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2017年05月29日
新人研修に行ってきました!
5/26(金)に今年から新採用になる3人と地域おこし協力隊の方4名の計7名で町内を周り様似の産業などを学ぶ新人研修に行ってきました!
今年から様似に住み始めた僕にとっては知らないことばかりでとても有意義な研修になりました!
まずは保健福祉センターきらくとソビラ荘さんにお邪魔させてもらいました(・ω・)/
普段なかなか入ることがないので福祉や介護に関するお話をたくさん聞かせてもらいました!!
次は、イチゴ農家さんのところにお邪魔して様似町の農業のことについてお話していただきました!
ここでいちごは花からできるという衝撃の事実を教えてもらいました(;゚ ロ゚ )ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!
農業について学んだあとはアイヌ文化の事について学んできました!
恥ずかしながら隣町に住んでいながらアイヌのことは全く無知でした。(/ω・\)ハズカシイ、、、
そんな僕にとってはいろんなことが初耳でした!
さあ!お次は昆布です!!
様似に住んでいるとすごい身近に感じますねヾ(´^ω^)ノ♪
しかし加工場に入るという初体験!普段入ることがない場所に入り大興奮しましたゥォー!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ ウォー!
とこのように普段入ることができない場所や聞くことがないことを聞けてほんとに有意義な時間を過ごすことが出来ました!
今回はほんの一部しか紹介することができませんでしたが他にも様似に関わる産業や観光地を一日かけて研修してきました。
この研修に関わっていただいたみなさま本当にありがとうございました!
この研修をこれからにしっかり活かしていきます!
∧∧ ┌───────┐
( _ _)< ありがとう│
(ヽノ ││ございました!
|| └───────┘ (Show)
2017年05月25日
かんらん岩がつなぐ、オーストラリアと様似町
先日(5月19日)、町立様似図書館で、在札幌オーストラリア領事館のロナルド・グリーン領事をお招きして、「オーストラリアの風土と魅力」と題したふるさとジオ塾特別講演会を開催しました。
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様似でなぜオーストラリア?というと、実は、グリーン領事のお父様がオーストラリアの地質学者で何度かアポイ岳のかんらん岩を調べに様似町に来ていたことがあり、アポイ岳ジオパーク学術顧問のニ~ダ先生とも懇意の間柄だったのです。そして、1999年にニ~ダ先生が監修して整備した、役場前のかんらん岩広場の解説文の英訳を、息子であるグリーン領事にお願いしたことが今回の講演会の発端となりました。
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英訳には、日本人である領事の奥様やお子様もご尽力いただいたということで、今回の講演会には奥様も同行いただきました。そして、せっかくの来町なので、領事ご夫妻には講演前に町長とともに、町内をご案内させていただきました。もちろん、ニ~ダ先生も同行です。
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まずは、鉄板ジオサイトのエンルム岬へ。この時期のエンルムは風が強く、この日も飛ばされてしまいそうな風でしたが、領事はアポイ岳をつくっているかんらん岩を説明している解説板にも興味を示されていました。
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今回の案内のコンセプトは「産業」。まずは、昆布卸加工業のマルエー商事さんにおじゃまして、特産品の日高昆布がどう加工出荷されているかを見ていただきました。
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橋爪社長からお話を聞いた後は、加工作業を見学です。
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領事は、異物混入に細心の注意を払いながら加工を進める仕事ぶりに、感心されていました。
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見学を終えて、会社前でマルエーの奥様と記念撮影。
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次にお邪魔したのは、シャケやタコなどの海産物を加工販売している丸富水産。加工場内はすでに作業が終了していましたが、社長からミズダコやヤナギダコの加工品を紹介しながら、前浜で捕れる魚介類を説明してもらいました。
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次に、現在、様似町が力を入れている夏秋イチゴ栽培のハウスを見学。町産業課のオーヤマ係長に説明してもらいました。田代地区に町が整備しているビニールハウスは50棟ほど。領事は、規模の大きさに感心するとともに、オーストラリアとJA美瑛にて進めている農家交流研修に触れ、様似からも農閑期にオーストラリアに研修に行ってはどうかとアドバイスされていました。
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最後にお連れしたのが、冬島の昆布漁師・附田さんのところ。マルエーさんで加工している昆布は、そもそもどのようにして採っているかを知ってもらうためです。附田さんは、漁協に特別に許可をいただいたうえで、拾い昆布漁を実践してくださいました。
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長さや年数ごとに採ったコンブを干場に置いて、コンブの生態や天日干し作業についてもレクチャー。
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また、昆布納屋では、選葉切りと呼んでいる、コンブのせん断作業も紹介。領事も附田さんに進められて、作業を体験していました。
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最後は、附田ご夫妻とともに、記念撮影。コンブ漁体験が気に入った領事は、夏の最盛期におじゃましてまた体験したいとおっしゃっていました。
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夜の講演会では、お父様に由来するご自身と様似町との縁から、オーストラリアと日本との経済関係、オーストラリアの風土などを、図や写真を使いながら流ちょうな日本語で説明されていました。講演後のフロアからの質問タイムでは、たくさんの質問に一つひとつ丁寧に答えていただきました。また、今回のフロアには、3人の浦河高校生がいて、そのうちの一人は、「アポイ岳は、オーストラリアで知られているか?」と英語で質問し、領事も英語で「残念ながら、知られていません。」と答えていました。この質問タイムは、異例の1時間にも及び、講師とフロアとの楽しい言葉のキャッチボールは、来場者にも視野が広がるひとときとなったようでした。
グリーンご夫妻、そして、領事ご夫妻を迎えてくださったみなさん、ありがとうございました。(タク)
2017年05月23日
第8回さまにウニまつり!大盛況でした!
