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2015年01月30日
第10回ジオ塾は、久しぶりの森さんの歴史講座でした~!
ご無沙汰しておりました。
昨日、平成26年度ふるさとジオ塾の第10回講座が行われ、久しぶりの来場者50人を突破しました~!
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この日の講座は、「様似の歴史と文化財」と題して、元様似町議で等澍院文書編纂委員でもあった森勇二さん(札幌在住)に、江戸時代のころの様似の様子や、江戸幕府によって整備された、様似会所・様似山道・等澍院について、古文書を紐解きながらくわしく説明いただきました。
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久しぶりの森さんの講演とあって、この手の講演会では30~40人がいいところなのですが、スタッフを含めると約60人の人が集まり大盛況!森さんは、古文書から調べた豊富な知識で、江戸時代の様似の様子やアイヌ語地名、東蝦夷地が2度の幕府直轄領となった歴史的背景、様似会所や様似山道、等澍院といった史跡などの文化財について、新しい知見も交えてわかりやすく説明してくださいました。
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また、この日はえりも町の中岡学芸員さんにもコメントをいただきました。というのも、森さんが話題とした様似山道は、お隣のえりも町の猿留山道とともに、現在、国の史跡指定のための手続きが進んでいることから、その辺の状況を語ってもらったのです。
中岡さん曰く、国の史跡の価値を判断する専門官が両山道を歩いて史跡指定に太鼓判を押したとのこと。本州などでは古道は市街地などに分断されてぶつ切りとなってしまっているものが多い中で、両山道はほぼすべての行程が残されていること、北方警備を裏付ける史料であることが貴重で、指定間違いなしだそうです。
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森さんの講座は、お願いしたこちらの欲張りもあって根本的に時間が足らず、かなり端折った解説とさせてしまいましたが、森さんは様似を描いたいくつもの絵図を使いながら、私たちを200年前の様似に連れて行ってくれました。
森さんからは、各地に残るアイヌ語地名や史跡なども、ささやかな看板があれば後世に残すことにつながるので、文化財の洗い出しや看板整備などに町としても取り組んでほしいとの、アドバイスもいただきました。いつも、看板づくりをしているようなジオパークですが、まだまだ足らないな~と感じたワタクシなのでした。(タク)


