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2015年01月09日

年始めの運だめし!恒例の大売り出し抽選会

2015年を迎えて一週間以上経ちましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。久々の登場となりましたジオローです。

下の写真は、昨年暮れに撮影した一枚です。雪化粧したピンネンシリを望んでいる冬の使者オオワシくん。特に今年は様似川沿いにたくさんのオオワシくんやオジロワシくんが羽を休めていましたよ。

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1月8日、町では新年恒例の連合大売り出し抽選会が開催されました。会場の入り口には、アポイ岳ジオパークの取組みを始めた当初から掲げている「地域で目指そう世界ジオパークネットワーク加盟!」看板のとおり、今年はアポイ岳にとって、世界ジオパーク加盟に向けた大事な年です。

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さてさて、抽選会の当選金額は1等5万円から4等2千円が当たるとあって、イベントには抽選券を握り締めた大勢の町民が会場を埋め尽くしました。今では一年で一番町民が集まるイベントと言っても過言ではありません…!?

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来賓挨拶では坂下町長が英語でご挨拶!ここでも世界ジオパークを意識!

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年末ジャンボ宝くじ抽選会のように、回っている番号におもちゃの弓矢で当てて当選番号を決めていきます。坂下町長はじめ、工藤商工会長や一般町民が弓矢を放ち次々と当選番号が発表されると、会場に訪れた町民は真剣な眼差しで抽選券と睨めっこしていました。

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抽選会後は豪華景品が当たるビンゴ大会も行われ、たくさんの町民が手に荷物を持って会場を後にしました。

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ジオローも密かに1枚の抽選券を持っていたので、当選番号と照らし合わせると…見事に「はずれ」でした。

ここで宣伝!すでに募集しておりますが、2月21日~2月22日にジオツアー第6弾「冬のアポイ岳と幌満峡トレッキング」を企画しております。

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冬の様似をアクティブに楽しみ、旬の海の幸「毛蟹」も食べられるなど、遊ぶ・食べるをテーマとしたツアーとなっています。札幌駅発着のバス送迎もいたしますので、どうぞこの機会にご参加ください。1月31日まで募集しておりますので、お早めにお申込ください。 【ジオロー】

2014年12月25日

子どもたちとクリスマスリースを作りました!

もう遅いですが、メリークリスマス!!

今週の日曜日に、教育委員会事業「こどものあそび広場」にまぜてもらい、クリスマスリース作りをやりました。

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今年は、自然の素材を生かしたクリスマスリースということで、教育委員会のTさん、Iさんと観音山にブドウのツルを取りに行ったり、トドマツの葉、落ち葉、まつぼっくりなどを集めてみました。紫色のムラサキシキブの実や真っ赤なガマズミの実もいいなと思ったのですが、干からびてしまうので断念。様似町内で、この植物がある場所はここ、ということが少しわかってきました。

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ベル、リボンなどもホットボンドでくっつけて、オリジナルのクリスマスリースを作りました。2個作る子供や、ボランティアの中学生、子供顔負けに熱中してつくるお母さんたち、楽しいね~と言いながら作ってもらえたようで、よかったです。完成した子供が、他の子供に教えている姿を見るとほほえましくなってきました。

 

ほかにも、竹馬やけん玉など多くのあそびがありました。貯金箱つくりも人気でした。

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12月21日(日)この日は、風が強い日でした。冬の様似ではよく見られる現象ですが、海岸線の道路に、「波の花」が舞っていました。冬島の大正トンネルの所の岩の白い部分が「波の花」です。

「波の花」は海の泡が岸に溜まったもので、風にあおられて花のように舞い上がるそうです。『石川県大百科事典』によりますと「発生する条件として気温が0度以下で、風が強く、波が岩場に叩きつけられることが挙げられる。海中のプランクトンや海藻類にある粘液が、水面温が下がることによって粘液性がより強くなり、岩場に打ち当たることの繰り返しにより泡となる。この泡は当然塩分が多く、電線や鉄製品に付着すると腐食を早めるため塩害の原因として嫌われている。」とのことです。

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ボランティアの中学生とドリームプロジェクトの話になりました。「水どのくらいあげればいいの?」と質問を受けたりしました。頑張って育てていますね~。(ジオ美)

2014年12月12日

様中生がアポイのお花畑を育てます!アポイ岳ドリームプロジェクト2

様似中学校2年生がアポイ岳の高山植物を育て、アポイ岳に植えよう!という取り組みが11月にはじまりましたが、今日はその2回目です。いよいよ冷湿処理をした種をプランターに植える日です。※前回、冷温処理と書いてしまいましたが、冷湿処理です。

 

まずは、静岡大学から来ていただいた増澤先生のお話です。

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はるかな尾瀬~♪という歌にもなっている尾瀬のニッコウキスゲという花の群落も、シカの食害で姿を消したところもある。花の減少はアポイ岳だけの話ではない。アポイ岳で花が減っている要因は、温暖化・酸性雨・盗掘・シカの食害と言われているが、原因は人間にあるという話が改めて心に響きました。

学生時代に受けた授業で「アポイは花の山」と聞いたフレーズが忘れられない。遺伝子に刻まれた。それからだいぶ経ってから、静岡大学の学生たちとアポイに植物調査に来ることができた。

なぜ、高山植物を育てて、アポイに植えるのか?自然界の種は、100分の1しか生き残れない。アポイで採取した貴重な種を数多く、立派に育つようにお手伝いをするのです。

 

それでは部屋を移動して、植える作業に移ります。3週間前に冷湿処理をした種は、無事に冬を勘違いしてくれているでしょうか?プランターの底に小石を敷き詰めます。これは水をやったときに土を流れにくくするためです。

