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2014年02月12日
かんらん岩を切って磨くと、まるで昆布ようかん!?
ぎゅうぎゅうの幌満コミュニティーセンターの一室です。
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2月9日(日)は、ジオ実験塾2回目でした。参加者は前回の1回目の3倍の12名!
かんらん岩にトコトンこだわる講座2回目のテーマは、多彩!かんらん岩!
アポイ岳のかんらん岩は、実は4種類あるのですが、今回はこの4種類が入った標本を作ります。
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こちらは、様似町のかんらん岩の中でも特に量が少なく、めったにおめにかかれないという種類の「ダナイト」。
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選んだ石を切って磨きます。
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仕上げ磨きに、手動で磨きます。
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完成品!!TNKさん製作、かんらん岩4種類が収まった標本箱です。
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石はそれぞれ幅10cmほどです。
ちなみに、かんらん岩の名前は、粒々(鉱物)の量の違いで分けられます。上の写真の標本箱に名前をつけると、下のようになります。
| ダナイト | レルゾライト |
| ハルツバージャイト | 斜長石(しゃちょうせき)レルゾライト |
切って磨くと、違いがわかりやすくなりました。
講座の中の一コマですが、切って磨いた柱状のかんらん岩を見ていると、「まるで昆布ようかんみたいだね~」との声が。
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ここで私は、2002年レルゾライト会議が様似町で開催された時につくられたという、ある記念品を思い出しました。
それは、「かんらん岩ようかん」。
昆布ようかんは濃い緑色。かんらん岩にそっくりな色なのです。私は、当時の写真を見たことがないので、探してみます。このレポートは、また今度。
次回のジオ実験塾は、めざせ!かんらん岩鑑定士。開催日は、3月9日(日)です。(ジオ美)


