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お知らせ

2011.01.26 地形が生んだ様似の歴史を学びました(ふるさとジオ塾⑧)

 野外での地形・地質、自然学習に始まり、地質と関連する鉱工業の座学と続いてきた、「ふるさとジオ塾」。1~2月は「様似通史」と題した座学による歴史講座(2回)です。

 その1回目の講座が1月26日(水)、様似町中央公民館で行われ、塾生を含む51名が参加しました。講師は、元様似郷土館職員の羽立豊春さんと様似自然・歴史情報センターの水野洋一さんで、様似の黎明となった1800年前後の様似の様子が紹介されました。

 歴史の浅い北海道にあって、様似は比較的早くから拓けた地域です。その理由にはさまざまな歴史的事情がありますが、もっとも大きな要因は様似の地形にありました。陸繋島であるエンルム岬に海路を主にした交易拠点ができたことが今の様似につながったのです。

 講座は、羽立さんの説明を水野さんがコーディネートする形式で進められ、様似会所や様似山道、等澍院など、二人の絶妙な間合いが塾生らを200年前の世界にひき込んでいました。

様似通史・水野洋一.jpg 様似通史・羽立豊春.jpg
コーディネーター役の水野さん 軽快な語り口の羽立さん
様似通史①様子.jpg  
歴史講座としては大盛況となりました  

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