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2018年08月02日

日本ジオパーク再認定の現地審査が行われました

去る7月15日(日)から17日(火)にかけて、日本ジオパーク再認定に係る現地審査が行われました。日本国内のユネスコ世界ジオパークは、同時に日本ジオパークネットワークにも加盟しているため、この審査も4年毎に受ける必要があります。(因みに世界審査は来年になります。)

現地審査員は、島原半島ジオパーク協議会事務局次長・大野希一さん、公立鳥取環境大学准教授・柚洞一央さん、銚子市文化財ジオパーク室主任学芸員・岩本直哉さんの3名です。

まずは、この4年間のジオパークの活動、取組についてスライド等で説明を行いました。

 

推進協議会長(町長)から挨拶及び概要説明


その後は15日夕方から16日にかけて、実際に現場を見てまわります。
16日は、第3回ジオ塾も兼ねて現地審査が行われました。

アポイ岳のガイド(説明)

エンルム岬

石灰岩露頭

ビジターセンター

審査結果は、9月下旬に出る予定ですが、
現場や17日の講評でよく問われたことは「アポイ岳ジオパークの地質的価値は何か」という点です。


ユネスコ世界ジオパークに認定されるほど、アポイ岳ジオパークは何がすごいのか、
そして、地域や訪れた人にその価値をどう知ってもらうのか。

世界に誇れる地質遺産がまずあってこそ、様似の暮らし、貴重な高山植物の植生などが今にあることをどう説明していくかが、来年の世界審査に向けての課題ともなるのかなと感じました。
(クド)

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