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2012年06月27日
世界各地の研究者たちのサマースクールin様似
今日、札幌から帰ってきました。札幌に出向いたのは、北海道大学が主催する「国際サマースクール」の開会式に参加するため。
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このスクールは、国際的視野を持つ人材を育成することを目的に、北海道大学で毎年行われているもので、今年は、「自然-社会のつながりと持続可能性」をテーマに、様似をフィールドに実施されることになりました。集まったのは、北大生も含む世界各国の若手研究者22名(博士課程)。…というわけで、参加する研究者に様似町を紹介すべく、木下副町長とウチのALTのアリの3人で出向いたという次第。
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翌日から(つまり今日)訪れる様似町のことを若い研究者の皆さんに事前に知ってもらおうと、まずは木下副町長が歓迎のご挨拶。となりでアリが同時英訳してくれました。このあと、私が様似やアポイ、まちの歴史、産業のことなどについてスライドを使って説明させていただきました。もちろん、イングリ…いえいえジャパニーズで。
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時差ボケの人もいたようですけど、熱心に聴いてくださいましたし、たくさんの質問もいただきました。
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そして、夜にはアイスブレイクで互いの懇親を深めました。さて、翌日(つまり今日)はいよいよ札幌から様似へGo!フィールド調査の最初は、様似で今力を入れているイチゴ栽培の現場です。
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おじゃましたのは、田代の菊地さんのハウス。秋-春栽培の「さがほのか」もいよいよ終盤でしたが、真っ赤な実がたくさんなっていました。
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訪れたメンバーは、ハウスの中の暑さにもめげず、菊地さんにエンドレスの質問をぶつける熱心さ。
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試食して、「どうして、様似のイチゴはこんなに甘いのか?」などと、答えようのない質問も出ていたり…。
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最後に菊地さんを囲んで記念撮影。
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そして一行が次に向ったのが、東邦オリビンのかんらん岩採石場。
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講師となったのは、この春で北大を退官された、アポイ岳ジオパーク学術顧問の新井田先生と、東邦オリビンの横見所長。ここでも「かんらん岩の用途は?」などといった質問がたくさん出たのですが、困ったのはその英訳。アリも鉱業に関する専門用語までは対応できないため、みんなに理解してもらうのに四苦八苦でした。やっぱり、ジオパークの英語版ガイドブックも必要か?とつい思ってしまった一コマでした。
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今年一番の暑さだった様似。おそらく同じぐらい暑いであろう明日は、アポイ登山の予定。みんなダウンしないか心配です。
明後日は特産の昆布を調査するなどして、土曜日に北大に戻る予定となっています。滞在中、この一団に遭遇したら、町民の皆さん、ぜひともウエルカムたっぷりの笑顔で接してくださいネ。(タク)