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プランターに土を入れます。班ごとに協力して作業を進めていましたよ。

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2列の畝(深さ1cmほど)を作ります。一つは、エゾコウゾリナの列の畝、もう一つはアポイアズマギクです。種がわからなくならないように、ラベルをさします。

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アポイアズマギクの種が小さいので、大変そうでした。それでも残さないように、頑張って植えていましたよ。

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最後に土を軽くかけ、土を手のひらで軽く押して、やさしく水をあげました。

 

校長先生から、「高山植物再生の取り組みは、世界的に見てもなかなか成功していない。それに取り組んでいることは誇りに思ってほしい。これは世界的なプロジェクトなのです。」という話がありました。

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増澤先生から「短期計画では再生地の周辺をお花畑に、中期・長期計画で5合目小屋までをお花畑に、そしてヒダカソウ再生も。長い取り組みなので、中学生のみなさんが関わるとこは大きいのです」と話がありました。

みなさんには、来年の5月まで、家に持ち帰り、水やりをしてもらいます。元気に育て!!と祈っていますよ。もちろん私も家でこれから苗をそだてます。増澤先生、静岡から富田さん、様似中学校の関係者のみなさまありがとうございました。(ジオ美)

2014年12月08日

しばれる旭川に行ってきました_道連携会議と旭川ジオパークフォーラム

突然ですが、どうですか?おいしそうでしょ。

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先週末、旭川で行われる北海道ジオパークの連携会議と、旭川ジオパークの会が主催するジオパークフォーラムに出席するため、新千歳空港からJRに乗り込んだ際に買った駅弁です。某水産会社のサケ弁!かなり奮発してしまっただけあってかなりおいしい。

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旬のサケ弁に舌鼓を打ちつつ2時間で旭川へ。日本ジオパークの支援企業でもある北海道地図㈱さんの本社に設けられている日本ジオパーク展示室(?)をお借りして、5つある北海道のジオパーク関係者が集まって会議が行われました。議題は、来年開催予定の白滝ジオパークでの全国研修会。エクスカーションも含めて北海道ジオパークとしてどのような連携ができるかについて議論が交わされました。

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元会議室だったこの部屋には、日本中のジオパークに関するパンフやグッズなどが所狭しと展示されていて、さながら日本ジオパーク博物館?といった様相。

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もちろん、我がアポイ岳の2人もしっかりと暮らしていました。

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翌日は、市民活動センターでのジオパークフォーラム。

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「神居古潭からカムイの大地ジオパークへ」と題されたこのフォーラム。北海道地質百選に選ばれている神居古潭渓谷の変成岩だけでなく、大雪山や十勝岳をも含む旭川周辺をジオパークにという願いを込めた集まりなのです。

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フォーラムでは、「北海道をジオパークの島に、旭川広域圏ジオパークの夢」と題して、北海道大学名誉教授の岡田弘先生が講演を行ったほか、不詳、ワタクシも世界推薦を受けたアポイ岳ジオパークの取組みについてお話しさせていただきました。

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また、旭川ジオパークの会代表の北海道教育大学旭川校の和田先生と同会の事務局長の中谷さんの仕切りでパネルディスカッションも行い、旭川ジオパークの実現の夢を語り合いました。

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神居古潭変成岩だけでなく、大雪山やアイヌの歴史、酒、水など、旭川地域全体のジオストーリーをどう作り上げていくか、大きいだけにストーリーも盛りだくさんのはず。ぜひ、ジオストーリーを楽しめる市民学習会を積み重ねて夢を実現してもらいたいと思います。

フォーラム終了後、すぐにJR経由で様似に夜中帰ってきましたが、旭川と変わらないぐらいの雪にびっくりのワタクシなのでした。(タク)

2014年11月24日

すご~く久しぶりに、JR鉄道(日高本線)に乗りました

少々プライベートな話題ながら、昨日、久しぶりにJR様似駅からディーゼル車に乗り込み、荻伏駅(様似の西方約30㎞先)まで行ってきました。

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朝8時12分発に乗り込みいざ出発。車両は、キハ40型の優駿浪漫号です。

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アポイ岳はわずかにフレーム入りませんでしたので、とりあえず保健福祉センターをパチリ。

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わざわざこの列車に乗り込んだのは、息子の野球クラブの練習場が荻伏にあり、これからはそこに通うこととなるので、予行練習という訳でついでに私も乗り込んだという次第。

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日高本線は、多くが国道と並行しているため、車で通る風景と基本的には変わらないのですが、それでもちょっと山に入ったり、同じ風景でも新鮮な感じでした。旅情を誘うってやつですかね。

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このディーセル車は、ワンマン車。主要駅ならそこで切符を買えますが、無人駅なら整理券を取って下車の際に運賃箱へお金を入れます。

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車両の先頭に行ってみると、また楽しい景色。前方の窓の向こうの風景を納めようと揺れる車内で踏ん張って撮ってみました。

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ちょっと傾いてしまいましたが、いかが?

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そうこうしているうちに浦河駅に到着。目的地の荻伏はここからさらに10㎞先です。日曜の朝ということもあってか、様似~浦河間の乗客数は7~8人(泪)。存続が心配される日高本線ですが、ジオパークとしても観光ツアーなどで活用する方策も考えなければとも思いました。ちなみに、12月4日に浦河の文化会館で「日高本線ゆめフォーラム」という、日高本線の可能性を語るイベントが行われます。平日の13時からなので、なかなか参加しづらいかと思いますが、ぜひご参加を!(タク)

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