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2012年10月16日
紅葉モドキと発電所と様似山道フットパス...ジオツアー第5弾②
ツアー2日目は、古道・様似山道フットパス。懸念の天気もご覧のとおりですが、予報では午後から怪しくなるとあり、油断は禁物。とりあえず、集合場所の中央公民館でオリエンテーションです。
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バスで山道東口の幌満へ移動。まずは、様似山道に所縁のある和助地蔵尊で、通行の安全をお祈りです。
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幌満橋を渡り、橋下をくぐって川沿いを100mほど遡ると東口があります。
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この東口からは30分ほど沢登りが続きます。参加者の皆さんもいきなりの登りで少々面食らっていました。でも、ここを越えれば、沢の上り下りは続くものの、それぞれの距離は大したことはありません。要はスタートをどう切るかなのですが、少しペースが速かったかもしれません。ゴメンナサイ。
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それでも、なんとか最初の沢登りをクリアすると、しばらくは平坦面を歩き、だらだらと下り坂へ。ガイドのMATさんもようやくの笑顔?
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なにせ、スタッフを含めると40名の一行。つづらの坂道を長蛇の列で下っていきます。
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そして、下りきったところは、第二関門のルランベツ沢の渡渉。備え付けのロープを頼りに斜面を下り、そしてよじ登っていきます。
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そうして、山道中最大の難所をクリアした先には、一行をこんなご褒美が待っていました。
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山道のルートから外れ、崖先まで行ったところに、こんなビューポイントがあるのです。海の向こうはお隣さんのえりも町。手前の岩は、日高耶馬渓の白眉・鵜の鳥岩です。参加者もさかんにシャッターを切っていましたヨ。
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ここで小休憩の後、再び山道ルートに戻って西進すると、ガイドのMATさんが急にストップ。実は、これも山道からそれるのですが、様似町で一番の大木と言われているミズナラを見に行こうと提案。希望者で山道を外れ、30mほど斜面を下り間近での観察を敢行。
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そして、近くの原田宿跡で昼食タイム。原田宿は明治の初めにあった山道唯一の旅籠。こんなうっそうとした山の中で暮らしていたなんて、驚きですよネ。食後は、看板前で記念撮影です。
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さて、昼からは満腹で足取りが重くなってしまったのですが、MATさんは小一時間休みなしに進みます。「MATさん、休憩しよ~。」と声を張り上げると、「お~、もうすぐそこまでだ~。」との返事。その沢を登りきった場所から、また山道を外れ崖先に行くと…。
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木立の向こうに、青々とした太平洋が…。天気予報ではこの時間から崩れてくるはずだったのですが、予想が外れ最高の天気。参加者の皆さんも思わず歓声を上げていました。
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ちょうど崖下は、アポイ岳ファンクラブのTANI会長の昆布小屋。携帯で電話して、「お~い、ここだ~」。ここまで来れば、ゴールはもうすぐ。コトニの昆布干場からは、遠くエンルム岬などの様似市街の様子が遠望できました。
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干した昆布を横目にさらに1km西進して、西口のゴールとなるのですが、ワタクシはJRの出発時間の関係でここでゴールとなるお客様を連れていったん様似駅へ。お送りした後、西口に戻って残りのご一行をお迎えし無事ゴールとなりました。
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天候が心配された今回のツアーでしたが、担当者の行いが良いのか(?)見事な晴天で終えることができました。今年度のツアーはとりあえずこれで終了となり、あとはこれまでの実施内容を精査し、来年度のツアーにつなげていきたいと考えています。でも、このまま終わるのもちょっとさびしい。なんとか、冬の企画を考えようかしら…。(タク)
2012年10月15日
紅葉モドキと発電所と様似山道フットパス...ジオツアー第5弾①
先日、ジオツアー第5弾「秘境・幌満峡の紅葉とフットパス満喫ツアー」を行いました。札幌や十勝などからの観光客や町民をあわせて、二日間で約50名の参加がありました。その模様を今日と明日のブログで、写真満載でご紹介します。
まずは、13日(土)のお昼。JR様似駅には、ぞくぞくと参加者が集結。
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バスとワゴン車に分乗して、いざ幌満峡へ。まずご案内したのは、幌満峡下流に架かる泉橋。この橋の上からは幌満峡が遠望できるのですが、この日の目的はちょっと違います。
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みんな、欄干から身を乗り出して、下を覗き込んでいます。実は、遡上しているサケを見ようというわけだったのですが、確認できたのは数尾で、ちょっと残念。
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ところで、この日の目玉は幌満峡の「紅葉」だったのですが、写真でも分かるように明らかに緑。例年にない暑さのせいか、いつもならちょうど見ごろのはずの色づきも、1週間早かった…。
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それでも、ちょっとは色づき始めた渓谷を楽しもうと、車を降りて林道を少し歩いてみました。途中、にわか雨が降ったりしましたが、ゆっくりと渓谷の景色を堪能できました。
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そして、一行が次に向かったのは、幌満峡にある二つある水力発電所のうちの一つ、幌満川第3発電所。
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この発電所は最後につくられた発電所ですが、それでも60年近い年月を刻んでいて、今でも立派に現役。
