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2019年09月02日
アポイの火まつり(1日目)!!!
みなさん、はじめまして‼339です!
まず私事ですが、H13に役場に勤め商工観光課に配属され、H18に商工観光課を異動になってから色々廻って、
え~と(干支)1周して12年振りの商工観光課に復帰となりました。
久しぶりに戻ると、新しい取組みがたくさん増えていて、さらにブログ等のSNSでの取組も...
時代に置いていかれないように頑張っていきますので、よろしくお願いします。
さて、8月3~4日(土~日)に様似町の夏の一大イベントである【第49回アポイの火まつり】がふれあい広場で
開催されました。
天候にも恵まれ、イベント日和となり事故もなく全プログラムを無事に終了することができました。


会場内では、恒例となっている「ふわふわ」「ミニ鉄道」


ステージイベントスタートとなる幼児センター園児による「キッズよさこいソーラン」、
そして「マカホウ」によるフラダンス


札幌を拠点に活動している「SAKI」さん・「吉澤吉澤」さんのエネルギッシュなステージ

今回で最後の出演となる「T-DANCE SCHOOL」の豪快で繊細なダンス(来年も出てくれないかな!!)

点火式の後、様似町長・ALTと会場の皆さんと乾杯~~~!


「様似アコースティッククラブ」・「深井敏博」さんの雰囲気のあるライブ

1日目の最後となる間近で見る大迫力の「花火大会」
アポイの火まつり1日目はこのようにして終了いたしました。
次回の投稿では2日目について書いていきます。
2019年08月23日
東京私学中学高等学校協会主催の理科教員夏期宿泊研修
2週間前の話になりますが、東京私学中学高等学校協会主催の理科教員夏期宿泊研修inアポイ岳ジオパークについてレポートします。
例年よりも暑い日が続いていた様似ですが、熱い熱い先生方が様似町に来てくださいました。Sガイドと学術顧問N先生がご案内しました。1日めは十勝側の日高変成帯露頭、2日めは幌満と様似海岸エリアを中心に研修が行われました。地殻浅部からマントルまでを訪ね、さらにアポイ岳ジオパークの付加体、前弧海盆堆積物(蝦夷層群)と貫入岩を訪ねるフルコースです。3日めは厚真町で研修されるそうです。2日めは、私も同行しましたのでレポートします。
幌満川不動の沢の少し上流。集合写真。参加者の中には学生の時に幌満かんらん岩体合同巡検に2~3回参加され、その後教員として仕事をされている方もおり、つながりに感謝を感じました。
とてもすがすがしい青空。付加体の石灰岩露頭です。
Sガイド考案の付加体形成実験は大好評でした。
霧のエンルム岬。
かんらん岩広場。ダナイトチャネルの断面を見ることのできるみごとな八角柱標本を観察しています。
幌満かんらん岩体を代表する斜長石レルゾライト、苦鉄質岩を観察しています。
ジオラボ見学後に、外の標本を観察しました。予定通り?この時点ですでに時間オーバー気味でした。幌満の下流は霧ですが、上流は晴れでした。
幌満かんらん岩は何%溶けているのか?かんらん岩から溶けたものは残らないのか?なぜ幌満かんらん岩体は西に張り出して分布しているのか?偽礫の形成について。日高変成作用とひん岩との関係は?など様々な質問をいただきました。疑問を持ち予想することは、研究者の研究を追体験することであり、知的好奇心が満たされることであり、面白いことだと思います。質問をいただいたり、ジオパーク看板についてご意見をいただいたり、大変勉強させていただきました。今後のアポイ岳ジオパーク活動に活かしていきたいと思います。(ジオ美)
2019年08月15日
ビジターセンター夏休みイベントを開催しました!
こんにちは、サクです!!
久しぶりの投稿となってしまい、申し訳ございません。
更新頻度を高められるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。
本日は、アポイ岳ビジターセンターの夏休みイベントについて書きます。
8月10日(土)から8月12日(月)の3日間限定で、シカツノアクセサリー作りや石みがき、
キラキラ・ブレスレット作りなどの体験イベントを開催いたしました。


