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2012年07月27日

様似小学校も夏休み突入です

8月を目前にようやく夏らしい日になってきましたネ。さて、昨日(26日)から夏休みに突入した様似小学校。初日朝にポツポツと集まる親子の姿はというと…。

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そう、夏休み恒例「ラジオ体操」です。港町~会所町にかけての中央学習区では、消防署のみなさんのご協力をいただき、毎年消防署前で実施しているのです。

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午前7時、消防車両の音響を使って、さあスタートです。

ラジオ体操左に大きく.jpg

昔は様似の中心地であった「中央」も、どんどん人が少なくなってしまい、学習区内の小学生数はわずかに16人。それでもこの日は、お母さん方も含めて15人ほどが参加してくれました。

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夜勤明けの消防署員の皆さんもお疲れの中、見本を見せてくれます。さすがファイヤーマンだけあって、一糸乱れぬ(?)動き。3人の眠たげな表情に、感謝の念もいっそう募ります。

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最後に郵便局からいただいたカードに出席スタンプを押してもらって終了。中央のラジオ体操は土日を除く8月8日までの10日間行う予定。ご協力いただく消防署員の皆さん、よろしくお願いします。

消防署からのアポイ.jpg

うっすらと雲がかりの消防署から見えるアポイ。せめて8月4日・5日開催のアポイの火まつりまでは夏らしい天気が続いてほしい。ちなみに今日と明日は、料飲店組合主催のビアガーデンが役場前で開かれます。みんな集まれ~!(タク)

2012年07月24日

港町・さまにの夏のもう一つの風物詩

今日の夕方、所用で日高中央漁協様似支所に行くと、ちょうど漁船が続々と港に帰ってくるのに遭遇…。

イカ船帰港.jpg

岸壁には水揚げのための若い衆や漁協職員も集まっていました。

イカ船着岸.jpg

近くで見ると、甲板の上にはたくさんの集魚灯。積荷は何かというと…。

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そう、北太平洋で夏に繰り広げられる「スルメイカ」漁です。旬である今時期は、その名も「夏イカ」。この時期、イカを求めてやってくる外来船で日高沿岸の港はにぎわうのです。

イカ荷揚げ2.jpg

様似漁港にも10数隻の外来船がやってきているそうです。つい最近までは、光に集まるというイカの習性を利用した、集魚灯での夜間漁が主流で、沖合いに灯る漁火が昆布干しとともに様似の夏の風物詩でしたネ。

市場イカ箱山積み.jpg

しかし今は、高騰する燃料費から昼間での漁に切り替わっていて、集める漁からソナーなどを使った探す漁に完全移行。漁火ももう何年見ていないことでしょう。

箱入りイカアップ.jpg

でも、夜から昼へ時間が変われど、港での水揚げ風景には変わりなし。どーです?箱入りイカくんたちのこの黒光りは!

イカ船とアポイ.jpg

なかなか気づかないかもしれませんが、港にちょっと足を伸ばしてみると、港町ならではの風物詩を感じることができるのです。見物ついでに荷揚げをお手伝いしたら、「もってけ~。」なんてうれしいお声が、あなたにもかかるかもしれませんヨ。(タク)

2012年07月23日

陸(おか)まわりのあなた、ナポリン飲んでがんばって!

先日、近く行う子ども向け体験学習の下見のため、ジオミとNI~DA先生の3人で町内をあちこちと…。

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そして着いた場所は、様似の皆さんならトーゼンおわかりのはずのアノ場所。

エンルム裏の昆布干し2.jpg

そう、ひん岩の岩脈でできた、様似発祥の地・エンルム岬の裏側(海側)です。7月に入って、日高昆布(学名:ミツイシコンブ)漁の最盛期を迎え、ジオと昆布のコラボがすっかり有名となったこのアングルから昆布干しの様子をお知らせします。

エンルム裏の昆布干し3.jpg

NI~DAセンセイもこのコラボをいたく気に入って、「やっぱり、昆布は縦方向じゃないと…。」などとしきりにシャッターを切っていましたが…。

エンルム裏の昆布干し4.jpg

ここに来たのは午後。すっかり干しあがった昆布は、陸(おか)まわりのお手伝いさんの手によって集められます。

エンルム裏昆布作業.jpg

そしてこちらでは、その集めた昆布を一定の長さに切っていきます。

エンルム裏駄昆布.jpg

駄(だん)昆布と呼ばれる105㎝の長さにまとめられるのです。こう見るとなかなか壮観ですネ。

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こちらは、根昆布と呼ばれる昆布の茎から根の下の部分。通称・頭(かしら)昆布とも呼ばれています。昆布の中でも特に滋養が多いところで、健康のための昆布水などに使われているそうです。

エンルム崖下よりの青空.jpg

そんな炎天下での作業を高みから見物しているのは、カラスよりず~ず~しいオオセグロカモメたち。

7~8月は昆布漁の最盛期。漁師さんだけでなく、その家族やお手伝いに駆り出されるたくさんの陸(おか)まわりの人たちにとっても、体力勝負の日々が続きます。

リボンナポリンパッケージ.jpg

そんなあなた。暑いときは、ナポリンでも飲んでスッキリしてみませんか。今年の新ラベルにもウチのアポイちゃんとカンランくんが登場しているのですが、全道各地のたくさんのキャラクターがあるため、いろんなパターンがあります。お店で手にするときは、ぜひとも2人を探したうえで購入してネ。(タク)

