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アポイ岳ジオパーク ブログ

2014年04月15日おまたせしました。ホームページ、リニューアルです!

約3週間ぶりのご無沙汰です。本日、ようやくアポイ岳ジオパークホームページがリニューアルとなりました。先月下旬に、旧ページの差し替え作業のため、システム上ブログ更新などができない状態となり、本来では1週間程度で回復する予定でしたが、作業の遅れから本日となりました。ご愛読いただいていた皆様の中には、「おい!アポイ岳ジオパーク、どうなってんだ?」とお腹立ちの方もいらっしゃったかもしれませんが、なにとぞご容赦ください。リニューアル後は、これまでにも増して様似町の話題を発信していきますので、よろしくお願いします。

ところで、リニューアル後のホームページ、ご覧いただきましたでしょうか?見た目はあまり変わっていないかもしれませんが、ワタクシとしてはかなり力を入れて更新したつもりです。ジオパークのテーマやエリアの情報を全面改訂し、お勧めコースなども近年の実態を踏まえた整理をしました。おすすめ商品や国定公園、防災情報、PRムービー、様似に関する文献データベースなど、相当内容は充実したと自負しています。また、ついでにフェイスブックも始めましたので、こちらの方もご愛顧いただければと思います。
ブログだけの方もぜひ、一通りご覧いただければ、アポイ岳ジオパークや様似町のことがより分かるはずです。これからも、アポイ岳ジオパークをよろしくお願いします!

東冬島断崖上からの眺め.jpg

フェイスブックでも紹介しましたが、段丘調査で新たな眺望スポット見つけました。どうですか?すばらしい眺めでしょう?(タク)

2014年03月22日三笠ジオパークで一億年前へタイムスリップ?!

こんにちは、ジオローです。久々の登場となります。今週は雪の下に隠れていた土や草たちが鮮明に顔を出し、いよいよ春の陽気を感じ始めた矢先、昨日は爆弾低気圧が北海道を襲い、この様似においても強風と吹雪に見舞われましたよ(汗)。しかしながら、今日の日中には何事もなかったかのように雪も解けてしまいました。

ですが、アポイ岳はまだこのとおり(山頂付近は雲で覆われて見えませんが)、白い帽子を被ったままです。

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そろそろ本題に入りま~す。3月20日、三笠市で三笠ジオパーク推進セミナーが開催されました。このセミナーは、三笠市民を中心にジオパークのことをもっと知ってもらい、より身近に感じてもらおうというのが目的。

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また、このセミナーには、日本ジオパークネットワークの斉藤事務局長をはじめ、道内5地域のジオパーク担当者が一堂に会し、ジオパーク活動の取り組みなどについて講演・発表をいたしました。

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日本ジオパークネットワークの斉藤事務局長より、「ジオパーク活動が目指すもの」と題し講演。ジオパーク活動を取組むにあたって、しっかりと目標や計画を明確にして進めることの大切さや、地域住民の積極的な参加協力があって初めて良いジオパーク活動になるなど、広い視点でお話されました。

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次に道内各地のジオパーク活動の取り組みについて事例発表。時間の関係上、1地域12分間の発表となっていましたが…。アポイ岳ジオパークの某タク主幹は、12分どころか20分弱も延長してお話され、事務局から終了の警鐘を鳴らされる始末。案の定、終了予定時間を大きくオーバー…。それでも、アポイ岳ジオパークをしっかりとPRしてきましたよ。

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翌日は、三笠ジオパークのスペシャルジオツアーに参加。まずは三笠が誇る全国随一の豊富なアンモナイトの化石や、炭鉱として栄えたまちの歴史文化などを体感するため三笠市立博物館へ。

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まず最初にKu-Riチャンから三笠ジオパークの概要についてレクチャー。

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館内にはアンモナイトの化石がズラリ!豪華というか贅沢な感じでした。化石一つの重さは少なくとも100㌔以上あるそうです。

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これは日本一大きなアンモナイト化石!

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次に三笠の歴史を紐解くべく、石炭の歴史などについてレクチャー。この三笠は全国で3番目、北海道で初めて鉄道が敷設されたまちです。明治時代、この地域は炭鉱が栄え、その石炭を輸送するために三笠から小樽まで鉄道が敷設されたのです。そんな石炭の歴史などをわかりやすく解説してもらいました。

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次にぶどう栽培をしながらワイン醸造している山崎ワイナリーにお邪魔しました。ジオガイドでもある山崎さんがワイン醸造を始めたきっかけや、ワインに対する熱い情熱、そして仕事に対する自信や誇りが、聞いている私たちにひしひしと伝わりました。山崎さんの話に酔ったジオローは、その後ワインを購入しちゃいましたよ(笑)。

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約1億年前に生息していたアンモナイトから、現在に息づく人や産業をご案内してもらいながら、ギュッと凝縮した「1億年時間旅行」を堪能しました。

参考すべきところもありましたので、今後のジオパーク活動に活かせればと思います。

三笠ジオパークの皆さん、ありがとうございました。

 

(追伸)Niiiさん・Ku-Riチャン、4月26日ワイン待ってま~す! 【ジオロー】

2014年03月14日ちびっ子たちがウチのオフィスにやってきた...

