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2019年12月03日
アポイちゃん、カンランくん、神威岳に登る
秋晴れのある日、アポイちゃんとカンランくんは、日高山脈南部の秀峰神威岳を登ることにしました。
まずは登山口にある神威山荘で記念写真。
神威岳はしばらく沢沿いを歩きます。
道らしきものがないので地図や「ケルン」と呼ばれる積み石を頼りにして歩きます。
沢沿いには、大岩がゴロゴロ。
二人も一生懸命に石を乗り越えて進みます。
「楽古岳の石よりも大きいね」
二人は不思議がりながらも驚きました。
途中、アポイ岳にあるアポイハハコの仲間であるヤマハハコがありました。
うれしくなった二人は、記念撮影です。
沢を抜けると、頂上へ向けて急な登りが始まります。
踏み跡を間違えないように、二人はがんばって登ります。
あっ!カンランくんが足をすべらせて少しだけ滑落しました。
でも、大丈夫。ケガもなく、また歩き始めました。
苦しい登りで、背中を押してくれたのは、見たことのないダイナミックな景色でした。
ようやく頂上に着きました。
まずは看板で記念撮影。
神威岳頂上からは、そばに美しいソエマツ岳の姿が見えました。
その向こうにも山々が連なっています。
「ここが日高山脈だって実感できるね」
二人は少しの間、みとれてしまいました。
「あ、十勝平野だ!楽古岳の時よりも近くに見えるよ!」
二人は大興奮です。
そしてまた、日高山脈ができたプレート衝突の現場にいることを実感し
感動を新たにしていました。
「日高山脈って面白いね」
「また、どこかに行きたいね」
と、遠くのアポイ岳を見ながら話す二人でした。
また、いつか、日高山脈に行く日もある事でしょうね。