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発電所手前の橋の上からの景色もなかなかです。さて、発電所では、ここを管理する日本電工㈱日高工場の高橋課長さんにガイドをお願いしました。なにやら、レトロな配電盤が並ぶ制御室で、発電の仕組みをやさしく教えてもらいました。
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続いて、地下のタービンが回っている場所も見学。響く轟音が水のパワーを感じさせます。
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ところで、タービン室の出口付近で、温かいのかちっちゃなヘビを発見。参加したALIは「かわいい~」とひとつかみ。さすが…。
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次に一行は、バスでさらに上流へ。着いたのは、第3発電所に送水するために川をせき止めている幌満ダム。ここも高橋課長さんに案内いただきました。
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しかも、特別にお願いして、ダムを渡って向こう岸へも行かせてもらいました。
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ダムの上は、ちょっと足がすくみますが、広がる景色は迫力満点。
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対岸には、取水口の建物のほかに、これら発電施設をつくりあげた「手塚信吉」を讃える銅像や、昔、ダムを管理するために常駐した職員の住宅などがあります。半ば朽ちてしまっている家屋も、なんとなく郷愁を誘いますよネ。
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こんな感じで、幌満峡を満喫した一行は、下流の幌満市街にある幌満コミュニティセンターへ。ここには、つい先日開設した、アポイ岳地質研究所(通称:ジオラボ・アポイ岳)があり、ちょうど所長のNI~DA先生がいたので、短い時間でしたがレクチャーしてもらいました。
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旧幌満小学校の理科室を改造した、けっして広くはない研究所は、参加者が入るとこのとおり。自ら採取したかんらん岩を手に、熱くマントルの石の貴重さを語るNI~DA先生なのでした…。
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そして、この日の締めは、いつもの花蘂水産。町内唯一の海産物直売所で、様似特産の真ツブをSHIMOジョー社長に紹介してもらいました。
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しかも、社長のご厚意で、真ツブの刺身と新製品の三升漬けの試食付き!社長、ありがと~!
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そんなこんなで、予定時間を30分以上もオーバーして、ようやく様似駅に戻って来たのは、ご覧のとおりの日没直後。明日の行程を確認して、いったん解散としました。
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この時点で、翌日の天気予報は、昼から「雨」。なんとかもってほしいと祈る思いのワタクシでした。しかし、このアングルでのストロボ。目立つな~、後頭部。(タク)
2012年10月11日
今年も修学旅行生がやって来ました!
10月4日~6日にかけて兵庫県にある神戸村野工業高校の修学旅行生が昨年に引き続き様似町へ
やって来ました!
今回、日高王国で受け入れた127名のうち、45名の生徒が様似町・えりも町の各家庭に民泊し、
農業・漁業などの産業体験を行いました。
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受け入れ家庭の皆さんと初対面。生徒たちの顔はまだまだ緊張していました。
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一夜明けて各家庭のお仕事のお手伝いです。昆布干しや厩舎作業など様々な体験をしていました。
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とある家庭では…馬を連れてどこへ行くのかと思ったら
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なんと乗馬体験をしてました!「最初は怖かったけど楽しいです」と、とても喜んでいました。
乗馬体験が終わった後は、感謝の気持ちを込めてお手入れ。
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↑ ずいぶん気持ちよさそうな顔をしていますね。 「ありがとうございました!」
そして最終日。
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昨日は星がキレイだったよ!ごはんがとても美味しかった!などなど生徒たちは楽しんでくれたようでした。
(中には「神戸には帰らないでこのまま様似に住む!」という声も)
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初日は緊張していた生徒たちも最後には笑顔で帰って行きました。
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高校生活のいい思い出として残ってくれれば嬉しいです。また様似へ来てね。(izm)
2012年10月08日
雹が降る中の様似山道看板設置&純米・アポイの鼓動
秋晴れの昨日、第36回アヒルロードレースが行われました。その名のとおり、様似のアヒルたちのマラソン大会。当日は、試合のためサッカー少年団がいなく、少しさびしい人数でしたが、下は幼稚園児から上は中学生までが、1km~3kmのコースを一生懸命駆けぬけていました。
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そんな爽やかな日の前日、つまり一昨日は、実はワタクシちょっと山の中へ。
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ここはどこかというと、「オイオイの沢」。国道336号線の山中トンネル西側の本郷さん宅裏手の沢。なんでこんなところを歩いているかというと…。
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実は、冬島~幌満間の様似山道(1799年開削)中にある「原田宿跡」へ近道しようと沢登りしていたのです。今春、古くなった様似山道中の看板を新しくし、原田宿跡にも設置したのですが、強風のせいか倒れてしまっていたのを再設置しに行ったというわけ…。
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アポイ岳ファンクラブのTAKUさん、IYOさん、NOROさんにお手伝いいただいたのですが、今度は倒れないようにとモルタルしょって現場へ。しっかりと土台を作って、さらにこんなに石積みもしてきました。これなら爆弾低気圧でも大丈夫?
