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2016年01月07日
今年最初の運試し...さまに歳末連合大売出し抽選会
あけましておめでとうございます。今年も様似町とアポイ岳ユネスコ世界ジオパークをよろしくお願いいたします。
さて、今年最初の運試しの「さまに歳末連合大売出し抽選会」が1月7日、様似町中央公民館で行われました。今年は、アポイ岳ジオパークが世界ジオパークに認定されたということで、これまでの補助券20枚で抽選本件1枚と交換だったのが、10枚で交換できることになりました。これにより、当選本数も例年の倍となったこととなり、会場には約500人もの町民のみなさんが集まりました!
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当選番号は、例年どおり坂下・様似町町長、工藤・様似町商工会長、そして会場代表の町民のKさんの3人がおもちゃの弓矢で番号を射抜いて決めます。
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当選品は、1等10,000円から4等2,000円までの商品券1,200本に、今回は特賞として、日高管内温泉施設宿泊・食事券30,000円相当が30本。決定ホヤホヤの当選番号は以下のとおりです。
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今年のあなたの運はいかがでしたか?今年もみなさんにとって良い1年でありますように。アポイ岳ユネスコ世界ジオパークも引き続き頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。(タク)
2015年12月05日
様似郷土館のアンモナイトを見てもらいました
「1億年前の北海道とアンモナイト」について講演していただいた、北海道博物館のK原学芸員に様似郷土館所蔵のアンモナイトを見てもらいました。
300点、3000点ものアンモナイトは、ほとんどが様似町民の故N津さんが集めたもの。鵜苫の浜や、様似漁港工事の際に集めたものだそうです。ものすごい量です。。。標本番号のナンバリングもさぞ大変だったことでしょう。。。
アンモナイトの種を同定してもらい、写真撮影しました。
今後、「N津コレクション」として目録を発表し、展示や研究に活用して行きたいと思います。
様似町とアンモナイトは関係あるの?とよく聞かれます。様似町でのアンモナイト産出報告論文は出ていないのですが、鵜苫の浜でアンモナイトは見つかります。また浦河でアンモナイトが産出している地層の続きが鵜苫に出ていますので、もしかしたら発見があるかもしれませんね。
多々不手際あった中、快くアンモナイトを見ていただいたK原学芸員ありがとうございました。
見終わった450点ものアンモナイトたち。(ジオ美)
2015年12月04日
1億年前の北海道は、どんなところだったの?
昨日は、ふるさとジオ塾第2回「1億年前の北海道とアンモナイト」でした。
講師は、北海道博物館からお越しいただいた、K原学芸員です。
様似町でも産出するアンモナイトについて、とてもわかりやすく教えていただきました。
松浦武四郎が浦河で見た石「かぼちゃ石」はアンモナイトのことです。「松浦武四郎と行く、アンモナイトのアポイ岳ジオパークツアー」も面白そうですね。企画したいと思います。
またK原学芸員には、様似郷土館所蔵の約3000点のアンモナイト化石の学名を見てもらう同定作業も行っていただいています。(ジオ美)
2015年11月29日
世界認定記念のジオパークフォーラム、盛況でした。
強風のエンルム岬に男2人…。だれ?
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11月29日(土)、アポイ岳ジオパークの世界ジオパーク認定を記念した、町民向けフォーラムが様似町中央公民館で行われましたが、このお二人はその講師の先生で、会場入りする前にエンルム岬にご案内したのです。
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フォーラムのテーマは、「ジオパークを活用したまちづくり」。世界ブランドをどうまちづくりに生かしていくかをみんなで考えようというもの。会場には、約200人の町民などが集まりました。
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第1部は、冒頭のお二人による講演。最初に、日本ジオパーク委員会委員で、首都大学東京教授の菊地俊夫氏(上写真)が「ジオパークによる地域資源を活用した観光の可能性」と題して、次に、徳山大学准教授の柚洞一央氏が「ジオパーク活動で地域を変える、地域が変わる~室戸ジオパークの例から~」と題して、それぞれジオパークの効用や可能性についてお話しされました。
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また、会場内では、かんらん岩ブレスレッドやジオパーク缶バッジづくりの体験コーナーや…
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様似の特産品やジオパークグッズの紹介コーナー…
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日本ジオパークの特別展…
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カフェ・マザーさんの協力による、かんらん岩ケーキと飲み物の無料提供も行われ、たくさんの人がくつろいだり楽しんだりしていました。
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休憩をはさんだ第2部では、札幌を拠点に活動している、アイヌアートプロジェクトのみなさんによるアイヌ音楽のミニライブからスタート。
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そして、ジオパーク活動の事例発表として、様似中学校3年生によるアポイ岳の花の再生プロジェクト「アポイドリームプロジェクト」の発表。
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さらに、様似小学校4年生による、「アポイ岳ジオパークのいろいろ」が発表されました。
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小学生、中学生いずれも元気よくはきはきと自分の学習成果を発表していました。菊地・柚洞両先生からの提言や、子どもたちの発表などで、地域資源を使ったまちづくりの可能性もさらに広がったようでした。
そうそう、世界ジオパークもこのたび、ユネスコの正式なプログラムに採択され、「ユネスコ世界ジオパーク」となりました。世界ブランドを持ったアポイ岳ジオパークは、今後もまちづくりのツールとして教育・観光・発信を続けていきます。(タク)
2015年11月15日
ご無沙汰のふるさとジオ塾_若い人がたくさん来てくれました
今年は、世界認定などがありなかなか開催できんなかったふるさとジオ塾。その第1回講座を11月13日(金)に行いました。
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講座は、少し趣向を変えて「星のお話と星空観察会」。ジオパーク認定ガイドで静内小学校の島田哲也先生と、町内在住の星空写真家・星見百生さんに講師になっていただき開催しました。
最初は、様似図書館で島田先生からは星に関する基礎的なお話や不思議について、星見さんからは自らが撮影した様似の星空の写真を紹介していただきました。そして後半は、実際に野外での星空観察です。
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観察場所は、平宇の高台。この日は昼から快晴で、絶好の星空観察日となりました。暖かい飲み物も用意しながらの30分ほどの観察でしたが、美しい星空に参加者からは歓声があがっていました。この日は、たくさんの子どもたちなど新しい参加者層もあり、うれしい初回講座となりました。
夜空の写真は、ワタクシのコンデジ×三脚で撮りました。なんとか雰囲気伝わりますかね?第2回の講座は12月4日に予定しており、近くチラシやHPでご案内しますので、ぜひたくさんのご参加をお待ちしています。(タク)



