大学院の土屋範芳教授による講演会「南極のおはなし」が平成22年9月27日、様似図書館で行われました。

　土屋先生は、2009年から2010年にかけて行われた第51次日本南極地域観測隊の副隊長として、昭和基地の西方500～700㎞のセールロンダーネ山地において、地質・地形・隕石の調査研究に臨まれました。講演では、地球の成り立ちや生物の起源、地球内部の構造などについて分かりやすく解説されたほか、南極への移動が飛行機となったことや、メニュー豊かなフリーズドライの食事の話、南極の美しい自然の紹介など、臨場感ある語りに町民は興味深く聞きいっていました。

分かりやすい解説であっという間の２時間でした。	質問に答える土屋先生