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ところがこの日は、朝から「ゴロゴロ」と遠くでカミナリが鳴っている不安定な天候。「まっ、昼までの作業だから、大丈夫か。」などとタカをくくってオイオイ沢に入ったのはいいのですが、1時間ほどで土砂降りに。しかも雹(ひょう)まで降る始末。4人とも、写真のとおりぐしゃぐしゃでした。
それでも、来週に控えているジオツアー第5弾前に懸案解決できて良かったです。
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ところで、突然ですが、アポイ山荘では、またまた新製品を発売しました。その名も「地球の詩 アポイの鼓動」という日本酒。様似の特別栽培米・アポイ米を使った純米酒です。これが相当イケるんです、味が…。
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酒度+2ながらも、それ以上のスッキリ感、辛口感があって、しつこいようですがかなりイケるんです。数に限りがあり、一升瓶(2,500円)は宴会用としか出ないようですが、4合瓶(1,500円)と300ml瓶(600円)はアポイ山荘の売店で販売しています。ちなみに、ラベルの写真は第1回さまに写真コンテストグランプリ作品です。あなたもぜひ、アポイの鼓動を感じてください!(タク)
2012年10月07日
ジオラボ・アポイ岳(アポイ岳地質研究所)オープンです
野外マイクセットと、その向こうには白布がかけられた何かが…。
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実は、これ、このたび、幌満コミュニティセンター(旧幌満小学校)内にオープンした、アポイ岳地質研究所(通称:ジオラボ・アポイ岳)のお披露目会の会場設定なんです。
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昨日の北海道新聞や朝日新聞でもとり上げられましたが、アポイ岳ジオパークを支援いただいている、元北海道大学大学院理学研究院准教授の新井田清信(きよあき)先生が所蔵する、岩石・鉱物標本や研究図書、顕微鏡などの研究備品を様似町でお預かりすることとなり、町が町民の学習や研究者支援の拠点として今回整備したもの。お披露目会には、アポイ岳ジオパーク推進協議会のメンバーなど約40名が集まりました。
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まず、幌満コミュニティセンター前では、坂下町長が開所のあいさつ。そして新井田先生からもお礼のご挨拶を頂戴しました。先生は、40年以上にわたって幌満かんらん岩を研究され、様似はいわば第二の故郷。今後は、アポイ岳ジオパークの学術顧問のほかに、アポイ岳地質研究所所長としても、世界ジオパークに向けた様似町の取組みにご支援いただくことになりました。
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あいさつの後は、かんらん岩(レルゾライト)でつくったジオラボ看板の除幕式。除幕者は、坂下町長・新井田所長・看板を製作寄贈した㈱南組の南会長・地元幌満の佐々木自治会長です。
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続いて、新井田所長が皆さんをジオラボ内に案内。ジオラボは旧理科室のスペースを半分に仕切って、片方は所長のデスクがあるほか、書籍、岩石標本などが陳列され、小規模なセミナーも想定した実習室。そしてもう片方は、岩石カッターや研磨機、顕微鏡などを置いた実験室からなります。
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実験室の偏光顕微鏡には、かんらん岩の薄片がセットされ、参集した皆さんは、美しいかんらん岩の模様に歓声を上げていました。
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お披露目会には、地元幌満の方々も参加。せっかくなので、岩石カッターによる切断や研磨実演も披露し、ジオの世界を垣間見ていただきました。
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ジオラボは、常時開所しているわけではありませんが、この機能と新井田先生のお力をお借りして、アポイ岳ジオパークでは石や鉱物にまつわるさまざまな町民向け学習会を開催していきたいと考えています。石を切ったり、磨いたり、楽しみながら、学んでみませんか?今後、チラシなどでご案内しますので、どうぞお気軽に参加してみてください。石の鑑定も請け負いますよ~。(タク)




































