初めまして!今回初投稿となります。新人職員のWRです。さあ、張りきっていきましょう!
5月21日(日)、第8回さまにウニまつりがエンルム海岸で開催されました。
天候にも恵まれ、朝早くからたくさんのお客様がウニを求めて来場されました。
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凄い人数ですね…( ゚Д゚)
会場ではウニのほか海産物の販売や各種出店もあり、大賑わい。
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波のように流れてくるお客さん。 すごい行列( ゚Д゚)
バーベキューコーナーも人気で焼きウニを楽しまれたお客様も。
ウニがこんがり焼けておいしそうですね^^
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様似町を食していただき、誠にありがとうございました。
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さまにウニまつりは大盛況の形で終えることが出来ました。
来年もまた頑張りますので、今回ウニを買えたお客様、買えなかったお客様。 そして、この投稿見て、さまにウニまつりにお越しになりたいお客様。
ぜひお待ちしております!
以上、新人職員WRの初投稿でした。
【 WR 】
2017年05月19日
アポイ岳の高山植物を保全するための試験調査が本格化!
皆さま、お久しぶりです!ジオローです。すでに忘れ去られていたかもしれませんが…。約1年ぶりの投稿となります(-_-;)上司からの熱いプレッシャーもあり…(苦笑)。
さて、私たちが住んでいる様似町のシンボリック「アポイ岳」には、貴重で多彩な高山植物が生育しており、その高山植物群落は、1952年に国宝「特別天然記念物」に指定されています。
今時期から7月にかけ、花のハイシーズンとあって、可憐に咲く花を一目見ようと全道そして全国各地から多くの登山客で賑わっています。今はこのような高山植物が皆さんをお出迎えしてくれますよ。
アポイダチツボスミレ
サマニユキワリ
アポイ岳に高山植物が生育する要素として、かんらん岩(超塩基性岩)の成分が大きく影響しています。まだ人間が未到達の地球内部マントルをアポイ岳ではを地上で踏みしめながら登山することができますよ。
現在、さまざまな要因によってアポイ岳の高山植物の個体数が減少し、深刻な問題となっています。そういった要因を解明しながら保全対策を検討するため、研究者や大学教授など専門家集団で組織する「アポイ環境科学委員会」が平成27年10月に設立し、調査研究しながらデータを蓄積する取り組みを始めたところです。
この事業の取り組みは平成29年度で2年目を迎え、このたびアポイ岳登山道沿い(7合目から8合目)のハイマツ伐採(枝払い)試験を実施しました。
登山者から見える箇所での調査なので、調査の意義等を知らせるサインを登山道脇に設置。
今回の試験調査には、アポイ環境科学委員会メンバーをはじめ、地元アポイ岳ファンクラブや町が協力して実施しました。ハイマツ伐採(枝払い)試験区は7つの調査区を設けて行いました。本来あるべき姿の高山草原が、ここ半世紀でハイマツなどの低木林で覆われため、ハイマツを枝払いすることで、その下に埋もれていた植物が生育するのかいう試験調査。また、合わせて伐採(枝払い)したハイマツの年輪生長調査をすることで、ハイマツの特徴を解明する調査も行いました。
今回の調査は、国定公園を規制する法律(自然公園法)の中で最も規制の厳しい特別保護地区エリアで試験調査を実施しました。これは画期的な試験調査で、この結果次第では本格的にアポイ岳の自然を保全再生する手がかりになるかもしれません。
【ジオロー】
2017年05月18日
春花・様似山道フットパスツアーが行われました②
春花・様似山道フットパスツアー2日目です。
この日は江戸幕府によって開削された古道、様似山道を歩きました。ガイドは毒舌がウリの認定ガイドSさんです!
気温は低く肌寒い中ではありましたが、約5時間の険しい道のりへ向かって出発です。
スタートをするとまず長い登り道が続いています。
しかしこの登山道沿いにはたくさんの花が咲いております。
オオエゾサクラソウは見ごろを迎え写真撮影です。
ヒトリシズカも咲いていました。
長い登り道を超えたあとは、なんと沢渡りです。ロープを使って沢を渡ります。このあたりから、こんなのフットパスじゃないよ~と言われました。よく言われます(^^ゞ
(沢渡りのサポートで写真は撮れませんでした...)
さて登り下りを繰り返すこの様似山道ですが、実は絶景ポイントがあるんです!
どん!ちょっとわかりにくいですね。
ここは日高耶馬溪と呼ばれる絶景の断崖です。真下には海があり、天気の良い日にはえりも岬を眺めることもできますよ!少し霧がかかっていましたが何とか見えました!
ということで絶景ポイントで記念写真です。合い言葉はなぜか〝がんぜ~(バフンウニのことです(^_^;)″
途中でお昼ごはんのお弁当を食べゴールへ向かいます。まだまだ登っては降りるが続くハードなコースではありましたが、最後は山を下りて昆布干し場の横を通ってようやくゴールです!
2日目も皆さんケガなく無事に終了です!こんなフットパスは初めてだよ~との声も多かったですが、花や絶景もあり楽しんで頂けたようです!
帰り道には、1日目に食べたおやきを買ってかえる方や、工藤商店のツブ飯も買ってもらえました!
参加者のみなさんありがとうございました(^_^)/~
次回のツアーは6月のアポイ岳登山です!高山植物もどんどん咲きピークに向かっていきます!皆さんどうぞアポイ岳ジオパークへ遊びにきてくださいね~(^.^)!(ミヤ)



