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2025年11月26日
第4回さまに防災塾「東日本大震災の見落とされた教訓(講演会)」に行ってきました
様似町では昨年度より、災害と地域の自然のかかわりなどを通じて、楽しく自然災害や防災を学ぶ連続講座を開催しています。その今年度第4回講座として、「東日本大震災の見落とされた教訓」と題した講演会です。
11月26日(水)に町立様似図書館視聴覚ホールで開催され、50人以上の参加者がいらっしゃったと思います。
講師は、南三陸311メモリアル 顧問 髙橋 一清 氏(一社・南三陸町観光協会)でした。東日本大震災で甚大な被害を受けた南三陸町。自身も町職員として被災され、現在は南三陸町東日本大震災伝承館(南三陸311メモリアル)で対話を通じて自然災害を学び合うラーニングプログラムに取り組んでいる同館顧問の髙橋一清氏をお迎えし、大震災の教訓を伝えていただきました。
日本海溝・千島海溝型巨大地震の発生がひっ迫していると言われる様似町も含む北海道太平洋沿岸。そこに暮らす私たちはどう考えどう備えておくべきなのか、一緒に学んでみませんか?という開催趣旨でした。
私が最も印象に残ったことは「悲しい思いを想像し、自然災害が本当に恐ろしいと思わないとというところが、まず大事」ということです。
講師の高橋さんは、講演会前にアポイ岳ジオパークビジターセンターの展示をゆっくりと見ていってくださりました。
日本海溝・千島海溝型巨大地震の発生がひっ迫していると言われる様似町も含む北海道太平洋沿岸。そこに暮らす私たちはどう考えどう備えておくべきなのか。ジオパークとして、どうあるべきか。考え続けていきたいと思います。



