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2019年01月08日

第9回日本ジオパーク全国大会アポイ岳(北海道様似町)大会 3日目②!

前回、全国大会3日目①のブログにてポストジオツアー①~④コースについて書かせて頂きましたので今回は⑤~⑦コースについて書いていきたいと思います!!

 

⑤「アイヌ語・アイヌ伝説からジオを学ぶコース」

このコースは、アイヌ語地名や伝説を現地の地形など学んだり、アイヌ古式舞踊体験やアイヌ文化を体験できるコースです。ローソク岩や親子岩、観音山をまわり、アイヌ語地名や伝説を聞きながら、その由来となった地形などを間近で見て、体感していました・その後、アイヌ伝統家屋であるチセに行きました。そこでは、チセの中にある囲炉裏に火をくべたり、様似民族文化保存会のみなさまと一緒にアイヌ古式舞踊の体験も行われました!また、昼食時にはアイヌ料理が振舞われました!!

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↑観音山を見学。チャシや展望台を見学しました。

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↑様似民族文化保存会の方々がアイヌ古式舞踊を披露

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↑参加者も一緒にアイヌ古式舞踊を体験しました

 

⑥「馬産地ひだかのルーツを探る!日高優駿街道コース」

このコースは、日高地方が日本一の競走馬産地となったルーツを地形的な特徴を見ながら解き明かしていくコースです。前の5つのコースとは違い、このコースは隣町の浦河町や新ひだか町を巡るツアーでした。ジオツアーで様似町以外のコースを設定するのは初の試みでした。まずは、JRA日高育成牧場へ行き、競走馬がどのように調教されているかや蹄鉄を作る工程などを見学しました。その後、新ひだか町の真歌の丘にあるシャクシャイン像や明治42年(1909年)に建設され、皇族などが来場された貴賓舎である龍雲閣にて、アイヌの歴史や馬と日高の歴史などの解説が行われました。馬文化に初めて触れた参加者が多く、馬産地ならではのジオツアーを堪能されてました。

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↑間近で馬を見学!

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↑三石の道の駅では、そこから見える日高山脈について解説が行われました。

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↑真歌の丘では、シャクシャインやアイヌについて説明がありました!

 

⑦「どんだけ~強風体験!えりも岬とんがりロードコース」

このコースは、風極の地といわれるえりも岬で本当に日高山脈が太平洋に没しているのかを周辺の地形を見ながら考えてみるツアーです。最初にえりも郷土資料館を見学し、えりも岬周辺の自然などを学びました。続いて南東に位置する歌別川で、北海道の秋の風物詩である鮭の遡上を見ることができました。その後、えりも岬やルーラン岩礁などで、日高山脈とえりもの地形について学び、昼食はえりもの地形や自然を活かして育てられた「えりも短角牛」を生産者の話を聞きながらいただき、参加者は大満足の様子でした!!

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↑えりも町郷土資料館での様子

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↑ルーラン岩礁に着き、見学を行う頃には晴天に!

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↑雲が晴れ、とてもいい景観となりました!!

 

今回のポストジオツアー全体の満足度は「大変満足した」「やや満足した」を合わせて90%超え、大好評でした!町外ツアーという初めての試みをしたり、8日のうちに空港へ行くという詰め詰めの日程ではありましたが、多くの方の協力を得て、大成功のツアーとなりました!一方でツアーの課題等などが見えてきたので、これから行う一般の方向けツアーの質向上に繋がる良いきっかけとなりました。

 

以上長くなりましたが、全国大会についての報告ブログでした!

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