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2019年06月13日
令和元年度最初のアポイ岳自然セミナー①を開催!エゾシカ肉も堪能!
いつ以来の投稿となるのか記憶も途絶えるくらい久しぶりの登場となりましたジオローです。ペンネームもあっていますよね!?
さて6月6日に開催しましたアポイ岳自然セミナー&ふるさとジオ塾についてお伝えします。
アポイ岳自然セミナーとは、アポイの自然の貴重さや素晴らしさを町民に再認識してもらうため、研究者らにそれぞれのテーマに沿ってご講演していただいています。
今年度最初のセミナーに、酪農学園大学の伊吾田准教授を講師に招き、「エゾシカ管理の現状と課題」をテーマにご講演していただきました。北海道では特に積雪の少ない日高を含む太平洋側に多く生息しており、そこから全道的に分布が拡大しているようです。また日高地域は競走馬の産地で主食となる牧草がエゾシカの被害に遭っている現状です。また、アポイ岳のいては、エゾシカの食害により高山植物が減っていることや、登山道沿いにカメラを設置しエゾシカの追跡調査や個体数調査などの結果についてお話しされました。
エゾシカの夏毛と冬毛の違いについて説明。写真で手に持っているのはエゾシカの冬毛。
講演の合間には、さまにエゾシカを有効活用する会の皆さんがエゾシカ肉料理を振舞ってくれました。セミナー参加者は、どの料理も堪能していました。
エゾシカ肉の唐揚げ
エゾシカの焼肉
酪農学園大学で教材として使用している実物大の動物のぬいぐるみ。
(左)生まれたての小鹿のぬいぐるみ、(右)生まれたてのヒグマの子熊のぬいぐるみ。
参加者の皆さんは、あまりの違いに驚いていました。
今年度のアポイ岳自然セミナーは、あと2回を予定しています。アポイ岳の自然が今、どのような状況下にあるのか、さらにはどのような保全活動に取り組んでいるのか知る良い機会ですので、ぜひ興味があればご参加ください。 (ジオロー)