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2011年03月26日
おこぼれ狙いのゴメとカラスたち...
昨日の朝、所用でアポイ方面に出かけると、なにやら異変が…。
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海岸線から大規模な煙がモクモクと…。「すわっ!山火事かっ?」
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いや?山火事というよりも、砂浜辺りから出ているような…。
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な~んだ、浜で焼いているんだ。
先日の大震災で押し寄せた津波のゴミが海岸線にたくさん漂着していて、地域の漁師さんや住民、漁組のみなさんが総出で浜掃除したのだそうです。「冬島の方もこの間やったんだぁ。どんどんゴミが寄せるから、ゆるくないんだわ。」
しばし、震災被害のことが話題となりましたが、「むこう(東北)のこと考えたら、なんもないっしょ。」
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さて、今日は久々に何もない土曜日で、家でのんびりしていると、様似の港に船が一隻戻ってきました。「おっ、一心丸か。どれどれ…」と、漁の成果を見物に行ってみました。
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第31一心丸は、様似唯一の沖合底引き網漁船で、主にスケトウダラ(スケソ)を獲っています。この日は、天気がよく海も穏やかなように見えましたが、沖ではかなり時化ていたらしく、早めの午前10時すぎの帰港となりました。いつもなら、夜中に出て、翌日の午後2~3時頃戻ってくるそうです。
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たしかに、量は少しさびしかったですが、この後の入札を経て、すり身用として出荷されるのだと思います。
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ところで、岸壁で船の帰りを待っているのは、漁組関係者だけでなはいのです。荷揚げのおこぼれを今か今かと上空で待っているのは、ゴメさんとカラスくんたち…。
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一心丸の帰りを、一心に待っていたのです…。失礼しました~。(タク)
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