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2018年02月06日
ジオパーク全国研修会へ参加してきました!
こんばんは!まるです。2月1、2日に箱根ジオパークで開催された全国研修会に参加してきました。今回のテーマは「ジオパークとESDについて」ESDとは持続可能な開発のための教育活動のことで、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育として小・中学校の新学習指導要領にも明記されました。ジオパーク活動の中の「持続可能な開発」という点で共通しています。(/・ω・)/
この研修では共通しているこの活動、考え方を学んで来ました。その様子を書いていきます。
「ジオパークと持続可能な開発とは」というテーマで産業技術総合研究所の渡辺真人氏がジオパークの創設の経緯から持続可能な開発に向けてジオパークではどのようなことが必要なのかということについての講演と次に「ジオパークの教育とは」というテーマで伊豆半島ジオパークの鈴木雄介専任研究員による講演が行われました。
ジオパークの歴史や人と自然が共存するためにジオパーク活動が必要であるということそれが持続可能な開発につながっていること、ジオパーク活動でのESDを実践していく中で地形地質だけでなく地域の特徴や自然をつなげて考えることが大切であるということを学びました。
ジオサイト 幕山 柱状節理と梅の花が有名
本小松石 石材店工場見学
ジオサイト 新小松石採石場跡 番場浦海岸
採石場跡に残る横穴、戦争の歴史関係していると思われるがはっきりしたことはまだわかっていない
元真鶴町教育町 遠藤晴雄氏の寄贈による真鶴町立遠藤貝類博物館
次の日は各地域に分かれてのフィールドワークのため宿に移動してからの夜ご飯!豪華でとても美味しかったです!フィールドワークでは湯河原町、真鶴町にあるジオサイトを見学!最後に見学したジオサイトを活用したESD(持続可能な開発のための教育)についてグループで考え、まとめを発表して終了しました。
言葉にするととても難しい内容に思ってしまいましたが、ESDを行っていくことは、地域の魅力の再発見や郷土愛の育成、環境問題などについてつなげて考える、教育として実践していくことがESDにつながるということを学びました。
終わりや明確な答えというものがないESDについてアポイ岳ジオパークでも活用し、これからの様似町の教育や発展に寄与することが出来たらなと思いました。
難解な文章になってしまいましたが、今回の研修会ではジオパークの歴史や教育活動についてなど学ぶことが出来て、初めて違う地域のジオパークみなさんと交流もでき、有意義な研修会でした!!(*^-^*)
以上まるでした。(まる)