昨日、雑然としたウチのオフィスに突然、ちびっ子軍団が乱入?イエイエ、様似小学校3年生たちが授業の一環で、役場の仕事をリサーチきたらしいのです。

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案内役の総務の4shinoさんから、「ここは商工観光課といって、アポイの火まつりやアポイ岳ジオパークのことを行っているところですよ~。」とご紹介され、我々スタッフもちょっと緊張。でも、「何か質問ある~?」と投げかけると、「今日はアポイちゃんいないの~?」とか、「カンランくんは誰がかぶっているの~?」などのオフレコ質問ばかりで、対応する課長のhoromanさんもタジタジ?

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でも、さすが商品開発の鬼。すかさず、4月にデビュー予定のアポカンぬいぐるみをPR。「このぬいぐるみ欲しい人は?」と気をもたせてから、「4月に発売になるから買ってね。」だって。なんだプレゼントじゃないのか!でも、そりゃそうですよね。代わりに皆にはジオパーク缶バッジをプレゼントして、勘弁してもらいました。

みんな役場探検どうだった?役場のおじさん、おねえさんたちはきちんと仕事していましたか?(タク)

2014年03月12日アポイ岳の植生とジオのつながりを学ぶ-ガイド勉強会-

3月9日(日)ジオ実験塾に引き続き、ガイド勉強会が行われました。

TAKU主幹が「写真で巡ろう、ジオサイト」スライドを用いて、バーチャルジオツアーを行い、ガイド内容の評価・検討を行いました。

NI~DA先生から、海岸段丘についてお話をいただきました。海岸段丘、段丘堆積物を調査する必要があるとのことでした。

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その後、北海道全域をフィールドに動植物の調査研究されている、さっぽろ自然調査館のNIWAさんを講師にお招きし、アポイ岳の植生についてお話いただきました。

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アポイ岳の植生について、私の理解をまとめたものですが、

・アポイ岳は、土壌が薄い。ササが少ない。

・日高地方で標高100m-400mに針葉樹林が広がるところは、アポイ岳以外ほとんどない。

・日高地方特有の植生(渡島半島と同じ温帯ー亜寒帯要素の植生、例えばムラサキシキブ)も混在している。

・地質が植生を与える影響: 岩場に生育するはずのミヤマビャクシンが、堆積した土壌地であるミヤコザサ群落の中にみられること。かんらん岩地に生育する植物には、岩の割れ目(節理)に生育するタイプと、礫が積み重なるガラガラした所に生育するタイプがある。

・山頂部付近のダケカンバ林の生育には、周囲よりも土壌が厚いことが関係しているのではないか。

・アポイ岳周辺の針葉樹林の分布と、かんらん岩の分布がほぼ一致している。

 

今まで私はアポイ岳の高山植物植生の話は断片的な理解だったのですが、ほか地域との比較、また植生をアポイ岳全体で広くとらえたことで、より深く理解できたと思います。(ジオ美)

2014年03月10日めざせ、かんらん岩鑑定士!-ジオ実験塾3-

昆布漁と言えば夏だけの印象が強いかもしれませんが、日高沿岸では岸に流れてくる昆布を集める「拾い昆布」は通年行われています。

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遠くにある昆布には、マッケという漁具使います↓。

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ロープを結んだマッケ を海中に投げ、昆布をひっかけながらロープで回収します。 マッケの先端は、3つの爪のように分かれています。

 

冬の海の中行われている昆布漁の厳しさと自然の恵みを学び、ジオ実験塾の会場へ向かいました。

さてジオ実験塾3回目を報告します。

前回アポイ岳のかんらん岩は4種類あるということを学び、4種類そろった標本をつくりました。

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(前回のジオ実験塾2のブログより)

しかし、どれも同じ緑色に見えてくるような…。今回は、どうやって4種類を見分けるのでしょうか?ということにせまりました。

 

鑑定道具①「ルーペ」を使って拡大してみると、濃い緑色の一色だった石に、白色のツブツブが見えてきました。これは斜長石という鉱物です。ちなみに、これが見られれば斜長石レルゾライトという種類のかんらん岩です。

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鑑定道具②「顕微鏡」を使って拡大して見ると、より違いがわかりやすくなります。

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この写真はかんらん岩を偏光顕微鏡を通して見たものです(ジオ実験塾3回目資料 引用)。ツブツブ一つ一つが鉱物です。鉱物が種類によって違う色となって見えるため、鉱物を見分けることができるのです。さきほどの斜長石は、灰色〜白色に見えています。

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かんらん岩は、カラフル。このように鉱物を鑑定することで、鉱物の量の違いで他のかんらん岩3種類も見分けることができます。

 

その後も活発に質問が出ました。その中でも印象的だったのは「アポイ岳のかんらん岩は、地下深くから上がってくるときに、とても苦労した」という話でした。

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上の写真の赤紫色の筋のところは、地下では「ざくろ石」だったのですが、別のものに変わって、さらに引き伸ばされたことがわかるのだそうです。地下70kmから、たった一日間という、短時間で上がってきたら、もしかしたらざくろ石がアポイでも見られたかもしれません。

 

この講座で今年度の実験塾は、最終回となりました。かんらん岩についてより深く知ることができた講座となりました。NI~DA先生ありがとうございました。(ジオ美)

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