4月23日晴天。ここはアポイ岳の登り口の笹薮です。シカの食害で笹の茎だけが残っている状況です。

アポイ岳ファンクラブと酪農学園大学は、シカの食害を把握するべく、アポイ岳に生息するシカの頭数を調査しています。そこで、シカ自動撮影カメラを３つ設置してきました。これでアポイには８つのカメラが設置されました。

設置部隊は、アポイ岳ファンクラブKAICHO氏、SHINTA氏、MAT学芸員、アポイでエゾシカの食害を研究する酪農学園大学大学院生I坂さんと私でした。

植物のモニタリングで設置した方形柵の隣にカメラを設置するはずでしたが、柵が無惨な状況になっておりました。柵すべて補修してきました。

犯人は、どうやら＿ 

柵の周りにはシカ足跡が多数　　　　　　　　　　　　　　　シカフン多数

さて、木がない場所のため園芸ポール４本と金属格子カゴでカメラを設置します。最後に金属格子カゴにカメラを取り付けます。

カメラ設置完了しました。

ここの場所は、木がなく、地形が平坦で、笹が少なく、シカの生息数調査＆植物モニタリングには、とてもよいそうです。

今回のブログでは写真はでてきませんが、一日でアポイを２回（途中までですが）登ってカメラを設置してきました。お疲れ様でした。

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＜アポイ岳の開花情報＞

同じ場所のカタクリです。

8時56分（行きに通った時刻）カタクリ　　→　　11時27分（帰りに通った時刻）カタクリ開花

よく目を凝らすと「ヒメイチゲ」咲いていました。

「ショウジョウバカマ」

手より大きいサイズのクマの足跡アリ。

アポイ岳でクマの被害にあったという記録はありません。ですがクマには出会わないことが一番。（ジオ美）