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2012年12月26日
北海道の冬の魚・真鱈(マダラ)の白子で...
昨日から今日にかけて、日本海側では大雪となりましたが、皆様のところは大丈夫でしたでしょうか?北海道とはいえ、太平洋に面した我が様似町は大雪知らずなのですが、今朝は10~20cmほどの積雪。様似にとっては大雪です(日本海側の皆様、すみません)。
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さて、今年も残すところわずかです。昨年末もブログで紹介したのですが、今年も町内の事業所さんにジオパークカレンダー(北海道地図株式会社製作)を持参して、年末の挨拶回りに今日行ってきました。そして、これも昨年のブログと同様、挨拶に寄った内海水産さんでの加工場風景をご紹介。
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昨年同様、行われていたのはツブ貝の一種・毛ツブのむき作業。「あ~、去年も来たもんネ~。」とお母さん方、覚えていてくれました。
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加工場の中はけっこう冷えるのですが、みなさん慣れた手つきで次々とむいていきます。「毛ツブはさ~。えりものが一番毛深くて、西に行けばいくほど毛が薄くなるし、殻もうすくなるんだってさ~。」とは、あるお母さん。毛深いのが良いかどうかは分かりませんが、ツブの王様・真ツブもやはり様似やえりもで多く獲れ、しかも様似のものは特大とのこと。やっぱり、「アポイ」の恵みかしら…。
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毛ツブは渋みがあるので、塩もみの下ごしらえが必要とのこと。おでんの具などに使われるのだそうです。ところで、加工場では昨年なかった別のモノの梱包作業も行われていました。
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何だか分かります?そう、「タチ」です。つまり、真鱈(マダラ)の白子。今朝、揚がったそうで、新鮮なタチもこのようにして主に本州方面に出荷されるとのこと。もちろん、鮮度が命ですので、底には大量の氷も敷かれています。ビニールかけていないプリップリの写真もあるのですが、人によっては別のものを連想してしまうかもしれないので、この写真にしておきました。
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この時期は、鱈ちり鍋がおいしいですよネ。でも、タチだけならやっぱり「タチポン(上写真中央)」?ポン酢に薬味を乗せていただけば、晩酌サイコー!天ぷらなんかもイイですよネ。(タク)








