平成２９年度よりアポイの自然の貴重さや素晴らしさを再認識してもらうため、研究者らにそれぞれのテーマで講演していただく「アポイ岳自然セミナー」を開催しています。今年度２回目のテーマは、「ハイマツと高山植物の生育との関係」。アポイ岳では、環境変化（地球温暖化と疑われる）により、かつては高山草原及び高山荒原だったエリアに、ハイマツ低木林などが高山植物の生育地に侵入したため、高山植物の個体数が激減しています。そのため、現在、アポイ岳登山道沿いの７合目から８合目にかけて調査区を設置し、ハイマツ伐採試験を実施しています。その試験の効果や分析結果、また今後予想される展開などについてお話ししていただきます。皆様のご来場をお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

◆日　時　　平成３０年１１月１５日（木）１９：００～２０：３０

◆場　所　　様似町中央公民館　２Ｆ小ホール　（様似町大通１丁目２１番地）

◆講　演　　「増えたハイマツを伐ることは希少種の保全につながるのか」アポイ岳高山植生の現状診断と再生手法の確立に向けて

　　　　　　　　講師　さっぽろ自然調査館　主任技師　丹羽　真一

◆申込み　　事前の申込みは不要ですので、当日会場にお越しください。

◆問合せ　　様似町商工観光課（☎０１４６－３６－２１２０）