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2014年08月25日
今年2度目の野外ジオ塾で、大地の成りたちと歴史文化を学ぶ
暗いトンネルを歩く集団。最近、ジオパーク効果か、単なる健康志向か、まちなかをリュック背負った人々をよく見かけますが、これは当ジオパークのガイド養成講座「ふるさとジオ塾」の野外講座の一コマ。
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このトンネルは、日高耶馬渓エリア内にある山中覆道。あまり車が通らないので、我が物顔で進みます。
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アポイ岳の山裾が太平洋に落ち込み、約6キロの断崖絶壁をつくっているのが、日高耶馬渓。プレート衝突でできた日高山脈の南端に位置します。
今年のジオ塾は、座学中心にすでに6回。年間予定の折り返しです。この日は、座学で学んだことを現場で確認。講師は、現役ガイドのミズノンさん。
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そして、岩石担当のカトちゃんです。
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この日は、国道下の砂浜にも降りてみました。
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何があるかというと、岩です。ここは、今年新たにジオサイトに加えた「平宇の屏風崖」下の砂浜。約1600万年前に浅い海の底に溜まった砂岩や礫岩の互層が見られます。
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ここは、干潮時でなければ露頭が見えなく、この日は大潮。ばっちりかと思ったら、意外にも潮があまり引いておらず、ちょっと物足りない露頭しか見られませんでしたが、現役小学校教諭のシマ田ガイドにも登場してもらい、わかりやすく説明してもらいました。
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また、この日はジオサイトではないところにも突入。アポイ岳周辺には、かつては波打ち際で平らに削られ、大地の隆起とともに陸地化した段々の丘・海岸段丘がありますが、その証拠となる段丘礫を見に、アポイのふもとのコトニ川へ。
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ちょっとわかりづらい写真で恐縮ですが、川の流れで削られ露出した地層には、基盤となるはんれい岩という岩石の上に、かつて波打ち際で流され削られた丸い礫の層が10m規模で堆積している様子が見てとれます。
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コトニ川近くの海岸の岩場には、つぼみをつけたヒダカミセバヤの姿も…。これを見ると秋の訪れを感じます。次回のジオ塾は、座学に戻って、地震と津波のメカニズムを学ぶ2時間講座。防災の観点からも、一般開放講座とします。開催日は、9月11日(木)午後7時で、近くチラシをアップしますので、ぜひご参加ください。(タク)


