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2016年03月02日
アポイ岳フォーラム(2/27)に600名が来場!
ご無沙汰しております。ジオローです。
前回ブログに登場したのが、いつだったのか忘れるぐらいの久々でございます…。
先週の今頃は、インフルエンザの流行に乗り遅れることなく、布団の上でもがき苦しんでおりました。
まだまだ、インフルエンザも流行っておりますので、体調管理に気をつけてください。
私の余談もこのへんにしまして…。
去る2月27日(土)札幌市内で開催された、ユネスコ世界ジオパーク認定記念「アポイ岳フォーラム」に600名のかたが会場を訪れました。
当初の事前申込では、700名募集のところ満員の申込があり、後から申し込まれたかたにはお断りをしたしだいです。
しかし、蓋を開けてみれば600名と人数が減少したものの、会場内は多くの方で埋め尽くされました。
また、ご来場された一人ひとりに、かんらん岩をイメージしたカフェマザーのかんらん岩ケーキが配られました。
基調講演は、「超塩基性岩のスミレと野菊」と題し、植物写真家のいがりまさし氏がご講演されました。アポイ岳に咲くスミレと、他の同じような地域のスミレとの比較や、花々の魅力や美しさを話されました。
講演の後半には、ご自身のライブ演奏の一端をリコーダーを使って披露し、会場のお客さまもその音色に聞き入っていました。
その後は、セッションミーティング「アポイ岳の保全再生の可能性を探る」をテーマに、これまでアポイ岳をフィールドに調査研究されている先生方や研究者に、絶滅の危機にある町の花「ヒダカソウ」についてや、現在行なっている再生活動など、それぞれの立場でアポイ岳の調査研究の成果や、今後の方向性などについて発表しました。
セッションミーティングの登壇者5名。
今フォーラムの当初の企画段階では、400名を目標としておりましたが、予想をはるかに超す600名が来場。改めて「アポイ岳」への関心の高さを再認識しました。
このフォーラムは、アポイ岳が保全再生に向けて本格的に始動することを皆さんに認識してもらう意味合いでもありました。アポイ岳の雪が解けた頃、本科的にアポイ岳の保全再生活動を進める者として、研究者・地元・行政が一枚岩となって取り組んでいかなければ、何事も上手くいかないなあと頭を悩ませているジオローでした。 【ジオロー】