2012年07月19日

アポイ岳情報2012-07:7/17

7/17のアポイ岳の花の状況をお伝えします。

登山口から5合目までの間の登山道沿いでは、ツルアリドオシの小さな白花が目立つようになっていました(写真はありません、ごめんなさい)。

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5合目に着くと真っ先に迎えてくれるのが、この満開のイブキジャコウソウです。

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さらには、馬の背付近ではこのアポイアザミや、

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サマニオトギリ、

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アポイハハコ、

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ヒメエゾネギ、

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アポイマンテマなど、すっかり花たちも夏の主役の勢ぞろいと言った感じになっていましたよ。

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 ところで、この日のアポイ岳上部はすっぽりと雲海の上。晴れているのは良いのですが、風も弱く、湿度が高いこともあって、暑いのなんの。かなり辛い登山日和でした。特に道外の方には意外かも知れませんが、北海道の山なのに標高の低いアポイ岳の夏はとても暑いです。夏に登られる際は熱中症にならないよう、十分な量の飲料水を持ち、こまめに水分を補給してくださいね。

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 今日の登山の目的は、北海道庁自然環境課で生物多様性行政を担当されている方々と一緒でした。アポイ岳で実施しているシカ食害実態調査を視察に来られた彼らに、北海学園大学の佐藤先生(左端)とともに私たちが現地でご案内をしてきたという訳です。

私事ですが、実はこのお客さんの中に、私のかつての上司と同僚が含まれており、その昔は3人並んで机に座っていたこともあります。そんな彼らと一緒にアポイ岳に登るというのも、ちょっと不思議な感覚でした。

(krmd)

2012年07月18日

えりもにもあるエンルム...ジオ塾えりもバスツアー②

昨日の続きで、えりもバスツアーの後半をお話します。さて、昨日のなぞなぞの場所はどこでしょうか?バスも近くまでは行けるものの、最後の200mはなにやらアポイ登山?

ジオ塾豊似湖山道.jpg

傘を差しつつ進むこと数分で、突然目の前に湖が…。

ジオ塾豊似湖到着.jpg

そう、これは日高管内唯一の自然湖の「豊似湖」です。上空から見るとちょうどハートの形をしていることから、石屋製菓の「白い恋人」の宣伝にも使われました。昔は、ハートというよりも、その形状から「馬蹄湖」とも言われていました。この湖は、周辺から流れ込む川水が、「猿留せん断帯」と呼ばれる南北に走る断層によってせき止められた「せき止め湖」ではないかとのこと。雨量によってかなり水位が変わるそうで、多雨のときは写真のガレ場も水に浸かるそうです。

ジオ塾豊似湖.jpg

あいにくの雨でしたが、風がなく湖面には深緑がきれいに写っていました。シマリスが近寄ってきたり、お弁当を広げていると、「ピチッ、ピチッ。」というエゾナキウサギの声が聞こえるなど、楽しいランチタイムでしたヨ。

ジオ塾一石一字塔到着.jpg

さて、海岸線に戻り次に向かったのは、かつては襟裳砂漠と言われた「百人浜」。その展望台近くに建つ石塔です。

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「一石一字塔」。これは、1806年に建てられた石碑で、百人浜の由来となる南部藩御用船の遭難者百有余名の冥福を祈ったもので、碑文は等澍院初代住職の秀暁が題したものです。建立時には、石塔の下に法華経の経文を一石に一字ずつ記して埋めたとされていますが、2度の移設によりその石がどこに埋まっているかは今も謎のままです。なお、百人浜の由来には諸説あり、シャクシャインの乱の際のアイヌ惨殺や金堀罪人の処刑説などがあり定かではありません。

ジオ塾襟裳岬先端.jpg

そして、最終ポイントは襟裳岬の先端。一般の観光客は上の展望台どまりですが、ワレワレはマニアックにその下までやってきて露頭観察です。

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襟裳岬は日高山脈が太平洋に落ち込む場所と思っている方も多いと思いますが、実は違います。えりも市街と庶野、襟裳岬を結ぶ逆三角形は、「日高累層群」と呼ばれる堆積岩が主で、変成岩帯である日高山脈の南端は東は黄金道路、西はアポイ岳周辺なんですよ。

岬先端は、「歌露礫岩」と呼ばれる非常に特異な礫岩で、含まれる礫が引き伸ばされているのが特徴です。

ジオ塾襟裳岬礫岩化石.jpg

風も強くなり、露頭から後ろを振り返ると、遠く岩陰にアザラシも見えるということで、そそくさと上の「風の館」に移動。

ジオ塾襟裳岬駐車場.jpg

この日は3連休の最終日。雨とはいえさすが襟裳岬、それなりの車が停まっていました。

ジオ塾風の館入口.jpg

かんらん岩で装飾された入口を通って館内へ。ところで、このかんらん岩、幌満のものではなく日高町産のものらしく、ちょっと残念。

ジオ塾風の館からの岬.jpg

アザラシ専門家の石川さんの話では、襟裳岬のゼニガタアザラシの生息数はおよそ600頭。漁業被害も顕著となってきて、今年は初めて環境省による補殺も行われるとのこと。自然と暮らしとの共生はなかなか難しい問題です。

通常半日のジオ塾を一日に拡大して行った今回。様似やアポイ岳を知るうえでも、貴重な機会となった巡検プチ旅行でした。(タク)

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