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2020年04月09日
4/9のヒダカソウ
前回の写真(4/2撮影)から1週間が経過しました。

左端のつぼみが膨らんできたかな?くらいの感じです。
今日は雪も降るほどこのところは寒い日が続いているので、成長がゆっくりなのだと思われます。
2020年04月03日
新年度スタートしました
長らく投稿が空いてしまいしました。(この挨拶何度目ですかね...)
新型コロナウイルスの影響で、アポイ岳ジオパークでも2月下旬以降各イベントが中止になっていきました。
新年度になり、関係施設はオープンしていますので、現況報告兼ねましてご紹介していきます。
(定期的に換気していますので、今の時期肌寒い場合があります。ご了承ください。)
まずは、ジオパークビジターセンターです。
特別展として「幻の花 ヒダカソウ」を開催しています。(6月30日まで)

様似町の花でもあり、カントリーサインのデザインにもなっています。

(話はそれますが、このイラスト入りサインは北海道オリジナルで、私も初めて見た時は驚きました。)
昨日4月2日のヒダカソウの様子です。
つぼみが出ている状態です。葉は開花後に出るそうです。
取扱いが難しいこともあり、開花期までは一般展示はできませんが、様子については随時写真でご紹介していきます。
続いて郷土館です。
ホームページの写真が結構古いので、ページ自体もリニューアルしようと考えております。
近年は、ブログでセミナーの紹介もしたとおり、冬島遺跡関連の展示もしています。

それから個人的に見どころと思っているのは、昨年「歴史の道百選」にも選定された様似山道のジオラマです。

パンフレット等で平面図で見るのと比べて、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。
そして図書館です。
実は館内にジオパークコーナーがあるのですが、そのことに触れている情報がインターネット上にないのです。。
(カウンター向かって右手にあります。)
ここも今後のホームページ改善の一環で取り組んでいこうと考えております。

徐々にではありますが、他のジオパークの資料も増やしていく予定ですので、訪れてほしいところです。
最後は、観光案内所です。

やっぱり海産物は外せません!

Facebookでも紹介していますが、新たな商品も取り揃えていますので、お立ち寄りください。(クド)
2020年02月10日
寒いからこそ
帳尻合わせのようにこのところ寒い日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。
アポイ岳ジオパークも雪が降ったり、冷え込みが厳しくなっています。
(それでも雪は相変わらず少ないですが)
これだけ冷え込んでいるのだから、ジュエリーアイスが見られないかなと
日々海岸へ足を運んでいるのですが...どうにも氷が少ないです。
今朝(10日)の海岸

消波ブロックの上には大きな氷が。
これもジュエリーアイスと呼べるのか??

寒いだけではダメということですね。
氷を運ぶ波や風も重要な要素ということでしょう。
でも氷は何もジュエリーアイスだけじゃない、
ということで滝スポット2ヶ所も週末に行ってきました。
まずは、通称「不動の滝」。
ジオサイト・不動の沢(A4)の上流にあります。(林道から見えます)
写真コンテストでもモチーフにしている作品があります。

撮影した時は-13℃でしたが、水温が高いのか
水量が多いのか全面結氷ではありませんでした。
また、少雪とはいえ、林道は雪が残っているので車の運転に注意が必要です。
そこでお手軽にアクセスできるのが「オホナイの滝」。
大正トンネルと花こう岩類(D4)のそばにあります。

撮影した時は日が陰ってしまいましたが、
西向きなので夕暮れ時は綺麗だと思います。
週後半は気温が上がる予報なので、週末見に来てください、
と言いにくいのが複雑なところ。(クド)
2020年01月27日
ジュエリーアイス!?
2020年最初のブログです。もう1月終わりかけてますが...。
ブログは更新できていませんでしたが、お知らせのとおりアポイ岳ジオパークは、
ユネスコ世界ジオパークに再認定されることとなりました。
この場でも改めて関係者のみなさまには御礼申し上げます。
さて、暖冬少雪の今季ですが、アポイ岳ジオパークも例外に漏れず、
市街地には雪なんて見当たりません。
もう一つ気がかりなこととして冷え込みも弱い、ということで、
例のものが見られないのでは?と心配しております。
それが、タイトルにもあるジュエリーアイスです。
この週末冷え込みが強まったので、親子岩ふれ愛ビーチに行ってみました。
ということで26日の様子

意外と打ちあがっているのではないでしょうか。

豊頃町のものに比べれば大きさも色も数も及びませんが、
日に当たるとこれはこれで綺麗です。
(氷の大きさは10cm程度のものがほとんどです)
氷が丸みを帯びたり透明になるのは、
波に洗われることも影響するようなので、
時間が経ったらどうだろうか?と改めて午後行ってみると...

...氷がほとんど残ってない!
小さいのでさらわれたり、溶けてしまったのかもしれませんね。
今朝27日も行ってみましたが、26日より氷が少ないです。

昨日から残ってた氷は透明度が増してます。(気がします)

ただ、それだけ寒い(26日は車載の温度計で-10℃)ので、
暖かくして見に来てください。(クド)
2019年12月11日
アポイ岳の豊かな自然を取り戻せ!花たちの復活を願って!
久しぶりの登場となりましたジオローです!あっという間に2019年も残りわずかとなりましたね。2019年も色々とありましたが、ブログの投稿が休眠状態になってしまい猛省しています。
さて、花の百名山として名を馳せる「アポイ岳」は、ここ40年余りの間で、さまざまな要因により貴重な高山植物や高山蝶などの自然が失われつつあります。減少要因の一つと疑われている地球温暖化の影響により、本来、高山植物が生育する場所に樹木が侵入したため、生育地が狭まり環境悪化につながっています。そういった状況を少しでも改善するため、研究者・地元ボランティア団体・関係行政機関が三位一体となって、保全再生事業に取り組んでいる最中です。
その一環として、去る11月15日にアポイ岳の5合目上の3か所に調査区を設け、キタゴヨウ林等の伐採作業を実施しました。時より強い風や雪が舞うなか、アポイ岳ファンクラブの方々を中心にチェンソーや手鋸で次々と樹木を伐採しました。
登山道7合目でのゴヨウマツ林の伐採作業
登山道5合目付近でゴヨウマツ林の伐採作業
ゴヨウマツ林伐採前(登山道7合目下)
ゴヨウマツ林伐採後(登山道7合目下)
こんなにも姿形を変えました。
高山植物の生育地を元の環境に戻すことで、来年度以降、アポイの花たちが少しでも復活することを期待しながら見守っていきます。(ジオロー)