中でも石みがきは、岩石カッターで実際に石を切ることもでき、このために近隣の町からビジターセンター
に足を運んだ方や、石を持参して訪れた方もいらっしゃいました。


お客様のほとんどが小学生以下の子どもたちで、保護者の方が手伝いながら作成する場面も見られ、
親子で楽しんでもらうことができました。

今回の夏休みイベントに3日間で107名の方が参加されました。
昨年の倍以上の参加者数であり、アポイ岳ジオパークをより多くの方に知ってもらうことができました。
これからも、ジオ塾等の行事やイベント情報について、ホームページに掲載していきますので、
皆様のご参加をお待ちしております。
以上、サクでした!!
2019年07月31日
ジオ塾「ビーチコーミングDE海を知ろう!」が開催されました
全国的に急に暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
アポイ岳ジオパークも連日夏日で蒸し暑くなっております。
「真」夏日ではないので、相対的には涼しいのですが…
暑いものは暑いです。
閑話休題、今月上旬に開催したジオ塾のレポートです。
「ビーチコーミング」という言葉を聞いたことありますか?
ビーチはともかく、コーミングは「combing」と綴ります。
combは、櫛を意味しますが、櫛形を描くようにある一定の範囲を
くまなく回り、流れ着いたものを収集し分析する、というものです。
今回のジオ塾でも、数十平方メートルの範囲で漂着したものを集め、、
午前中昼前まででもこれだけのものが集まりました。
一番多いのは漁具です(網、ロープ、浮きなど)
それからやはり今問題になっているプラスチック製品。
そもそも漁具もプラスチック製がほとんどですね。
ほんの1日のたかだか数十mでこれだけですから、
日本の海岸線約39,000kmを考えるとぞっとしますね。
もともとビーチコーミングは、先に書いたとおり収集考察する
趣味要素をもっていたものですが、
海洋汚染、環境問題を直接肌で感じられるうえで
啓発的な側面も持ち始めている部分もあります。
アポイ岳ジオパークも太平洋の豊かな海産資源あってこそですから、
今後も折があれば色々な人に経験してもらえるといいなと思います。(クド)
2019年06月13日
令和元年度最初のアポイ岳自然セミナー①を開催!エゾシカ肉も堪能!
いつ以来の投稿となるのか記憶も途絶えるくらい久しぶりの登場となりましたジオローです。ペンネームもあっていますよね!?
さて6月6日に開催しましたアポイ岳自然セミナー&ふるさとジオ塾についてお伝えします。
アポイ岳自然セミナーとは、アポイの自然の貴重さや素晴らしさを町民に再認識してもらうため、研究者らにそれぞれのテーマに沿ってご講演していただいています。
今年度最初のセミナーに、酪農学園大学の伊吾田准教授を講師に招き、「エゾシカ管理の現状と課題」をテーマにご講演していただきました。北海道では特に積雪の少ない日高を含む太平洋側に多く生息しており、そこから全道的に分布が拡大しているようです。また日高地域は競走馬の産地で主食となる牧草がエゾシカの被害に遭っている現状です。また、アポイ岳のいては、エゾシカの食害により高山植物が減っていることや、登山道沿いにカメラを設置しエゾシカの追跡調査や個体数調査などの結果についてお話しされました。
エゾシカの夏毛と冬毛の違いについて説明。写真で手に持っているのはエゾシカの冬毛。
講演の合間には、さまにエゾシカを有効活用する会の皆さんがエゾシカ肉料理を振舞ってくれました。セミナー参加者は、どの料理も堪能していました。
エゾシカ肉の唐揚げ
エゾシカの焼肉
酪農学園大学で教材として使用している実物大の動物のぬいぐるみ。
(左)生まれたての小鹿のぬいぐるみ、(右)生まれたてのヒグマの子熊のぬいぐるみ。
参加者の皆さんは、あまりの違いに驚いていました。
今年度のアポイ岳自然セミナーは、あと2回を予定しています。アポイ岳の自然が今、どのような状況下にあるのか、さらにはどのような保全活動に取り組んでいるのか知る良い機会ですので、ぜひ興味があればご参加ください。 (ジオロー)



