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2012年05月20日
参加してきました、ジオパーク国際ユネスコ会議in島原②
前日に引き続き、島原会議日記です。会議中は、教育や観光、防災に関するさまざまなワークショップや事例発表がなされましたが、下の写真は、各地のジオパークで活躍していガイドさんのためのワークショップ。ジオパークの指導的立場にあるユネスコのマッキンバー氏が講師となって、ジオパークガイドに求められる条件や資質について、活発な議論が行われました。
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一方、ジオパークフェアでのアポイ岳ブースでは、終日スタッフ交代でお客さんに対応です。
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会議3日目には、島原半島ジオパークのジオサイトを見て歩くエクスカーション(巡検)も行われ、ワレワレは島原市街と普賢岳の平成噴火を体験するコースに参加。
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写真奥の平場は、平成噴火前には集落が広がっていましたが、火砕流によって壊滅し、今は噴火を体験するコースが整備されています。
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そしてここは、平成噴火の際、マスコミの人たちなどが火砕流に飲み込まれた「定点」と呼ばれている場所。亡くなった方々に黙祷をささげてから、当時の噴火の様子や土石流対策などについて解説をいただきました。
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当時、火砕流で吹き飛ばされた車両もそのまま野外展示されています。
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また、土石流で埋もれた家屋をそのまま展示している遺稿も見学。地球のエネルギーと自然科学への理解が不可欠だと、つくづく実感。もちろん、写真ではご紹介しませんでしたが、歴史や美味しいものなど、島原の文化を楽しむメニューもたくさん盛り込まれた楽しい巡検でもありました。
ところで、巡検中に気づいたのですが、こんなPR車両を発見。これでもかと、今回の会議とジオパークを宣伝する姿勢に、ウチの公用車にも…などと妄想したり…。
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また、来訪した島原では、ちょうど「ミヤマキリシマ」が盛りとなっていて、ワレワレの目を楽しませてもくれました。
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島原市街の居酒屋さんで知り合った、母の日パーティーのご家族。KOHARUちゃんは遊んでくれるALIにすぐになついてくれましたヨ。
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毎日、朝早くから夜遅く(?)までスケジュールびっしりの島原会議。世界のジオパークのパワーと島原の文化に触れたドタバタ4日間でした。KOHARUちゃんのお母さん、写真おくるからね~。(タク)











